Sofia and Freya @goo

イギリス映画&ドラマ、英語と異文化(国際結婚の家族の話)、昔いたファッション業界のことなど雑多なほぼ日記

オックスフォード旅2020⑦署とチェス会場

2020-03-27 21:54:00 | モース&ショーン・エヴァンズ
キーブル・コレッジ滞在中に主にオックスフォード北部(と言ってもまだまだ中心地なんですよ)を歩きました。



1が出発地のキーブル、

2のセント・クロス・ビルディングは警察署です。



私が行った日も小雨で怪しげな空でしたが、ドラマ中の暗さも負けてませんね。スクショはENDEAVOUR0702から。



階段の途中にカフェもありますので一休みにもピッタリですが、生憎と私はキーブルの食堂でフル・イングリッシュ・ブレックファストを食べてきたばかりなので1ミリももう入りませんでした。



さらに東に行くと

3 セント・キャサリンズ・コレッジ

この写真は下のコレッジに乗り付けたモースの車中からの景色を反対側(コレッジの中)から撮ったもの。



3月初旬には冬景色でも夏には緑になるのですね。ENDEAVOUR0401から。



中はかなり広大なモダンな建物ですが、ここがメインの中庭だと思いました。



ENDEAVOUR0401の巨大チェスはここで。

季節の違いで緑だったところが私が行った時は全て枯れ枝!(涙)



セント・キャサリンズ・コレッジは、14世紀のオリオルよりも、19世紀のキーブルよりもさらに新しくて20世紀の近代建築なので、敷地に塀もなく、誰でもポーターも通らずにこの中庭まで来れます。





このコンピューター相手のチェス会場として登場した時には、あまりにもコレッジの印象がなかったので、オックスフォードでも何かコレッジではない施設なのだと思い込んでおりました。



真相は常に奇なり。



オックスフォード旅2020⑥ユニオン図書館

2020-03-26 18:47:00 | モース&ショーン・エヴァンズ
私が今回行く直前にイギリスで放送された「ENDEAVOUR」シリーズ7のロケ地「オックスフォード・ユニオン図書館」はどうも一般にも入れるっぽい!と思って行ってみました。



しかし地図では入り口がわからずちょっと苦労しました。がやっと!



でも日曜日はお休み。スケジュールを記録して出直す。



未練がましく塀越しに覗いてみました。



そして月曜日に晴れて入れました。

こちらのスクショはENDEAVOUR0701からドロシアさんが図書館に入るところ。



中に入ってすぐ右側を見たところ



モースもここに



このドアがドラマでフェミニスト集会をしていた部屋でした。ドアが閉まっていて誰もいなかったので最初気づきませんでした。



ドアから中を見た角度



撮影には椅子が置かれてだいぶ違う雰囲気に





上の写真の右側



奥に入って入り口側を見たショット。



この写真のドアの左に暗く見えるところに立つモースとドロシアさん。




ここがちょっと有名な図書館らしいことは公式ホームページでわかっていました。

図書館全体はラファエル前派のデザインですが、1857年から1859年までの若いアーティストのグループ(有名なダンテ・ガブリエル・ロセッティ、エドワード・バーン・ジョーンズが含まれる)によって作成された壁画が最も有名です。」

以上は日本語サイトBiblio Hackからの引用ですがそれは私も知っていました。

しかし私が今知ったのがこれ

「また、ウィリアム・モリスが1875年に最後の天井の修正デザインも担当しました。これらの壁画は、アーサー王物語などが描かれており、観光客や学生から広く称賛されています。」


アーサー王の壁画なの?!絵?!じゃあマーリンとかもいたりして、見たかった!

