Sofia and Freya @goo

イギリス映画&ドラマ、英語と異文化(国際結婚の家族の話)、昔いたファッション業界のことなど雑多なほぼ日記

POLDARK 0503

2019-07-31 00:12:00 | POLDARK

ロスとデメルザに暖かく迎えられるヴァレンタイン

また字幕を出すのに失敗して話がよく見えないポルダークですが、

エリザベスを亡くしたジョージが彼女の幻覚の世界にちょくちょく行ってしまうようになったために、叔父がヤブ医者を呼び、動物に取り憑かれていると診断されて恐ろしい療法にかけられております。

憎らしいジョージですが、さすがに野蛮な治療で悲惨な目に遭っている姿は哀れなもんです。。。

ロスとデメルザの方はデメルザの兄弟とアメリカ帰りのネッドのおかげで大家族。

賑やかにやってるところにジェフリー・チャールズが一人遊びしていたヴァレンタインも連れてきて、

その様子を拘束から抜け出したジョージは偶然見てしまう。

もうロスに何もかも取られた!と思ったジョージはコーンウォールの崖から落ちるところを、

悪運の強いやつめ、いや、善良なエニス医師に助けられて家に帰還。

まあちょうどその頃ヴァレンタインを送ってロスとジェフリー・チャールズもジョージの家に現れ、

ジョージと娘を結婚させたくジョージの家に入り浸ってるハンソンという男と鉢合わせ、

どさくさに紛れてジョージの叔父からジェフリー・チャールズの士官学校の学費を出させるのに成功しました、はっはっは!

しかしハンソンは娘をジョージと結婚させるなんて考え、どうなるのかなー

娘のシシリーはジェフリー・チャールズとすっかり気があってるのにね。若いお二人本人はよくわかってないけど。

おちゃのじかんにきたとら

2019-07-30 13:48:00 | ベネディクト・カンバーバッチ


ベネディクト・カンバーバッチさんが絵本「The Tiger Who Came to Tea/おちゃのじかんにきたとら」のアニメ作品に声の出演をするというニュースが!



チャンネル4というイギリスの民放が絵本をアニメ化し、今年のクリスマス番組として放送されます。

ベネディクトさんといえば、かれこれ7年前にも「スノウマンとスノウドッグ」の朗読をしてCDブックとして発売されており、チャンネル4TV放送のアニメも作られましたがそちらは無声作品でしたが、とても心に残る良いアニメに出会えて幸福です。

が、今度は声の出演者が複数発表されており、ふつうにキャラクターたちが喋るアニメです。ベネさんは主人公ソフィーのお父さん役で、物語の後半に出てきます。

私はこの絵本が大好きなので、そりゃあもう興奮してしまいました。やったー!やったー!

この絵本とは、ロンドン育児時代にチャリティーショップで絵本を見つけて買ったことが出会いでした。

まずイラストがかわいいので購入したら、その時一緒にいた義理の弟のガールフレンドが「ああ、それね」と知っていたので、英語圏では定番の絵本らしいと知ったのでした。

初版は1968年。

大好きな60年代イギリスのファッションと物たちが丁寧なイラストで表現されていて見るだけでもキュン。

トラはつり目に描かれていて、ベネさんに似ているみたい。



今回、日本語版のイラストを探していて日本でのレビューを初めて目にしたのですが、最も参考になったレビューが「心が広い人にはいいでしょうけど私にはちょっと・・・」というもので意外でした。

改めてストーリーを確認すると、

トラが突然家にやってきたので、ソフィーとお母さんはお茶をすすめた。
トラはペロリとお菓子を食べてもまだお腹が空いてたみたいで、家中の食べ物と飲み物を平らげて満足したようでどこかに帰って行った。
夜、お父さんが仕事から帰ってきても家には食べるものが何もない。
そこでお父さんは「いい考えがあるよ。レストランに食べに行こう。」
一家はレストランの帰り道に食べ物をどっさり買い、念のためにトラ用フードも買いました。
でもトラはそれきり現れることはありませんでした。


というのがあらすじ。

言われてみれば家中の食べ物飲み物をトラにとられたら、怒るのが普通なのかな?

