Catnap Room of にゃんこ

心にうつりゆくよしなしごとを、そこはかとなく書きつけてます♪

龍馬が駆け抜けた京へ!

2009-11-19 07:52:14 | お祭り・イベント

坂本龍馬慰霊祭・提灯行列は、今年で第16回を数えるそうであるが、私は初めて参加させていただくこととなる。 

 

提灯行列の受付スタートは三条河原で 15:30 から。  

しかし東京発 6:50 の新幹線に乗っている私は、もちろん 10:00 前には京都へ到着している。 

せっかくの京都、貪欲に歩こうじゃないかということで、京都イベントの幕開けは霊山護国神社からだ。

 

ここには坂本龍馬の墓をはじめ、維新史を駆け抜けた志士たちの墓が数多くある。  

慰霊提灯行列の前に墓参を済ませたく、13時に待ち合わせ。  

しかもそのまた一部の友人たちとはその2時間前、11時に待ち合わせてティータイムの予定だ。 

何しろ宿も足もバラバラなので、離合集散の楽しい(あははは) 旅程。 ←結構気に入っている (笑)

 

  

 

京都に到着し、烏丸御池のホテルに荷物を預けて地下鉄東西線で東山へ。 

ここから知恩院や青蓮院を左手に、色付きはじめた紅葉を眺めつつ円山公園へ向かう。 

公園内の長楽館にて、トロさん、真琴さん、桂はんと合流し、しばし休憩。

マロンのミルフィーユを味わいつつ見上げた空は、雨雲が風に流されて姿を消し、青空がどんどん広がっていた。

 

 

 

その後、来るたびに息切れする (笑) 維新の道をのぼり、フミヲさんと合流。

石段を更に上って坂本龍馬・中岡慎太郎の墓へ。 

・・・といっても桂小五郎の墓はもっともっと高いところにあるんですよ。 

すんません、かつてたった1度だけしか訪問しておりません、ごめんなさい、桂先生ー。

・・・・というわけで、二人の墓より見下ろす京の街。

 

 

 

さて、これからがいよいよメインイベント。

14時からのホテルチェックイン時間に合わせて、東山から烏丸御池のホテルへ戻り、提灯行列に参加するために用意してきた着物を着付ける。 その後16時には三条河原に到着していたいので、もろもろの道程を考えると、着付けにかけられる時間は約30分。 

・・・・まさに付け帯バンザイだな (なんのこっちゃ/笑)

 

テキトーに着付けて三条河原に着いたら・・・違枡桔梗紋をつけた龍馬がたくさんいる!!(笑)

関東や大阪から駆けつけた、見知った方々との再会を喜んだり、ご挨拶を交わしたりしてから、受付へ。 

手渡されたのは・・・うわっ、本物の提灯だ。 

蝋燭とライターがあるってことは、マジで火ぃつけるンすか? 

よく時代劇で見かける、斬られて落とした提灯が燃え上がるシーンが脳裏を掠めた(爆)

 

何しろここは京都だ。 

ほんの150年前まで騒乱の巷であったここ京都で、龍馬の慰霊祭に参加できるなんてなんだかワクワクする。 

16:30 集合写真撮影後、いよいよ提灯行列の開始だ。 

違枡桔梗紋の紋付袴姿の竜馬さんたち (笑) や、翻る海援隊の旗に混じって、やけに目立つ誠の赤い旗と、浅葱色のだんだら羽織がなんだか楽しい。

 

三条河原から龍馬通りを西へ150mで、龍馬の京都における寓居・酢屋。 

ここには祭壇が設けられており、伏見の酒が振舞われる。 もちろん美味しくいただきました・・・・二人分(爆)

行列は河原町通りを南へ折れて500m。 

途中、道路の反対側には、坂本龍馬と中岡慎太郎が殉難した近江屋跡がある。 行列はここで一旦立ち止まり、黙祷。 

その後、四条通りを東へ700mで赤い鳥居の八坂神社。 

行列はこの鳥居をくぐり、本堂前でご祈祷を受けたのち、円山公園に建つ龍馬と中岡の銅像前へ。 

ここで記念写真撮影ののち、高台寺にて解散。 

・・・といっても写真を撮ったり、いろいろな方とお話をしていたりで、なかなか解散という雰囲気にはならないのだが。

夕闇に瞬く提灯の優しい光が感動的で、この京都で龍馬の提灯行列に参加できたことが本当に嬉しく、そして誇らしく思えた私である。

 

 

この後は、当初私の心を揺さぶった池田屋跡で営業されている池田屋にて(ややこしいなー/笑) 宴会だー。 

またまたホテルへ帰り、着付けを手直ししてから再度、三条小橋脇・池田屋へと向かう。 

どこかから祇園囃子の音が・・・・・聞こえるわけはない(爆)

 

池田屋。 

元治元年6月、長州や土佐の志士たちが会合をしている旅籠・池田屋に、京都守護職お預かりの新選組が討ち入った場所。 

事件後も池田屋旅館として営業をしていたらしいが、昭和から平成にかけてのこの場所はテナントも長続きせず、ここ2年ほどは空室状態が続いていた。 

その場所に 「池田屋」 と名を冠した店が出現。 蒲田行進曲を思わせるながーーーい階段も再現されている(笑)

そんなこんなで期待は大きかったわけだが、当然のごとくここは普通の居酒屋であった(大笑) 

でもパチンコ屋さんに比べればずーーーっとイメージは近いかと思いますので、末永く営業しておくれよーー♪ 

 

宴会は各地からこの地に集合した龍馬好き・新選組好き・幕末好きの面々、総勢20名弱。 

もちろん初めましての方々もたくさんいらっしゃるのだが、そこはそれ同好の士ってやつでして(笑)  

これぞ龍馬の信じる (?) 「love andpeace」 (あははは) のご縁ってやつでしょうか。 

非常に楽しい2時間があっという間に経過。 

嬉しく飲んで楽しく語り、はじけて壊れた宴会だった~ (爆笑)

 

そしてまだまだイベントは続く・・・・

コメント (6)
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