
今日は家から離れた児童館での絵画教室、
朝起きてからすぐに出発しました。
途中の川北町という場所に親友宅があるのですが
そこはイチジクの名産地。いつものぞく地元の
野菜売り場には、たくさんのイチジクが並んでいました。
イチジクの木は、子どもの頃よく親しんだ木です。
コシがある枝は、子どもが乗って揺らして遊んでも
びくともしない木でした。おまけにこの季節には実をつけて
子どもたちのおやつにもなりました。
葉っぱはイチジク独特の甘い香りのする葉で
ちぎるとベタベタした白い液が出て来ました。
いつの間にか時が流れ、子どもたちが遊ぶ
空き地もイチジクの木も姿を消し、
果物屋さんでイチジクが売られるようになりました。
イチジクに値段がついているのを見ると
いつも懐かしくて寂しいような気持ちになります。
今日は午後からの自宅での子ども絵画教室。
絵のテーマにイチジクを選び、ひと山買ってきましたが、
今の子どもたちに聞いてみると
イチジクは親しい果物ではないようでした。
私はこのイチジクで季節のジャムを作ろうと思っています。