実はこの有名な壁画のある図書館は有料の区域で、ENDEAVOURロケ地でもなかったので入らなかったのです。

ドラマロケとはまた別の価値があったことに今頃気づくなんて・・・

これはまたいつか次回行ける時の目標ができてしまいました。

コロナの影響で私も夫も仕事がなくなることがわかった今は、それがいつになるのかは全然見当もつきませんが、元気で生きてたらいつか。









オックスフォード旅2020⑤キーブル・コレッジ

2020-03-25 21:45:00 | モース&ショーン・エヴァンズ
今年のイギリス旅では、オックスフォードに2回行くという執拗さを発揮してしまいました。

そこで2か所違うコレッジを予約し、3/1-3/2はオリオル・コレッジ泊で町の中心と南部を歩き、3/4-3/5は中心からほんの少し北にあるキーブル・コレッジがとれたので北を歩く、というように計画しました。私のイギリス旅の唯一の計画がこのオックスフォード南北作戦です。

車だとバイベリーを出てあっという間にオックスフォード北部の空港が見え、あっという間にキーブル着。ポーターのお向かいの自然史博物館の駐車場(たぶん契約車オンリーよね)で降ろしてもらってスーパースムーズなチェックインができました。本当に友人のおかげでこんな過密スケジュールがこなせました。



外からは巨大な敷地に見えるキーブルも、地図で中身が見えるとそれほどの大きさには感じないのが不思議です。



門をくぐって左にポーターの部屋があり、窓にはグッズがディスプレイされているのも開放的でおもてなしの心を感じます。オリオルの壊れたブザーと大違い(笑)。

このTシャツは、有名な「ジョイ・ディヴィジョン」の「 アンノウン・プレジャーズ」ジャケ柄に見えて実は恐竜くん、というのがキーブル・コレッジのおおらかなキャラを表している、と今思えます。



ここまでは誰でも入れます。このアーチの下に柵がありその柵のゲートは鍵所有者だけが出入りできます。

ポーターは左のドアの中にありそのドア押してもビクともしないのでガラス越しにポーターさんにアイコンタクト送ったらドアノブを回す手振りで答えてくれました。

チェックインして、今度こそ泊まる部屋も食事もこの塀の中だとわかってホッ。



14世紀中世設立の古いオリオルに比べると、19世紀ヴィクトリア時代にできたキーブルは新しいレンガ造りが特徴で、モースに出てきてもすぐにここだとわかりやすいです。



私のお部屋のドア。



振り返ると似たようなドアが続く。ジーザスやオリオルのアネックス=近年に寮となった外部の寮はドアも廊下も小さかったけど、塀の中は空間にゆとりがある造りです。



ドアを入ったところ。内装は20世紀ですね(笑)。



机と本棚はやはり充実!



ドリンク類がオーガニックブランドのクリッパーで統一されていて、思わず使用しなかったのはカバンに詰めていただいてきました。



この窓は、映画とかで不真面目な学生が庭から部屋に直接入ってきちゃう、あの窓!私の部屋は端なので中庭も端っこの方が見えます。



高い天井までいっぱいに収納を有効利用してるのはいいんですが、私のこのコートは足首まである長いやつなのにこんな上に・・・レールは床上2mあたり。身長185mの人に使い勝手の標準が。



でもって1階なのにトイレにも例の窓!シャワーはガラスの仕切りというのに。



それでこのようにガラス戸の手前に木の扉も完備です。上半分にもついてます!



さすが1階は窓から通行人見えるので、外から私のトイレはどのように見えるのかちょっと気になったので夜外から見てみたらこんな感じでした。



見上げると映画のような風景。



日が暮れてからだと建物内部が見えて、内部潜入した甲斐がある・・・としみじみ。



この斬新な建物は、私が泊まった建物のさらに1番奥の校舎で丸い部分はバー。夜通った時はライティングがモダンでかっこよかったのに写真を撮らなかった自分が憎いです。



朝食をとった食堂も学生さんが結構出入りしていたので写真を撮れず、今思うと待機して人がいなくなるタイミングを狙えば撮れたかも・・・と少し後悔しています。この旅でだいぶさりげなく写真を撮る技を体得してきた、と思いましたがまだまだ!

