読書日和

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箱根駅伝

2008-01-24 20:33:51 | スポーツ
今、三浦しをん先生の「風が強く吹いている」という本を読んでいます。
箱根駅伝を題材にした小説です。
500ページを超える長編なので、読むのには時間がかかりますが、かなり面白いです
今週末にレビューを書きたいと思います。
今は270ページくらいまで読んでいるので、残り230ページです。
ストーリーも佳境を迎えつつあるので、先の展開をすごく楽しみにしています

「風が強く吹いている」を読んで、テレビで見る箱根駅伝では見られない、選手たちの努力や葛藤、箱根への熱い想いを知りました。
この本では予選会の戦いも書かれています。
予選会の様子は知らない人が多いのではと思います。
私も、予選会がどこで行われているのか、この本を読んで初めて知りました。
東京都立川市で行われているようです。
陸上自衛隊立川駐屯地~立川市街地~国営昭和記念公園というルートを通って、箱根への切符を争います。
普段は見ることのない予選会の戦いが、とてもドラマチックに感じました。
シード権のない大学にとって、予選会で上位に入らなければ箱根への道が閉ざされてしまいますからね。。。
予選会では9位以内に入らないといけません。
その中でさらに、7位~9位については、予選会の成績だけでなく、ほかの大会での成績も加味するというルールがあるらしいです。
つまり7位~9位だと、予選会では振るわなかった大学に、ほかの大会での成績により、せっかく手にしかけた箱根の切符を取られてしまうことがあるのです。
そういうルールがあるのも今回初めて知りました。
箱根への道は想像以上に険しいようです。
しをん先生の本で、箱根駅伝の隠れたドラマを知ったのでした