真ん中の石のそばにライチョウ♀。
お仲間に声をかけて立山に行ってきました。
夏に一度は行きたい場所で、
今年は白山も登ったので満足満足!
地味な羽色も見ているととてもきれいでした。
高山植物の実をくわえているライチョウ。
(おそらくライチョウが好物のガンコウランの実)
曇空がライチョウ日和。その通りとなったラッキーな日で、
まだ高山植物も美しく咲いていて、とても楽しめた立山でした。
少し前に読んだ本ですが、
繰り返し読みたいと思っています。
最近はライチョウのエサである高山植物を
増えすぎたシカが食べ尽くしてしまったり、
ハシブトガラスやキツネが高山まで入り込み、
卵やヒナ、ライチョウを襲い、
また、温暖化でハイマツが消えているとか・・
ライチョウの未来はとてもきびしいようです。
他国に生息しているライチョウの仲間は、
狩猟鳥になっているので、遠くにいても
人を恐れて逃げてしまうらしいです。
日本には山岳信仰があり、
ライチョウは神の鳥として崇められてきたので
日本のライチョウは人を恐れません。
それがとても特別なことなのだと、ライチョウを研究されている
中村浩志先生は書いています。なので、海外のライチョウ研究者たちは
人を恐れない日本のライチョウに大感激するそうです。
白山にライチョウを放す計画もあるようですが、
かつて白山のライチョウが絶滅してしまった原因が
まだよく分かっていないので放鳥計画は止まったままのようです。
そんなライチョウにとても会いたくなって、行ってきたのでした。