朝食で、別の日本人旅行者さんに会えて話をすることができました。彼女が泊まっていた部屋は最後の写真のモダンな建物にあり、ふた部屋で1つのバスルームをシェアする1番宿泊料が安い部屋にしたそうです。私の部屋は専用バスルーム付きで20ポンドくらいそこより値段が高かったんですが、彼女は日本で旅行代理店の添乗員として勤務する方で、コロナによりツアーがなくなったので長期休暇がとれ3週間くらい旅行中とのことでした。そんなに長い間宿を渡り歩くのだったら少しでも値段は抑えたいですよね。しかも旅慣れていてバックパッカーの宿にも慣れてるとのことで、さすが添乗員さん。

キーブルはポーターさんがいなくても(夜は11時まで)上の写真の入り口フェンスは鍵さえ持っていれば自由に出入りできました。と言っても昼食をガッツリ食べているから夜は外食する気もなく、町中のM&S(スーパーでもテスコやセンツベリーよりクオリティが少し上)でサラダなど買って、ついでにお土産のチョコレートや塩までくまなく見て、そのついでに衣料品売り場も見て、お向かいのショボい(失礼)ショッピングセンターも見て、夜道をスーパーの買い物荷物を両手に抱えて中心部のラドクリフカメラを過ぎた時、プチオックスフォード暮らしを味わえました。

ハイ・ストリートはオリオル・コレッジやオールド・バンク・ホテル、その他ポッシュな店や観光客向けのお土産やさんが並ぶのですが、そのすぐ西のクイーン・ストリートにはロンドンにある店と同じチェーン店がたくさんあって、何もわざわざオックスフォードで行かなくてもいい商店街ではあるのですが、今回のイギリスの旅ではロンドンの繁華街を歩く時間はなかったので、ここオックスフォードやブリストルでハーヴェイ・ニコルス(高級デパート)やプライマーク(激安衣料品店チェーン)などを見て、イギリスの普通の人に混じってちょっとリラックスできました。


オックスフォード旅2020③オリオル・コレッジ

2020-03-20 21:00:00 | モース&ショーン・エヴァンズ
いよいよハイライトのひとつ、オリオル・コレッジへ入城だー!と2時のチェックイン時間に入り口を探したのですが、

見つからないのです!マートンはロッジが開いていたのに、オリオルは全くどこも開いてない。確か去年通りかかった時もそうで残念で、泊まれるコレッジを探してた時にオリオルが可能と知って「これで中に入れる!」と期待が膨らんだのですが。。。

フード業者オンリーと書かれた通用門みたいのも「これじゃない」と思いながらもとにかく入り口を探し当てなくては!と決死の覚悟でピンポン押すも応答なし。「研究員宿舎」的なピンポンはさすがに絶対違う!と手を出せず、

コレッジの塀を2周して「ひと気はないけどいよいよここしかありえない」という木の扉のブザーを押すも応答なし。そこへ別の観光客ではなさそうな人が現れて、ふたりでジタバタしてたらやっと開きました。

ロッジの人は日曜のためかひとり体制で、私のチェックイン最中にも電話がかかってきて忙しそうでしたが、マイペースの落ち着いたおじさんでとにかく話は通じました。そしてもらったのがこのマップ。

ガーーーン!!!

塀の中じゃない!



マグピー・レーンという道を隔てたお向かいでした。そりゃマグピー・レーンはENDEAVOUR07でモースが訪れる家なので嬉しいことは嬉しいんですが、だがしかし、私のオリオルへの夢は?!

トボトボとモースのいた所を歩く、とっても陰鬱、とってもENDEAVOUR。



あ、この家かな。



なかなかかわいらしいではありませんの?



紛れも無い。ここ。



鍵、開いた。Hello。
見てこのドア私の身長から高さを見るにとても小さい。ホビットか。



2階への階段の途中で下を振り返る図。



着きました!私のおへや。



窓から見えるのがコレッジですよ。



さすがピローもオックスフォード(この縁の幅が広いのをそう呼ぶのです)!上等な感じ!



ライトも趣味がよろしい!ビスケット大きい。



蔵書はコナン・ドイルの「緋色の研究」!



ベッドの左の背の低いワードローブは取手がアール・デコ風。



中はよくわからない趣味だけど、ヘアドライヤーがこんなとこに?



おや、この扉裏のお馬さん物体はなんだろう?どうもネクタイ掛けかな。



こんなカラクリ引き出しが・・・カフスピンとか小物収納ですか?紳士仕様なのはいいですね。



ここがバスルーム。



さすがにバスルームは近代的、多分近年になって作られたのでしょう。



バスアメ二ティは鳥さん印。やはりちょっぴり男性的ですね。



テレビがある部屋で、日曜ですので「ドクター・フー」をやっていました!



