Sofia and Freya @goo

イギリス映画&ドラマ、英語と異文化(国際結婚の家族の話)、昔いたファッション業界のことなど雑多なほぼ日記

Women Talking

2021-06-30 20:52:00 | ベン・ウィショー


ちょっと前にDEADLINEに掲載されたウィショーさん新作映画の話を読んだ時ちょっとダウン気味だったのでスルーしてしまいました!

だって、原作のベストセラー小説「Women Talking」が、カルト宗教集団の話で、孤立したその集団内部の男性による性暴力が連発、信仰自体の危機に揺らぐという、暗〜くなりそうな話は気持ちが落ちてる時には受け入れがたいものがあります。。。

だがしかし!キャストが一人で2倍味がするくらい濃い人ばっかり、と言いますか一人でそのカルト教祖を演じれそうな女性が4人=ルーニー・マーラ、クレア・フォイ、ジェシー・バックレー、フランシス・マクドーマンド・・・+ウィショーさん。



ストーリーだけでも暗そうなのに、一体どんな世界に引きずり込まれるの?!それでも囮にウィショーさんを取られてるから、足を踏み入れないわけにはいかないのですよ・・・

日本語訳出てない原作本、読む勇気が今のところありません〜

どなたかレポしてくれないものかしら。


イギリス切手研究会切手展

2021-06-29 21:52:00 | イギリス
「マーリン」のドラゴンフィギュアをイギリスの業者さんから購入した時、こんな切手が貼られて着ました。女王様のお年から年代物の切手と思われ、こんな紙の切手を貼って送ってくれる業者さん自体長い商売を続けておられるのかなぁと、ご老人がドラゴンに切手を貼ってる姿を想像して勝手に幸せになりました。



でも見たことない切手だったので気になっていたら、最近、下のような催しを見つけました。謎が解けるかもしれません!



場所は目白の切手博物館という、これまた聞いたこともない施設。場所柄、人混みに揉まれることもなさそう、ということで行ってみました。



地味な外観に、かなり目立つポストが・・・ここに投函したら呪われないのでしょうか。



このイベントは、常設展とは別のスペースで開催されていました。



どうやら、英国切手収集家による研究発表会のようで、身内ムードや会員でなくとも切手愛好者の方々ばかりと思われました。

うーん、私の持ってるのに似てるけどやっぱり違う。



けど別の勉強にはなった・・・かも・・・



1971年にイギリスの貨幣が10進法に変わった時に同じ切手をシリングからペンスに変えて市民に浸透を狙ったとか、

50ペンス硬貨は世界初の7角形だとか。



ヴィクトリア女王の時代に切手は初に発行され、その印刷インクの色でペニーブラックと呼ばれ人気だとか



しかし私のと同じ切手は見つかりませんでした。

家でネットで調べたら「POSTAGE REVENUE」と書いてあるのは収入印紙兼切手のことだとあり、大英帝国圏にはよくあったらしい。でも現在のロイヤルポストのサイトを見ても販売されてないし、謎は謎のまま、現在もドラゴンを運ぶのに使用することは可能であるという事実があるのみです。


別冊NHK100分de名著 時をつむぐ旅人 萩尾望都

2021-06-28 00:00:00 | いろいろ


NHKの番組を見損ねたので、どんな内容だったのかこのテキストを待ってました。

内容は以下の4人による読解とご本人のインタビューです。

『トーマの心臓』をよむ――小谷真理
『半神』『イグアナの娘』をよむ――ヤマザキマリ
『バルバラ異界』をよむ――中条省平
『ポーの一族』をよむ――夢枕獏
萩尾望都インタビュー

私はほとんどテレビを見ないので、たまに見るとそのテーマが好きなほど内容の浅さにがっかりしたり、進行の仕掛けなどはいいから「早よ結論を教えてくれ!」とせっかちになるので、読むという形をとったのはたぶん良かったです。

とりあげられた中、「バルバラ異界」は作品そのものを全部読んでいないのでその解説も飛ばし読みした以外は、どの解説も丁寧でわかりやすい上にポイントもついていて、尚且つ作品と作者への愛にも溢れ、いちいちうなずきながらあっという間に読んでしまいました。

