本国では日曜の夜9時ゴールデンタイム(というんだったかな?)のお楽しみガーディアン言うところの”romantic hero nirvana”!!やっぱり!私もこのドラマ見出してから「ヒーロー癒し」だと思ってたけど、nirvanaは「涅槃」の他に「安息の地」という意味があるのですね。記事の中でもコリンのダーシー様を引き合いに出してる。うふふふ。
いつも忘れてた犬の名前もやっと4回目で覚えました。Garrick/ギャリックです。あとね、デメルザって、いったい何歳なんだろう?「子供」って呼ばれてたから、メイドになったのが14歳くらいかな?2年たって16歳?若すぎるかなあ?でも「23歳すぎたら嫁のもらい手もいない」時代だったら16歳で結婚しますよね。同時代のマリー・アントワネットだって確かそれくらいだったし・・・・
突然結婚式をあげた2人に、あいた口が塞がらなかったのは私だけでなく、当人のデメルザも今までの「Sir」から「ロス」と名前で呼ぶのにも慣れないし、家の使用人達も「長続きするわけない」と。・・・どうもロス・ポルダークだけが納得していた展開のようでした!デメルザは「秘密にしなくていいの?」ときく始末。
銅抗のまわりでは、やつれた様子のフランシスがロスに八つ当たりしてます。「Does she think I 'm falling short of the mark?/僕にはすぎた仕事だと彼女が言ったか?」彼女とは妻のこと。まあ、気持ちもわかる、父にも妻にも認められず自信喪失の坂をゴロゴロと・・・しかしデメルザとの結婚のことを聞いて唖然。
フランシスの家ではチャールズも「やってくれたわい!」と、心臓が弱ってるのに増々おかんむり。「世間は許しませんよ。」と言ったご婦人はエリザベスのお母さんかな?「自ら行く手の扉を閉めたのだ。あの卑しい小娘と落ちぶれる奴を眺めて楽しめる。」と父親に言われるジョージ。しかしフランシスの妹ヴァリティは2人の味方です。やはり既成の概念からはみ出す者同士は気があうのですね~
ロスの銅抗の方は、銅が近そうというところで難航、更なる資金が必要に。しかしデメルザとの結婚を知った投資家達は「そんな無茶をするとは判断力の欠如を示してないか。資金を預けられるものか。」とロスに対する信用を疑い始めてしまう。
ところで最近村人達は、岬から海をやたらと眺めています。コーンウォールの産業は鉱業と漁業なのだそう。
ロスを信頼する投資家の友人はデメルザを暖かく見守るも、彼女はついレディらしくないことを口走って、上流階級の人間には受け入れられないと心を閉ざす・・・そばから彼女のパイを盗み食いする下男を見つけタックルしてタッチダウン・・・「下男とレスリングする妻はありえん」とロスに戒められる。やれやれ先は遠そう ー とロスも思ったのだろう、キジ密猟で投獄中のジムの奥さんジニーをデメルザの代わりのメイドとして雇う。
息子に鉱山を任せられないチャールズは、自分が監督しようと無理して逆に病床に逆戻り。なんと瀉血を受けている(図解でしか見たことないのでドロドロと血を取り出す映像にショックです!・・・もちろん患者の顔は蒼白、自信たっぷりなのは医者のみ、この療法は18世紀以降は減って来ていたそうですよ。)ロスが見舞いに来たので、結婚の話で冗談を言い自分で大笑いしたら心臓も引きつけを起こしたようです?!ああ、チャールズのシーンはお笑いシーンと化しています。「医者はクリスマスには治ると言っとったぞ!」と叫びながらも危篤状態に。そして最後の瞬間、実の息子フランシスではなくロスを病室に呼び、「息子を、家を、家名を頼む。」とこの世を去ります。
新しい墓の前で「僕はいつも親父の期待に添えなかった」とロスに言うフランシス。ある意味素直だが、同じ年頃の従兄弟ロスと常に比べられて辛い人生だったのね。おまけに妻もロスのお下がりw。
葬儀後、フランシスが継いだ家に集まる人々。エリザベスとヴァリティはどちらも女主人として顔を出すのにためらっています。そこでもフランシスは妹に「家名を汚しているのがお前1人じゃなくて安心したろ。」ああ、そこまで落ちたかフランシス・・・!そしてこんな席でも銀行屋として人の事業に首を突っ込み、偽善面してカモを探すジョージ。