さて、これから侵入工作として、本日のチャペルはマートンではなくオリオルに決めました。見学不可のコレッジでも日曜の礼拝には扉を開けた形を取っていて、せっかく泊りに来たのにこのチャンスを逃してはオリオルの中庭の石を踏まずに帰るしかない。

一応さっき会ったロッジ管理人さんに確認したら「門戸開放するから後10分したら来てね」とのことで、うむ、堂々と入れるのね、これは。

やっぱりお泊まりはさせてくれても排他的な空気を敏感に感じるのは私がどう見てもここのコレッジ内部の人に見えない場違いな観光客だからです。



でもやっとここまで来れました。ああ、モースに出てくるあの階段が目の前に!あら、でも撮影は許可してるんだから、ファンがこうしてロケ地詣でに来るのは念頭においていただきたいですわ!



礼拝なので、スマホでカシャカシャは控えましたが、公式のお写真がありました。



たったの2列しかないので、隠れることもできず必死で入り口で渡されたプリントと聖歌の本で参加しました!(涙)立ったり座ったり歌ったり!私以外にコレッジ外からの参加者は全部で10名くらいだったでしょうか。



終わったら中庭は真っ暗でした。



あくまでも部外者立ち入り禁止。私は礼拝に来たんですからね〜



これが入場に苦労したロッジです。なんと今見たらブザーには「故障中」の張り紙が!私が押した時はそれもなかったので、反応があるのかないのかもわからなかったわけです。



翌朝のマグピー・レーンにはゴミが出されていて生活感。モースじゃないでしょうね・・・





オックスフォード旅2020②マートン・コレッジ

2020-03-18 23:00:00 | モース&ショーン・エヴァンズ
3/26加筆しました。写真も増えてます!

①では、オックスフォード駅から橋のたもとのパブ〜クライストチャーチ・メドウ〜ブロード・ウォーク〜と歩いた風景をupしました。

ブロード・ウォークのすぐ北がマートン・フィールドとマートン・コレッジです。そこをぐるっとさらに北に回って反対側に出るとマートン・ストリート。マートンづくしですね^^;まあ、天皇陛下も留学したコレッジで、ENDEAVOURシリーズ7に女子コレッジとしてとても登場しています!



実は去年オックスフォードに来た時偶然この通りを見て「静かで古さが残っててモースの撮影してそう」と思ったら全くその通りでした。

強盗に入られたジョアンが働いてた銀行。



西側から見た風景の方が好きだな。



ポーターのいるロッジ。ゲイトハウスとも言う。ここがコレッジへの入り口です。ENDEAVOURパイロット版でモースが見上げた。



その足元には夜のチャペルでのイベントのポスターが。わっ〜参加したい(覗き見したい)!



中に入るとすぐにチャペルが右に。



そして正面が平和そうなクォド。ENDEAVOUR0703で女子大スタッフの事故死があり、モース、サーズデーが来ていたところにモースの友人ルドとその妻ヴィオレッタまでが通りかかるという賑やかぶりでした。



フェローズ・クォド。ここは女学生が歌ってた中庭。



セント・オーバンズ・クォドの美しいゲイト。ドラマではここから女子大生たちが走ってきてました。



ちょうど反対側。



上の写真の右から左を見た図。



この印象的な絵を、女子大として見せるために美術担当さんいい仕事しました!



建物は13世紀〜19世紀のものなのに、トイレ表示だけ21世紀でカワイイ。利用させていただきました。だって中が見たかったんだもの。



ここはコレッジのすぐ西にあるマートン・グローブへの入り口。



ENDEAVOUR07ではミセス・サーズデーが利用してました。



下の地図は見学料を払った時にもらったプリントです。



マートン・コレッジだけでこんなに・・・

この日はお向かいのオリオル・コレッジに2時にチェックインする前にこんなに歩いてしまいました。いやもう、どこを歩いても楽しい。観光客って幸せ。