日本で日本人とだけと暮らしてると理不尽な目にはあまり合わないから、そこに焦点が行くのかな。

私は夫の両親(主に母親)に、私にはビックリな「良い/悪い」の基準を改めて考えさせられるような謎の体験をいっぱいさせられているので、

トラが来て家中のものを食べて行った(悪い出来事かも/でも裏を返すと滅多にできないドキドキの体験じゃない?)から家には何もないことよりも、

お父さんが「外に食べに行こう」と発想の転換をして、結果家族みんながレストランで楽しい思いをした、

トラ用フードを買ったということは、一家みんなが密かにトラにまた会えたらいいなと期待しているのだな、と思って

トラが来ること(=災難)もとり方次第で楽しい体験でもあるんだ、というふうに絵本を読んだのでした。

年末アニメが楽しみ。

そして今年95歳で亡くなった著者のジュディス・カーのためにも、

テレビアニメで、また新しい世代の子供達にこの物語が受け継がれていくのだな、と嬉しく思います。

イギリスのプラスチック汚染対策

2019-07-28 22:29:00 | イギリス
引き出しをゴソゴソしていたら、4年前にイギリスから持ち帰ったスーパー「テスコ」のショッパーが出てきました。



再利用を促してはいますが、無料でいくらでももらえたペラペラの袋はちょっと耐久性は怪しい。でもプリントがかわいいので捨てなかったんです。



今年の夏にテスコへ行ったら、下のようなもっと厚手で大きい袋が無人レジのレジ脇にあり、5P(7〜8円くらい)でした。街でカバン代わりに持ち歩いてるオジさんも見かけました。



NO TIME FOR WASTE. 「ゴミにする時間はない」

下のバージョンは、

I'M BACK. 「ただいま」とそのバッグの原料が80%以上包装用プラスチックからのリサイクルであることを一言で言った、捻りの効いたコピーがいいです。



昨日付けのニュースで、テスコが宅配に使ってたビニール袋も使用をやめ、配達は再利用するトレーでキッチンまでお届けしますと言っていました。

私が東京で利用しているCO-OPも配達は再利用の箱できますが、

テスコは、イギリスでも最大手のスーパーですのでそこがビニール製品を無料で配布するのをやめるのは意義があります。

東京のうちの近所には日本最大手っぽいイオンとかないのでわかりませんが、ローカルのスーパーでもビニール袋を3円とか5円で有料化しました。けど従来のペラペラのやつなので、再利用には今ひとつグレードが低いような。。。

テスコの有料袋は丈夫なだけでなく、CMでも1度しか使わずにゴミとなるビニールは、海の動物が食べて非常に害になっていることをやさしく啓蒙しています。



他にも今年のイギリスで見かけた脱プラスチックの地球環境に優しい品物たち。

植物でできてて土に帰る使い捨てカトラリー



紙製ストロー



スチール製ストロー




ロイヤル・スコット・クリスタル

2019-07-25 09:02:00 | イギリス


先月のイギリス旅行で、宿泊費やチケット代を除いて単品で1番高い買い物がこちらでした。

ケンジントン宮殿で「ヴィクトリア女王展」を見て胸いっぱい夢いっぱいになった時に通過するショップ、お財布の紐はこの時点でほどかれています。

華々しい(まあ、要するにちょっとおばちゃん趣味の)花などがデザインされてる食器や布製品などが多い棚の中で、ひっそりと重々しくこのセットが私を見つめていたんですね・・・

