過去二度ほどご紹介した広島にある天ぷらのお店「江戸前天冨良 津久根島」。
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今回は「丸十(まるじゅう)」という天ぷらを食べに行きました。
丸十とは「さつまいもの天ぷら」のことです。
日本料理の献立ではさつまいもを「丸十」と書くことがあり、これはさつまいもがまず薩摩(鹿児島)にやってきて、薩摩藩島津氏の家紋が丸に十字であることに由来しているとのことです。
なぜ丸十なのかネットで調べてみたらこのようにあり納得しました。
丸十はいもに厚みがあるため、揚げるのに30分くらいかかる大変な天ぷらです。
なので他の天ぷらを食べながら丸十が揚がるのを待ちました。
そして出てきたのが写真の丸十です。
食べてみると、外は超カリカリでした。
お店の人によると「皮ごと揚げているためそのカリカリさが出る」とのことでした。
そして中はしっとりとしていて柔らかく、甘いです
時間をかけて揚げたことによってさつまいもの甘さが最大限引き出されているように思います。
砂糖を使っているわけではないのですっきりとした甘さなのも良いです。
カリカリとしっとりが両方楽しめる、「蒸かしいも」とも「焼きいも」とも違うさつまいもの新たな美味しさでした。
まさかここまで美味しいとは想像以上で衝撃を受けました。
思わずお店の人に「すごく美味しいです。頼んで良かったです」と言ったほどでした。
また機会があれば食べてみたいと思います
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