いま、ホーム・アローンです
J & M はキャンプで、私はおるすばんなのです
きのうの夜は、dvd「ハウルの動く城」を見ました。
ジブリにも金髪の美形キャラが
新鮮でした
キムタクのアフレコ
がよかったので、
英語版のハウルはどんなふうにしゃべるのか気になって
youtubeで見たら、
もうちょっと
大人っぽかったです。
さて、そして、今夜、
松山バレエの「眠りの森の美女」を見て来ました。

この前「ニコラ・ル・リッシュのボレロ」でチラシを見て、
森下洋子さんがまだ踊ってらっしゃることを知ったのです。
だって、1948年生まれです!
なんと62歳で現役ということです
あのベジャールが彼女のために振付けをし、
ヌレエフと踊ったダンサーがまだステージに立っている

これは見ておかなくては~~

ジョルジュ・ドン
すてき
チラシには、
主演/森下洋子・清水哲太郎、
とありますが、
さすがに、全幕を森下洋子さんが踊るのではなく、
ラストのみの出演で、
その前をふたりのダンサーがわけて踊っていました。
しかし初めて見る松山バレエ、
ごめんなさい、
メイクと表情についていけません
男性ダンサーはスタイルが良くて王子様が似合う人もいるのに、
レディースが・・・
唯一「猫」を踊った星野沙良亜(宝塚みたいな名前だな~)さんには
ドキドキ
しました。
そしていよいよ、主役のふたり


森下さん、身長150cmに見えない!
清水さん、完全に王子様プロポーション!!
ホントに、黄金のオーラが出ていました
会場のすべての視線がそこに集まって、
息もつけないような、
時間が止まったような・・・

入場した時にもらえる配役表といっしょに、
松山バレエ団による「あいさつ状」のような紙ももらいました。
そこには、
「すべての舞台芸術の前座とならん」と始まる
漢字がいっぱいで、難しい文章がえんえんと書いてあるのです。
失礼とは思いながらまとめると、
「日本の舞台芸術のために身も心もつくす役割を
神に与えられたからがんばります・・・」
というような意味かと思います。
その心意気は立派なのですけど、
客席は、
バレエを習っている小学生~中学生とそのおかあさんがほとんどで
なんだかプロの公演じゃなくて
どこかの発表会のような雰囲気で
私はなんだかちょっとガッカリしていたのでした。
さて、
眠りの森のフィナーレに戻ります。
なんと、
ステージから客席へ階段がふたつつけられて、
踊りが終わってあいさつをするダンサーの方達が
降りて来たのです
1階席の通路にダンサー達がどんどん降りて
後ろの席の方へと歩いて行きました。
通路側に坐っていた人達は、
衣装をつけたダンサーをすごく近くで見れたんでしょうね。
いいなあ~
ほんとうに驚いたのは、このあとです・・・
ダンサーはステージから降りてしまったので、
カーテンが何度も閉まったり開いたりのカーテンコールはなく
気が抜けておとなしくイスから立ち上がって
出口に歩いて行くと、
なんと
森下さんと清水さんを真ん中に
団員の方がずら~~~っとホールに
お客さんに手をふって見送っているのです
会場のC.C.レモンホールはそんなに大きくありませんから
もう、間近です。
思わず写真を撮ろうとカメラを出してシャッターを押そうとしたら、
ヨコからスーツを着たスタッフの人に、
ていねいに「写真はご遠慮ください」と言われました。
その人は、群衆に向かってどなるのではなく、
私以外のカメラを出していた人にも、
ひとりひとり、個人的にそうお願いしていました。
それで私は「そうですか
」とマヌケな返事をしてカメラをしまいました。
世界のプリマが観客を見送るなんて、初めてです
その演出と、スタッフさんのジェントルマンな態度で、
私にはやっと、
あの難しい「あいさつ状」の意味がわかりました・・・
本当にバレエを人に届けたくて踊っているのだと思います。
「私はすごい!私を見て!」ではないのです。



どちらかというと
ステキなダンサーをたくさん見れたわ~
いいステージだったわ~
と作品そのもので感動したかったのですけど、
松山バレエ団の気持ちが伝わって
どう表現したらいいのかわかりませんが、
♡に響く一夜となったのでした

