読書日和

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「働きマン4 」

2008-01-03 17:00:11 | マンガ
2008年最初のマンガご紹介です♪
今回読んだのは「働きマン4」(著:安野モヨコ)です。

このマンガは一話ごとに「~マン」というタイトルが付いています。
今回は以下の六話が収録されています。

お休みマン
お便りマン
占いマン
ボケマン
木瓜(ぼけ)に水やるマン
父マン

この中で「お休みマン」が特に色々と考えさせられたので、その話に触れてみます。
主人公の松方弘子は今回、大学時代の友人がハワイで結婚式をすることになり、それに招待されました。
休暇を取ってハワイに行き、久々に友人たちと再会した弘子。
友人たちも既に結婚していて、独身なのは弘子ともう一人の友人だけでした。
話題がそのことになったとき、友人たちから「ホント、独身は気楽でいい」と言われ、弘子が激怒。
「独身だったら自分のことだけやってればいいって…どういう意味よ。あたし達だって仕事でいろいろあるけど主婦が気楽だなんて言ってないでしょ?」と反論し、場は気まずいムードに。
その後、無事に仲直りできたのですが、結婚式のときに友人たちが見せた、新婦さんへの「主婦の気遣い」を見て、弘子はあることを実感します。
それは仕事以外における、日常生活での自分の未熟さのようなものです。
たしかにそういうところは、主婦のほうが気が利くのだと思います。
そして人生経験も豊富なので、精神的にも大人だと思います。
でもちょっと気になったのは、「ホント、独身は気楽でいい」という台詞です。
私も独身なのですが、気楽と思ったことってないんですよね。。。
たしかに仕事して給料もらって、それを自由に使えるのは良いかもしれません。
でも何か買うにしても、一人で買ってもあまり充実感がないです。
相談する相手がいると、「これがいい」「でもこっちは」みたいな感じで会話が弾んで、それだけで充実感があるんですよね。
そういうのって良いなと思います(^-^)
反対に既婚だと、お金を自由に使えない問題があります。
子供の教育費用とか、家のローンとか、いろいろなことがありますからね。
でも、心の温まる毎日を過ごせるのが良いなと思います☆
家に帰ったとき、待っていてくれる人がいるのって幸せなことですね♪

そんなわけで、今回読んだ「働きマン4」では、独身と既婚それぞれの想いというものを見て、色々と考えさせられたのでした。
本人が充実していると思えれば、それが最良の人生なのだと思います。
私ももっと人生を充実させるべく、2008年を進んでいきたいです。