しかも値段もついてなくて、私は自力でディスプレイされてた箱の下の箱まで抜き出して箱の周りや中をチェックしたのですけど値札がない。

そこで一生に一度の機会かもしれないと思って、店員さんに聞きました。

スタッフさんもすぐにはわからなくて、PCのデータみたいなので調べてやっと判明。

このクリスタルのウィスキーグラス(英語ではtotと言うのがメーカーであるRoyal Scot Crystalの公式ページでわかりました)とボトルのセットで確か70ポンドくらいでした。

もう調べてもらってた時点で100ポンド以下なら買おうかなとほぼ心を決めておりました。

その前に小さいもの色々合わせて90ポンドくらい購入していたのをその店員さんたちは覚えていたので、免税手続きをするかと聞かれました。

きゃー、なんか懐かしいフレーズというか、最近はそういう対象になるような買い物をしてないのでびっくり・・・

確か手続き料が10ポンドくらいかかるので、それをさし引いても戻ってくる税金のでる買い物の金額が150ポンドくらいなんですよね。しかも旅行者の多いショップで賞から、手続き慣れてるスタッフさんたち。ありがたや。

長〜いレシートの紙を出してもらって、それに必要事項を記入して帰りの空港で買ったものを見せて手続きをして数日後に、2000円くらいがもうクレジットカードに入金されていました。

事務手続きの話が先になりましたが、

この記事を書くにあたって宮殿ショップやメーカーのカタログを探したのですが見つかりませんでした。

ということは相当昔の商品なのかなあ???

宮殿ショップには同じメーカーの別の商品もあって、メーカーのオンラインカタログでも似たようなセットで鹿とかゴルフ、アザミの柄はあるのにユニコーンはない。

画像で検索しても出てこないし、よくわからないけど、レアものということでしょうか。



POLDARK 0502

2019-07-22 22:43:00 | POLDARK
相変わらず字幕は出ません!けど、とにかく見れるうちに見ました。

裁判、政治の話は細かいことは全然わかりませんけど、とにかく奴隷制をめぐってロスとジョージがまた対決するのはハッキリしておりますね。

ジョージのところにはアメリカの奴隷商人がイギリスでも商売をしたくて出資を求めて近寄ってますし、あわや契約しそうになった時にエリザベスに救われたのがすごい!

方やロスは黒人女性を妻とした人が命の恩人ですし、このネッドって人がロスに負けず劣らずの血気盛んなおっさんで現行勢力を敵に回すんですわ。ロスがふたりになったような落ち着かなさよ。

そしてその本筋は置いておいても、

奴隷商人の進歩的な(女性の権利を本で勉強してました)娘と成長したジェフリー・チャールズのピュアな恋愛にキュン。





その昔、デメルザの弟とモワナちゃんがデートするのにくっついていたジェフリー・チャールズです。同じ道を歩んでます。

だって奴隷商人は自分の娘をジョージの後妻にする腹ですから。

しかし外野がなんて言ったって、当のジョージはエリザベスとのパラレルワールドに片足突っ込んでおりますから若い後妻になんて用はありませんけどね。

そんなジョージの台詞に今回は胸を打たれました。

ロンドンで偶然会ったジョージに、ロスはまたジェフリー・チャールズの軍隊入りを支援しろと(たぶん)口を挟みます。それがエリザベスの望みだったとオレ達は知ってるんだから、と。

それに対しジョージは「お前が自分の妻の何を知ってるというんだ」と顔色を変えます。これにはロスも怯み、ジョージが以前言いかけていたことを思い出して何のことか尋ねると、

「お前の諦めの悪さと私の猜疑心がエリザベスを死に追い込んだのだ。私は自分のしたことを責めている。お前もそうしろ。」

!!!ジョージ!君はバカじゃなかった!わかってたんだ・・・

ポルダーク始まって以来のジョージの名言だと思います!

いよいよ心配なジョージ・・・叔父さんが余計なことしないといいけど。なんかもうジョージはパラレルワールドで幸せになればいいよ。

でもヴァレンタインが可愛いそうなので誰かどうにかしてあげてほしい。


あとは、今エピもギャリックは大活躍でした。ふふふ