Sofia and Freya @goo

イギリス映画&ドラマ、英語と異文化(国際結婚の家族の話)、昔いたファッション業界のことなど雑多なほぼ日記

ダニエル w. フレッチャーをオンライン購入

2022-07-26 12:40:26 | ファッション

いつもカワイイと思いつつメンズだし(レディースもなくはないがメンズほどかわいくない)、実はどうせ買えないお値段だろうし、と思ってた「DANIEL w. FLETCHER/ダニエルw.フレッチャー」のオンラインショップがセールをしてます!

海外からのショッピングは送料が割高ですが、今、夫がバーミンガムにいるのでイギリス国内で受け取って貰えばいいじゃん!!と思いついたのがきっかけです。

でも調べたら国内£7.5、日本までは£15で、夏物だから今欲しいし、初めてのオンラインショッパーはメールリスト登録で10%offの特典もありなので結局送り先はうちに・・・

7/19にポチって今朝届いたので1週間でキタ!DHLコロナでも優秀。段ボール箱を開けるとピッタリサイズの白い箱が♡

白い箱はマグネット開閉になってるんですよ!絶対捨てられないし使えそう〜

白い箱の中には男の子が・・・じゃなかった、ラッピングの紙色と写真のカーペットの色が同じでドキっ!

手書きのカードまで添えられています・・・感動・・・

このカード、白い紙2枚の間に黒い紙が挟まっていてめちゃオシャレ!

やっと中身を取り出す。

ああ、XSのみしかなかったTシャツも私には十分な大きさだし、バケットハットはツバ部分が本体と滑らかに繋がってて形がとても綺麗!

カレッジTシャツが着てみたいと思いながらも似合わないと諦めてましたが、この色合いなら、このロゴなら私でもいけそうです。

オンラインを私が受け取ったらすかさずメールが送られてきました。嬉しい心遣いで・・・私にも似合って買えるものがあったらまたお買い物します!とターゲットから遠く離れているファンは涙ぐましい忠誠心。

しかしこのTシャツ、なんだか持ってるハローキティのと似た匂い。

ダニエルのがラベンダー色、キティのがピンクですが彩度が同じ。しかもキティちゃんのボーイフレンドは確かダニエルという名なんですよね?!なんとなく納得したような・・・

 

 


ダニエル・フレッチャーを着るNEW HOPE CLUB

2022-07-15 10:35:59 | ファッション

Netflix「ネクスト・イン・ファッション」を見て以来ファンになったデザイナー、ダニエル・フレッチャーが「USAツアーに衣装協力をさせてもらっていありがとう」とアップしたInstagram動画で知ったイギリスのミュージシャン「NEW HOPE CLUB」。

上の動画でもダニエルの服着てます。ポケットなどのパイピングでそれとわかるデザイン。実はコロナでロックダウン中に作られた曲とのことですが、ロシアのウクライナ攻略にもシンクロしてしまっています。

曲はアコースティックで往年のUKネオアコ、オレンジジュースとか思い出すなあ。あれもかわいかった。

彼の服は俳優のジョー・ロック(「ハートストッパー」)やオーリー・アレクサンダー(「It’s A Sin」)、ミュージシャン/俳優のハリー・スタイルズやオリンピックメダリストのトム・デイリーなど可愛くて個性の強烈な著名人が着ている印象も強いですが、このNEW HOPE CLUBは3人組の隣のかっこいいお兄さん的なルックスなので逆に新鮮に映りました!

現在アメリカツアー中で、そのスーツをダニエルがデザインしたのですね。服も中の人も爽やか〜!

