11月16日の月曜日。 いよいよ京都滞在も最終日となったこの日は、通勤通学の波に乗って、7:30にホテルを出発。
「ああ、今頃みんな働いているんだろうなー」 とニタニタしつつ(鬼っ!) 東西線二条駅から嵯峨野線に乗り換え、JR嵐山嵯峨駅へ向かう。
京都最終日は紅葉のトロッコ列車と保津川くだり。
ここ嵐山嵯峨駅は、トロッコ嵯峨駅に隣接しており、ここがトロッコ列車の出発点となる。
水に映る紅葉を愛でながらのトロッコ乗車、そして保津川急流くだりは実現するのかっ?!
この時期のトロッコ列車は指定がとりにくいという。
が、私は当日券でしか乗ることができない 「リッチ号」(屋根はあるものの、側板や床まで素通しの車両。 雨が降ってもどうにもならないので、当日売りしかない。 これがなぜ 「リッチ」 なのかはさておいて) 希望なので、そもそも予約するつもりなどサラサラない。
しかし紅葉が美しくなるこの時期のことだ、人気があることに違いはないので、できるだけ早くトロッコ嵯峨駅に到着するつもりで、この日も早起きだ。 (遊びとなるとなぜこうも毎日早起きができるのか・・・・笑)
到着したのは8:00頃。
結構並んではいたものの、なんとか8:50発の指定席GET。
もちろん希望通りのオープンカー (笑)
この嵯峨野観光鉄道は1989年、山陰本線の電化・複線化に伴って経路が変更された山陰本線・嵯峨~馬堀間の旧線をつかった観光鉄道である。
最初こそもの珍しさから繁盛するであろうと言われていたものの、その後はあちこちに存在する第三セクターと同じ運命をたどるのではないかという大方の予想を覆し、保津川くだりとの周遊タイアップに加え、観光地嵐山に近いこともあって、現在も尚乗客数を伸ばす快走路線である。
実はここのトロッコ列車、以前乗ってはいるものの、そのときは「リッチ号」 じゃなかったため、なんだか普通の電車のイメージが強く。 今回も 「リッチ号」 の指定が取れなければそのまま帰ろうと思っているぐらいの気合の入れようだった(笑)
ちなみに、保津川くだりは初めてなので、トロッコ列車とセットでチケットGET♪
保津川の流れを縫うようにして走る列車はわずか25分といえども見ごたえ抜群です。
景色のいい保津川橋梁を過ぎると、左右の景色が逆転。 左に沿っていた保津川の流れが、こんどは右の眼下へと移動する。
景色は360度パノラマの最高な 「リッチ号」 ですが、寒い時期には厚着した方がよさそうだね。 なにしろ横だけじゃなく、下からも吹きっさらしなんだから(爆)
終点トロッコ亀岡駅から連絡バス約10分で、保津川くだりの船つき場。
ここからは嵐山へ向かって16キロ、約1時間半の船旅です。
船頭さんは前に2人、後ろに1人。
私は一番後ろの席を指定されたのでなんの疑問もなく乗り込みましたが、ここ、しぶきよけのシートが足りませんっ!
でも、真後ろにいる船頭さんは、TDLのジャングルクルーズのお兄さんよりナイスな語りで、終始笑わせてくれましたので、多少の水しぶきは許すことにいたします。
紅葉には1週間ほど早かったようですが、どうしてどうして素晴らしい景観でした。
2日前に降った雨のおかげで水かさも増えており、いいカンジのスリルも味わえましたしね。
急流を下り終え、嵐山が近づくと物売りの船 (船屋台)が近づいてきますよ (笑)
お団子とか甘酒を買って、冷えた身体を温めることもできます。
・・・・上手いなぁ、この商売 (爆)
到着後、激混みの嵐山はスルーし、嵐電で四条大宮へ。
そして・・・・トコトコ歩いて壬生界隈へ。
ここが2泊3日の最終地点になります。
壬生寺にお参りし、もちろん壬生塚にもお参り。
前日、友人2人がここを訪れたときは、三橋美智也の歌う「ああ、新選組」 歌碑が故障していて、その歌を聴くことができなかった・・・と聞いていたのだが、本日は修理完了しておりました。 (笑)
龍馬さんの墓参で始まり、新選組の墓参で終了。
毎日毛色の変わったイベント続きの3日間がこれにて幕となります~
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ああ。 楽しかったなぁ・・・・・と語る現在は既に日常に埋没中 orz