J & M はキャンプで、私はおるすばんなのです

きのうの夜は、dvd「ハウルの動く城」を見ました。
ジブリにも金髪の美形キャラが


キムタクのアフレコ

英語版のハウルはどんなふうにしゃべるのか気になって
youtubeで見たら、
もうちょっと
大人っぽかったです。
さて、そして、今夜、
松山バレエの「眠りの森の美女」を見て来ました。

この前「ニコラ・ル・リッシュのボレロ」でチラシを見て、
森下洋子さんがまだ踊ってらっしゃることを知ったのです。
だって、1948年生まれです!
なんと62歳で現役ということです

あのベジャールが彼女のために振付けをし、
ヌレエフと踊ったダンサーがまだステージに立っている


これは見ておかなくては~~


ジョルジュ・ドン

チラシには、
主演/森下洋子・清水哲太郎、
とありますが、
さすがに、全幕を森下洋子さんが踊るのではなく、
ラストのみの出演で、
その前をふたりのダンサーがわけて踊っていました。
しかし初めて見る松山バレエ、
ごめんなさい、
メイクと表情についていけません

男性ダンサーはスタイルが良くて王子様が似合う人もいるのに、
レディースが・・・
唯一「猫」を踊った星野沙良亜(宝塚みたいな名前だな~)さんには
ドキドキ

そしていよいよ、主役のふたり



森下さん、身長150cmに見えない!
清水さん、完全に王子様プロポーション!!
ホントに、黄金のオーラが出ていました

会場のすべての視線がそこに集まって、
息もつけないような、
時間が止まったような・・・

入場した時にもらえる配役表といっしょに、
松山バレエ団による「あいさつ状」のような紙ももらいました。
そこには、
「すべての舞台芸術の前座とならん」と始まる
漢字がいっぱいで、難しい文章がえんえんと書いてあるのです。
失礼とは思いながらまとめると、
「日本の舞台芸術のために身も心もつくす役割を
神に与えられたからがんばります・・・」
というような意味かと思います。
その心意気は立派なのですけど、
客席は、
バレエを習っている小学生~中学生とそのおかあさんがほとんどで
なんだかプロの公演じゃなくて
どこかの発表会のような雰囲気で
私はなんだかちょっとガッカリしていたのでした。
さて、
眠りの森のフィナーレに戻ります。
なんと、
ステージから客席へ階段がふたつつけられて、
踊りが終わってあいさつをするダンサーの方達が
降りて来たのです

1階席の通路にダンサー達がどんどん降りて
後ろの席の方へと歩いて行きました。
通路側に坐っていた人達は、
衣装をつけたダンサーをすごく近くで見れたんでしょうね。
いいなあ~

ほんとうに驚いたのは、このあとです・・・
ダンサーはステージから降りてしまったので、
カーテンが何度も閉まったり開いたりのカーテンコールはなく
気が抜けておとなしくイスから立ち上がって
出口に歩いて行くと、
なんと
森下さんと清水さんを真ん中に

団員の方がずら~~~っとホールに

お客さんに手をふって見送っているのです

会場のC.C.レモンホールはそんなに大きくありませんから
もう、間近です。
思わず写真を撮ろうとカメラを出してシャッターを押そうとしたら、
ヨコからスーツを着たスタッフの人に、
ていねいに「写真はご遠慮ください」と言われました。
その人は、群衆に向かってどなるのではなく、
私以外のカメラを出していた人にも、
ひとりひとり、個人的にそうお願いしていました。
それで私は「そうですか

世界のプリマが観客を見送るなんて、初めてです

その演出と、スタッフさんのジェントルマンな態度で、
私にはやっと、
あの難しい「あいさつ状」の意味がわかりました・・・
本当にバレエを人に届けたくて踊っているのだと思います。
「私はすごい!私を見て!」ではないのです。



どちらかというと
ステキなダンサーをたくさん見れたわ~

いいステージだったわ~

と作品そのもので感動したかったのですけど、
松山バレエ団の気持ちが伝わって
どう表現したらいいのかわかりませんが、
♡に響く一夜となったのでした