デザイナー本人が見た目も内面もカッコよくて、そして彼の服を着用する人たちもいちいちかわいい。そういえば、私が最近入れ込んでるスパークスのラッセルもダニエルの服じゃないかな〜という写真を見たことありますし。

下がダニエルの投稿


ガブリエル・シャネル展

2022-07-13 00:00:00 | ファッション

東京丸の内にある三菱一号館美術館で開催中の「ガブリエル・シャネル展」に行きました。

展示内容は、デザイナー、シャネルの作品、ドレスやアウターをメインに、代表的なバッグと靴、香水と化粧品、宝飾品の展示です。

ガラスに入ったものも多いのですけど、古いものは100年前のシルクのドレスやジャケットが完璧な状態で見られます。シルク、ウール、コットン、ちょっと意外にもレーヨンもありましたが、仕立てが綺麗なお洋服の数々。

プレタポルテ(高級きせいふく)の方じゃありません、オートクチュールです。見るだけの機会でもこんなことでもなければないのが庶民ですので、チケットちょっとお高い・・・と思っても、知的財産として・・・という思考がもう庶民ね、もー

ガブリエル亡き現代もメゾン継続して、別のデザイナーが現代のお客さんに新しいデザインを発表し続けていますが、クラシックとなったシンプルでベーシックなお洋服も常に新しくし続けるってアンビバレンツなクリエイションですね。

三菱一号館美術館は明治の煉瓦造りの建築物でイギリスぽいのも魅力のひとつ。暑い夏の東京で心と魂を労わるのにおすすめです。入り口が中庭にあって植物の匂いを嗅ぎながら入場できるし、展示は2階と3階にあり中庭を見下ろすガラス張りの渡り廊下からは、地上からは見えにくいビルの上部も観察できるんです。

展示の中には、鏡を使った記念撮影スペースがあるので、お気に入りのお洋服とヘアメイクも抜かりなく!しましま親子はいい加減な格好で行って残念な結果に ↓

ところで、ファッションの展示というとロンドンのV&Aで見た「クリスチャン・ディオール」「マリー・クワント」(←秋に日本に来ます!)「アレクサンダー・マックイーン」などが思い出されるのですが、そのV&Aでこの秋「Gabrielle Chanel. Fashion Manifesto」が開催されるんです!行きたいな〜ロンドン!

 

 


半・分解展 ヴィンテージ服の中身

2022-04-20 23:14:22 | ファッション

半・分解展」という、200年くらい前の衣服を半分解体して展示するというイベントに行ってきました。

主催者の肩書きはずばり「衣服標本家」、おかげで表面しか見たことがなかった昔の服の中身が見れて触れることもできるというレアなチャンスに預かることができました。

特に今でも残っているのは富裕層とその使用人のものが多いため、その職人技、構造は1枚1枚小宇宙のようでした。

テイルにまで芯や詰め物が入って立派な形を作っています↑

ドラマファンとしては、王様、貴族、革命家、使用人、アーティスト、貴婦人などがどんな服の中に入っていたのかを5感で想像できる楽しみです。

特にヴィクトリア時代あたりの服の上にはプリンス・アルバート役のトム・ヒューズのホログラムが私の脳内では現れて大変気分がよかったです。

こちらは、使用人の服ですが、豪華な衣装を身につけた使用人は富裕層の富の証、時にフランス革命以降はご主人様たち身分の高い人ももうキラキラレースの服など着無くなったので使用人の方が派手だったこともあったそうです。↓

ところで、私がアパレルで働いていた頃聞いた謎に「海外の高級ジャケットは大きくないのに着ていても疲れないのに、日本製のは肩が凝る」というものがあります。

それを聞いてから「本場のジャケットは何が違うのか」という疑問が解けていないため、肩こりの理由になる「袖付け」に特にこだわって展示を見てしまいました。本物も力を加えなければ触れてもいい展示なので、お袖をそ〜っと持ち上げてその形や付け方を見ることができました。

見頃や襟あたりの構造も着心地には影響あるのでしょうけど、ちょっと私の乏しい知識では見抜けないので、肩とお袖だけで結論を言えば、アームホールは極小で袖のパターンが半月型の弧を描いてる特徴がありました。上の写真でも袖の肘側(後ろ)が丸いですよね。

袖ぐりがこんなに丸くて細いです。とても立体的。

 

