Sofia and Freya @goo

イギリス映画&ドラマ、英語と異文化(国際結婚の家族の話)、昔いたファッション業界のことなど雑多なほぼ日記

ベイビー・チキン

2013-08-31 00:34:00 | Cabin Pressure
今、キャビン・プレッシャーが英国で再放送されていますね。あと3日シリーズ1の3CremonaがiPlayerで聞け、その次は4Douzです。むむ。。。この辺訳してないなあ~。再会したいのだけど8月はパンクしててできませんでした(涙)

ところで、シリーズ4の5、Xinzhouを皆さん覚えていますか?雪だるまのせいで空港でMJN4人が機内に泊まることになったエピソードです。



マーティンはベーコンくさいのに、機内には食料がほとんどない。なぜか?・・・そうです、アーサーが、「ベビーチキン」をPoussin(ポッサン)という若鶏のことだと間違えてベビーフードの瓶詰めをケイタリングで注文してしまったからでした。

しかし、アーサーバカだと責めるのはちょっと可哀想かもしれません。確かにまだ若く小さい鳥肉のことはイギリスではPoussinと言うのですが、それは言い換えるとベイビー・チキンなのだと、つい最近イギリス人のシェフに確認しました。

アメリカでは品種改良した大きくならない種類の鳥をPoussinと言うけど(ウィキ)イギリスではそれは通常の鳥でまだ若いベイビー・チキンのことで、調利用肉の部位の話題の時にシェフの口から出て来た言葉が「ベイビー・チキン」だったのですから、アーサーじゃなくても間違える可能性はありましょう!!



久しぶりにCP画像見てたらEtsyで発見したこの機長アームウォーマー欲しいです。残念ながら今は買えないようです。



snow


また余談の長くなるブログですみませんが、そのシェフとは夫の働くワインバーにいて、年もアーサーと同じ29歳、南イングランド出身で、話し方がアーサーに似ています(笑)。そして彼の作るイギリス料理はどれもこれも美味しい!ローカルな私事ですみませんが、東京は西麻布にお越しの機会がありましたらぜひ。自分のブログで宣伝するつもりはないのですけど、本場のモダン・ブリティッシュ・キュイジーヌが食べられる所はなかなか日本にはないと思うのでお知らせしなくっちゃと。。。インフォはこちら


チョキー・ドジャーズ?!

2013-08-30 00:11:00 | イギリス
ロンドンから遊びに来てくれたTさんにリクエストしたもの。
まずジャミー・ドジャーズあたりのビスケットをお願いしたら、なんと3種のバラエティーで買って来てくれました!



真ん中の赤いのが、本家のラズベリージャムがサンドされたもの。
下がバナナの何か(何だろ?!)とトフィーのハーフ&ハーフ版、
そして、感動したのは、名前も「ジャミー」じゃなくて「チョキー」と改名されたチョコクリームがチョコビスケットにサンドされた「NEW」です。パッケージでもチョコクリームが瓶からトロトロ~っとこぼれる写真が私を誘います。

ということで、まずはチョコ王の誘惑に負けました!



右上のイニシャル、よく見ると「JD」となってます。
名前はチョキーになっても、登録商標はジャミーなのかな。

お味は、実は見た目ほどしつこくありませんでした。
うーん・・・けっこう悪の味を期待してたんだけど・・・
真夜中をすぎて味見するのは危険なチョコ王の妄想に走った私がヨコシマすぎるのかしら。



追記(8/30)
ジャミー・ドジャースというビスケットを簡単に解説しますと、
BBCシャーロックのプロデューサー=モファティスの手掛けるもうひとつのBBC
ドラマ「ドクター・フー」のドクターの好物で、なんのことはない、
イギリスの子供なら誰でも好きなスーパーで売ってるお菓子です。


シャーロック・マグ

2013-08-29 16:34:00 | シャーロック
前回の帰国時にThird StarのDVDを買って来てくれたTさんが、こんなマグで私を驚かしてくれました!!ありがとうございます。7月の成田の写真がまた世界中のニュースになったので、ロンドン在中の友人達は、私がファンの群れの中にいるんじゃないかとか、シャーロックの時はまだちょっとはカッコよかったのに不細工な写真とか、色々言ってるようですがそれでもこんなお土産をいただけたら耐える。。。



本屋さんに売ってるのだそうです。高い頬骨のシルエットだけでわかっちゃうなんてすごいわ!と思ったけど、その前に普通目に入るのは髪型とコートにマフラーでしょうねえ。見る順番間違えてますね私。

この8月、私は自分と夫の仕事でギュウギュウになっていて、せっかく東京に遊びに来てくれたTさん親子とゆっくり遊ぶ時間もなかったのに、ロンドン土産をいっぱい運んでくれました。私が食品をあれこれリクエストしてしまったので、かなりの荷物となったのを、紙袋を受け取った瞬間に重く感じました。せっかく夏の身軽な旅になるはずだったのに、ごめん、Tさん!

