里山の野草と花木 宮城県北トレッキング

宮城県北部の山野を歩き回り、季節ごとの草花や果実を撮影し、その特徴や自生地の環境等について記録する。

ウスベニツメクサ 初見

2017-03-07 | 日記
町のスポーツ施設が集まる一画を散歩していると、道路脇に見慣れない小さな花が 群れ咲いています。しゃがみ込んで観察すると、庭や道端でよく見るツメクサに草姿が そっくりです。花色はツメクサの白に対して淡紅色で、群生していれば目立つ存在です。 花の直径が6~7mmと小さいので、園芸種ではない外来種と推測されます。 ツメクサが属するナデシコ科の外来種で、花色が淡紅色、これらをキーワードに ネット検索を掛 . . . 本文を読む

クララ 土手に自生

2017-03-07 | 日記
我家から数百メートル南側を流れる小河川を、1kmほど下った土手にクララが群生 していて、今年は花を見ることができました。 花の時期に前後して、土手の刈り払いがあるので、花を見られない年もあります。 花は咲いていたものの、毎年刈り払われるため、上に伸びるのを恐れるかのように 低く横に広がっていて、花付きも良くはありません。                              二枚とも2 . . . 本文を読む

タチアオイ 夏の風物詩

2017-03-07 | 日記
登米市米山町桜岡地区の、県道沿いで見かけたタチアオイの花です。 タチアオイの花には赤色、紫色、淡紅色、白色、黄色、複色とたくさんありますが、 私は紅紫色の花が最も好きです。強い色ですし、色気もありますからね。 ここは背後が高生垣の緑ですから、補色の関係で紅紫色の花が際立って見えます。 そして、何よりも梅雨の晴間の陽射しですね。 強い陽射しを受けて、大きな花からオーラが放射されているかのようです。 . . . 本文を読む

アラゲハンゴンソウ 北米原産

2017-03-07 | 日記
この花も、米山町桜岡の道路近くに咲いていたものです。 園芸種として、公園や道路沿いの花壇に植えられることの多い、アラゲハンゴンソウ は北米原産の帰化植物ですが、花壇から逸出して、空地や耕作放棄地で咲いて いるのを時々見かけます。宮城県では群落をなして在来種を駆逐するほどの勢い は無いようですが、北海道では自然公園内や牧草地で、大群落を形成することも あるようです。ただ、株は数年で活力を失い、群落も . . . 本文を読む

ミツバウツギの実

2017-03-07 | 日記
梅雨時に林道沿いとか林縁を歩くと、ミツバウツギの実がたくさん生っています。 この形が滑稽で、折紙の「やっこ」のハカマを思い出し、一人で笑っています。 余談ですが、やっこ(奴)とは武士に仕えた中間とか小者と呼ばれた人たちですから、 決してハカマ(袴)など穿かなかったはずですけどねぇ・・ 撮影地は一関市藤沢町黄海地区。                              二枚とも2016 . . . 本文を読む