アンティークから起こした型紙で作られたレプリカの展示もあり、それは試着自由なので私も↓のを着てみました。

2Dでは分かりにくいですが、このコートはかなり小さく見えました。実際羽織る時も、もしや入らないのでは?と一瞬思いましたが腕を思い切り後ろに回したら、両腕からしっかり体も収まり胸囲はピッタリでした。そして、肩から腕がとても自由でした!!!思えば肘は前にしか曲がらないので、三日月型が自然な腕の形なんですね。今まで肩の着心地はアームホールの大きさかと思っていましたが、否、現代服より小さなアームホールでも大丈夫なんです。シミジミ・・・洋服は限りなく立体なのだと悟った扁平着物民族の末裔でした。

 

 


GUCCI GARDEN AECHETYPES

2021-09-24 21:15:00 | ファッション
ファッションブランド、グッチの創設100周年エキシビション「グッチ・ガーデン・アーキタイプ」に行ってきました。

クリエイティヴ・ダイレクター、アレッサンドロ・ミケーレの不思議ちゃん世界が大好きなので、世界の都市を回るこのイベントが東京に来てくれて嬉しい〜!

LINEで友達になると予約ができます。無料ですが人数制限ありです。



アレッサンドロが就任して以来6年間の広告ヴィジュアルが立体になったり巨大化した部屋にお邪魔するというイベントで、グッチの商品も含んではいますが、その商品に込められた魂の世界に足を踏み入れる楽しさがありました。



包括的レポは各メディアにお任せして、ブログなので個人的レポで!

このゴチャゴチャは、ガラスケースに「グッチのバッグ」「ぬいぐるみ」壁に「鳩時計」「蝶の標本」のコレクションが並び、天井と床が鏡なのでエンドレスにそのコレクションが上下に伸びているイリュージョンです。



ぬいぐるみの群れを見て、私も現在持ってるお気に入りの子達は処分すまいと心に決めました。が、鳩時計とは珍しいコレクション、特にこのハイジのを見つけた時は「ふふっ」となりました。



ロサンジェルスの電車の中を模した部屋。



すごいのは、このマネキンはオリジナルでものすごくリアルなのです!皮膚に浮き出る血管とか、ちょっと変形した足とかマネキンや蝋人形を超えています。



日本のネオントラックをフィーチャーした「トウキョウ ライツ」という名の2016年秋冬キャンペーンだそうで、嬉しいけど全く記憶にありません。雑誌もウィンドウも見てなかったのね。



次の部屋は私のお気に入り空間、ススキとお花の長い部屋です。



片面のフレームの中にはハリウッド映画のありとあらゆる要素が詰められたミニチュアのステージ。グッチの服を着た人形もいます。でも全体は見ての通りSFです。



お花の小道をたどっていくと・・・



花に埋もれてソファーがあり、ソファーの上にソファーと同じ柄のドレスが置いてあるんです!



この花のお部屋の出口にはグリーンのベルベットのカーテンが付いていました。これを覚えておいてね!



次が4方と天井まで壁画が描かれた部屋!可愛いキャラがたくさんすぎ。



よく見ると双子や三つ子、双頭の黒猫とか。いちいちお洋服が可愛い。



そしてこちらが出口です。

さっきグリーンのベルベットのカーテンをくぐってこの部屋に入ったのですが、出口の方には、それが絵で描かれていました!



ここはベルリンのクラブの化粧室とのことですが、このギャラリーの化粧室にも見えるわけで。着飾ったカップルがいる・・・男女別の化粧室ではないようですね。クラブのトイレってなぜか好き・・・こんなに綺麗な所とは限らないけど舞台裏が見れて外国で親近感を覚える場所。



そして個室にもカップル。



一見、業務用食器店のストックルームか、はたまたセンスの良いリサイクルショップなのかと思わせる棚のある部屋、白い食器の間にカラフルなグッチの商品が。



でもさっきのトイレに続き、ここはミュージアムショップかな?とも見えました。だったらよかったんですけど。

本当のショップはここも出た所にありました。ここだけで買えるグッチのグッズが販売されていました。


コロナでこう言う体験がとても久しぶりでしたので開放感に浸れましたが、天王洲アイル駅を降りてから迷って炎天下のベイサイドをさ迷いました。モノレールも間違って乗って羽田空港まで行ってしまったし、お出かけがダメダメ人間になっていた!