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ずっと楽しみにしていた「2分の1の魔法」をやっと見れました。
エルフの兄弟をクリス・プラット(ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー)とトム・ホランド(スパイダーマン)がやる!・・・ただし声だけ・・・
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ですが大丈夫、脳内ではずっとこの姿に変換していましたから!!!
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なので、このエルフ兄弟シーンは良かったんですが、
それ以外のこの映画の世界観は、どうも馴染みにくかった。。。
「昔は世界に魔法が溢れていた。しかしその取得には大変な努力を要するため、お手軽な文明をみんなが使用するようになり、魔法はほぼ姿を消した」というんですね。
さらに、登場人物が人間じゃない。ハリー・ポッターで言うなら魔法動物、ロード・オブ・ザ・リングで言うならエルフ、ホビット、ドワーフその他人間以外の種族。確かに彼らには魔力があるものが多いので、魔法の廃れた世界を描くには決して外してはいない。
でも文明の利器はいわゆる人間の発明だし、魔法種族の思考/行動パターンは人間と同じだしで、なかなかストンといかないまま話が続いていくのでした。
そしてその登場種族たちのデザインがハッキリ言って容姿に障害があるというか。
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あの孤高で美しいはずのユニコーンがこの有様ですから。他にもケンタウルスやピクシー、ドラゴンなどファンタジーでお馴染みのいきものたちが、揃いもそろってデザインが憎らしかった。
それと邦題にもなった、魔法で姿を1/2だけ現した兄弟のお父さん、下半身しかないなんてマヌケすぎ。耳がないから聞こえないことになっているのに、兄弟と心の交流があったような展開になってるのも違和感でした。
でもメッセージとしては、「魔法=自分の能力を発揮することを忘れ、生活に保守的になってはいけない」、原題のONWARDは「この先に向かって」と言う意味で、自信のない弟イアンが楽観的な兄バーリーの励ましのおかげで1歩踏み出して望みを叶えた。「自分を信じてやればできる!」なアメリカン・スピリッツです。そして家族の愛を確認するというのもとてもアメリカン。