ジョシュさん来日より「ポルダーク」見返し隊をひとりで結成していたので円盤をポチったのですが、遥か彼方の英国より到着を待っています。
本当は配信で購入したかったけど日本でのポルダーク事情はそこまで整っていないのです。
そこで待ってる間に、デメルザ役の女優さんエレノア・トムリンソンとアーミテージ役のジョシュ・ホワイトハウスが共演している映画があったので、何よりも日本版が出ていて買ってすぐ見られるので思わず見ましたよ!
写真は公式ツイッター(@alleycatsfilm)への投稿よりお借りしました。名前から私と同じポルダークからのファンと推察!
ま〜〜〜〜、この映画、日本版が出たのが不思議なくらいインディーなんですよ、私にはありがたいことですけれど。
キャストは無名、ポルダークファンに限っては主役ダニーはエレノアだし、彼女のお兄さんの役でジョシュが出ているんですね。
さらに日本人にはソノヤ・ミズノは「エクスマキナ」が記憶にあるし、昨日公開された「クレイジー・リッチ」、私は未見ですが「ラ・ラ・ランド」にも出演している日系俳優なので親近感がわきます。ただし謎の無口なキャラです。そして欧米人の中に混じって不良メイクをしてると中東人にも見え日本人としての親しみはあまりありませんでした。アジア人を無口なキャラに、ってこのご時世ではステレオタイプなキャスティングとも思えます。
そうです、それよりも、私がこの映画でまず思ったのは、エレノア・トムリンソンは実は若いということでした!
ポルダークでは子供3人くらい産んでいるし、甥っ子のジェフリー・チャールズは16.7歳くらいになるし、アーミテージのことを「若い」と表現しているので年上の人妻なのかと思い込んでいました。事実、ドラマの中ではそうなのかと思います。しかし彼女の実年齢はまだ26歳!
それで本作では、ロンドンの不良若者軍団の姫の役なことも頷けます。ポルダークでも最初ボロボロで登場した時にはまだ14歳くらいの子供の雰囲気を出していましたので、その延長線上の悪戯っぽい大きな緑の瞳が愛らしいです。
そしてジョシュの役は妹思いのお兄さんクリス。
ストーリーは、まず日本でなじみのない、違法のピストバイク(ブレーキのない自転車)からして説明しなくちゃならないので、本当によくも日本版を定価¥4.000でだしましたね、と不思議なのですが、そのバイク集団がコミュニティを作っていて、クリスはその自転車を使ってメッセンジャーを仕事にしていました。そして偶然、政治家の愛人暗殺現場に届け物をしに来てしまったことで、その政治家の雇われ火消し屋に追われることに。
ここで日本版のコピーを紹介します「メッセンジャー女子vs凄腕の殺し屋」です。
しかし本編を見るとまずダニーはメッセンジャーではないのです。メッセンジャーの兄クリスがとばっちりに巻き込まれて殺されたので、警察にはただの事故と片付けられたその事件を追求してそのスピードの出る自転車には乗るのですが・・・
クリスが4分の1位のところで殺されてしまうのはファンとしては残念ですが、スチール写真を探すのがタイヘンな割には登場シーンが多く楽しめます。
そして、やはりエレノアって可愛いけどポルダークのような時代劇や、今年初めにBBCでやってたミニドラマ「Ordeal by Innocence/事実は苛む」は50年代くらいでしたがしっくりと来ていたなあ〜と思いました。現代ロンドンの若者ぽくないというのか・・・
逆にジョシュは時代劇の時と違って、先日HUBで会った時の印象やインスタであげてる変な顔シリーズとかあるんですがそのイメージまんまのロンドンの若者でした。
彼は演劇の訓練を受けて俳優を始めたわけではないイギリスでは珍しいタイプですが、この映画撮影でエレノアと共演して息があったのでポルダークも溶け込みやすかったと何かで言っていて、エイダン・ターナーとかジェイムズ・ウィルビーを向こうに回してポンっと入れるって逆に演劇に思い入れがないからこその強みなのかも知れませんね!