今頃はロンドンで時差ボケと闘っている?
息子さんはうちのMと3か月しか年が違わないのに、イギリスでは9月からもう中学生。
日本での思い出が楽しく残りますように。

食品の方は次の記事にアップしま~す。

ロンドンのペン

2013-08-25 18:17:00 | イギリス


8月は北半球の国々は夏休みです。
ロンドンのママ友&子供達も何組か一時帰国していて、皆さんお忙しい中、私に会う時間を作ってくれてありがたいことです。M子さんもお忙しい中30分お話することができました。なんだか最近来日した某スターの取材のようです。

しかも私は綿密に打ち合わせをしたわけでもなく、別の帰国中家族が今うちに滞在中で、M子さんは共通の友人なので、外出先でその二組が場所と時間の連絡をとりあって落ち合うことができました。ふたりともロンドン長いし(日本人の時間の正確さは神技だが外国に出た人はそのワザも怪しい)、日本では旅行中だしで、時間キッチリ予定の場所になんて集まれないのですが、それでも会えるもんです。

そしてM子さんに上の写真のようなお土産をいただきました。いつも過密スケジュールなのにこんなの用意して持ち歩いてくれる・・・モノに、特に食べ物にすぐ釣られる私は尻尾フリフリです。

イギリスでは、定番の塩味の次にポピュラーなチーズの練り込んだクラッカー♪それにイタリア産のドライ・ポルチーニ。ああ、これリゾットにすると美味しいです♪ カップケーキ型のクリップはMのツボに、そして!お土産の定番すぎて、買ったことももらったこともなかったユニオンジャックのボールペン!シャーロック以来、ロンドン好きファンと交流するようになって、改めてユニオンジャック=シャーロックという図式ができてしまったので、改めて嬉しいです。

このペン、上のノックを押してもなかなかペン先が出てこなくて、さすがのUK品質だわい!と諦めたら、いきなりペン先が出ました。・・・しかし今度は引っ込まなくなりました・・・・

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ところで、ここから思いきり余談。
待ち合わせの時間というと、日本と海外の認識の違いに深いミゾが。
もちろん、日本人以外でも時間に正確な人は大勢います。特にエリートに。
それでも時間にアバウトな人率は外国の方が高いし、そしてここがポイントですが、
時間が押したら日本人は時間を優先して行動を諦める人が多いと思いますが
彼らは押してもやることはやるのです。あ、うちの夫やイギリス人の場合ですけど。

記事でお読みになった方もいらっしゃると思いますが、ベネディクトも日本での仕事の折に、「時間も大切だけれども、それだけじゃないよね」という発言をしていたのも、それだよなあと思って私は聴いていました。

イギリスで医者へ行くと、日本と同じで予約しても待たされることが多いですが、診察してもらえる時間はイギリスの方が長いことが多いです。じっくり話ができて急かされないと待たされても満足度は高まります。

しかし、あんなに待たせるのだからと、私は一度イギリスで歯医者の予約時間に10分遅れて行って平気な顔してたら、まるで小学生に教え込むように「次の人の時間も決まってるのだから、あなたは時間ぴったりに来なくてはなりません」と諭されました・・・うーむ。日本人がイギリス人に諭されるとは思ってもみませんでした・・・

日本人の時間に正確に仕事を進めるスキルは、教育の賜物と思っていますが、それも維持しつつ時間に支配されずにそれより優先させることは見極める・・・ベネディクトの仕事遂行スキルはどうやったら身につけられるのだろう・・・






反逆じゃなくて努力

2013-08-24 08:11:00 | ベネディクト・カンバーバッチ


雑誌シュプール今月号、ベネディクトのインタヴューは、演劇や映画、他の俳優のことが語られていて面白いです。コピーに「女子のための・・」とかって書いてあるわりに内容は演技のことで、昨日のNHK朝番組で、国営放送だからと固めの内容を期待してたら思いっきり朝主婦ワイドショーだったのと対照的でした・・・!

個人的に「おお?!」と思ったのがここです。



二つ前の、息抜きに・・・とUPしたテレビ番組「LAトレンド・レポート」のベネディクトの紹介は、嘘でこそないものの、経歴が不良っぽく感じるように(?)ドラッグだの女性遍歴だのが強調されていると感じましたが、私にはそれが古いハリウッド・スターのイメージだなあと思ったのです。

そしたら、ベネディクトのこの発言。(笑)

これはイギリスの俳優仲間について言及したものですが、やはり、反逆のヒーローってスターや俳優は過去のもので、今はマイナスイメージですらあるんじゃないかなあと思っていた私の感覚と同じでほっとしました。

もちろん、欧米ってドラッグが日本よりも身近で一般人の感じる悪さ度にも差はあると思うけど、そういうスキャンダラスな話題はここ10年くらいでスターにとっても華やかさよりも「人間的に未熟なのね、弱いのね」というふうに、また恋愛にしても「恋多き人より、ひとりの人と誠実に付き合う人」の方がいいと受け止め方が変わって来たような気がする・・・

反逆のユースカルチャー(映画とか音楽とか)が欧米に出現して50年、当時の若者も老人になったし、カルチャーになった時点でもう反逆でもなくなった。21世紀のテロリスト事件やリーマンショック時代に育った若い人は大きな夢を持たなくなって現実的だと思うけれど、その状況で自己実現しようと、自分と世界にとって善かれと思えることをして生きたいと思ったら、ひとつひとつについて誠実に自分にできる努力をする、というのが最善の生き方だと思います。