心に残ったキーワードは、

・全受入れの愛
・母の呪い
・異端の孤独

1970~80年ごろに描かれた作品が、半世紀後にとてもわかりやすい時代になっていたのか、それとも個人的に私が最初に読んだ時にはアタマが足りな過ぎてそういうテーマに気付かなかったのか、とてもシンプルながら汎用性が広く、これをクリアしたら人生楽勝じゃないか、というテーマばかりでした。

つまり、番組の解説本を読んで、「人(家族含む)に条件を求めず、母の呪いを切り罪悪感を丸めて燃えるゴミに出し、自分は孤独だと認めて生きたい」と勇気が出た、なんとも単純な私でした・・・




This Is Going To Hurt撮影だん!

2021-06-27 17:33:00 | ベン・ウィショー
今年2月に撮影風景が報じられたBBCドラマ「This Is Going To Hurt」が、ついに撮影完了に画像が公開されました。BBC Media Centre

ネクタイ着用のウィショーさんの白シャツが血の混じった体液まみれになった写真が各メディアを飾りました。

主役の産婦人科医のベン・ウィショー以外のキャストでは、コンサルタントという上位のドクターにアレックス・ジェニングスがいて、彼は「英国スキャンダル」ではソープの代理人役を務めウィショーさん演じるノーマンの敵でしたが、今回はどんな上司になるのでしょうか。

イギリスの医者のヒエラルキーと制度自体に問題があるのか、誰が悪いとかでなく患者が必要とすれば長時間労働でも働かなくてはならないので、病院のコインパーキングの方がドクターである自分よりも時給計算すると稼いでいる、という事態になってしまうのです。

現在コメディアンでもあるアダム・ケイが、NHSのジュニアドクター時代の日記を書いた同名本を原作とするドラマ版は脚本も本人が書きました。

本の方では恋人は女性だったと思うのですが、アダムさんはゲイで、ドラマでは恋人に男性俳優がキャスティングされています。超多忙ドクターの恋人との約束はいつも仕事を優先されてしまう、という事態に男女差はないのでプロットに大差ないでしょうけど。

ロケ地がラッセルスクエア付近でしたので、もしかしたらロンドン大学病院が勤務地として登場するかも。そしたら私が出産した病院なのでうれしいです。

今ポストプロダクションということです、見れるのはいつでしょうか!


Corsage

2021-06-23 00:00:00 | コリン・モーガン




高速直球がいきなりコリンのCVに投入されました。あまりの唐突さにフェイクニュースだったのでは?!と再読み込みしましたが、まだ消えてません・・・・^^;



映画タイトル「コサージュ」役名「ベイ・ミドルトン」

監督さんの名前にKとかtzとかの文字が見えるのでドイツ系の人?と思ったらオーストリアでした。そして映画は彼女の国のロイヤルファミリーでも有名なエリザベート皇后のお話、舞台は19世紀です。

コリンの役ジョージ「ベイ」ミドルトン大尉は、同名のサラブレッドもいますがもちろんお馬さんの役ではなく、お馬さんに乗る騎手で、皇后にアイルランドでの狩りでお馬さん係を指名されたモテモテスポーツマン!

白いジョッパーズを履き背筋をピーンと伸ばして騎乗するコリンが見られるというわけですね?!

しかしね、エリザベートって有名な遊び人皇族で、耽美系ロイヤルのルードウィッヒ二世と超気があっちゃった人なんですって!そんな危険な女がまたコリンの近くに・・・!

ところでこちらはスタッフさんが撮影フォトをチラ見せしたので確実に撮影が進んでいるし、ケネス・ブラナーおじさまの「ベルファスト」もCVに載っているのでついにおじさまのインタビューの裏付けがされたわけですが、

この2作と「ベンジャミン」の間には何もないのが気になります。CVですのでバイオと違い省略ありとしても、剥製師と贋作画家が進行してない可能性も高いです。ただテレビドラマの欄にも「We Hunt Together」はまだ載ってないので、映画がポシャったというのは早とちりすぎましょうが。