ヴァリティが家にやって来ました。最初は緊張していたデメルザも、ヴァリティが彼らの結婚を喜び、ロスがデメルザに会ってから幸せになっていると告げると、心を開きます。そしてヴァリティにダンスやテーブル・セッティング、歩き方、扇の使い方などレディの嗜みをレッスンしてもらいます。デメルザの外股が、微笑ましい。ヴァリティに町にドレスの買い物に連れて行ってもらった帰り、「すぐにサイズが変わるから無駄になりそうで恐い」と妊娠を打ち明けるデメルザ。でもまだロスには言ってないんだって。ほほう、そこまで信頼できる女友達ができて良かったね。
幸せな新婚夫婦のロス&デメルザ・ポルダーク
自分が家の主人になったのに娼婦のもとに通うフランシス
夫不在で子供が生き甲斐のエリザベス
海からは、待ちに待った魚の大群が揚げられました。ロスはこれで冬を越せると大喜びの村人から慕われています。彼らから見たら、一緒に汗水垂らして働き、自分達使用人の身分の女性と結婚した領主様ですものね!今で言ったら労働党か!「みんながあなたのこと好きよ」というデメルザにロスは「君は?」と聞いて、デメルザの返事は「(好きになるよう)勉強してもいいわ」。2人はloveどころかlikeでさえもお互いに使っていいのかどうなのか、結婚後に模索してるんですね。
ロスはいよいよ穴を掘るための火薬もつき、資金の相談に弁護士の所へ行ってこ自分の軽はずみな結婚が仕事に不利だったと悟る。これ以上の資金が調達できなくば事業もクリスマスまでという試算が出る・・・
クリスマス!にロスとデメルザはフランシスの家に招待さました。温暖そうなコーンウォールも薄らと雪景色がきれい。見下される(特にエリザベスに)のを恐れていたデメルザもヴァリティに戸口で迎えられ家に入ると、ロスの家の何10倍も豪華なお屋敷に圧倒されます。私も初めてディズニーランドのホーンテッド・マンションに入った時の感覚はこんなだったかも?エリザベスにも意外にやさしく手を引いてアガサ叔母さんに紹介してもらいました。
エリザベスにとっての叔母さん・・・私はこの老婆は亡くなったチャールズのお母さんなのか年齢差から疑問に思ってたんですが、そうだったのか!と言うことはロスにとっても叔母さん。たぶんチャールズのオールド・ミスのお姉さんでしょうか。
「結婚って誰にもきいてないわよ!」と言い出す叔母さん、耳が遠いかちょっとボケてるのか、デメルザの出身も知らない、世間から浮いた存在でいい味出してます。「ポルダークを6代も見守ってるのよ、そんな年には見えないだろうけど。」って、いや、見えるよね。「エリザベスと並ぶと少しばかり荒削りだわね。」「いざとなれば磨かれるに違いないわ。」叔母さんのこの言葉で、デメルザも居場所ができたような気がしたでしょう!
デメルザの手をやさしく握ったエリザベスを責めるフランシス。「やさしくて寛大な自分をロスにアピールしたな。」ああもう!このバカ男につける薬はない。エリザベスによれば、銅抗はつぶれそうだし遺産も賭け事につぎ込み、外に女をつくっていると!
自信のなさではフランシスに負けないデメルザ。こちらは理にかなってますけども。食事を前に、自分が下品でバカだと思われると、ロスが結婚にがっかりするだろうと。彼女が緊張マックスの時、おりしも突然訪ねて来たのはジョージ一家。むむむ、どうもデメルザを見物に来たようなのです。人数の膨らんだギャラリーの前には、ヴァリティと一緒に町で注文したドレスに身を包んだデメルザが。息をのむ一同、嬉しそうなロス、と、いいぞいいぞ~古典の物語!!
ちょっとわからなかったのは、ジョージ一行の若い女が誰だったのか?妹かな?ネチネチとデメルザやヴァリティをいじめて。恥をかかせようとしてデメルザを皆の前で歌わせたけど、彼女の天使の声に一同心を奪われる結果に。ロマンチックヒーローの安息の地!
そして村に戻ったふたりが聞いたのは大きな鐘の音。ついに銅が出た!
その夜お腹の子供のことを知るロス・・・幸せなふたり。
この時にロスはデメルザに自分が救われたことと愛を告げるのですが、結婚してからは彼女を慈しみ励ますのだけれど、使用人だった時代にふたりの心が通い合ったエピソードが2、3欲しかったな・・・というのが正直な気持ちです。デメルザの方はロスの行水を草むらから覗いたりしてたけれど、ロスがデメルザに何かを感じたというのは出会った時に「気の毒な子供」と思ったくらいしかないような・・・原作にはなくても何か脚色できたのでは?
いつも忘れてた犬の名前もやっと4回目で覚えました。Garrick/ギャリックです。あとね、デメルザって、いったい何歳なんだろう?「子供」って呼ばれてたから、メイドになったのが14歳くらいかな?2年たって16歳?若すぎるかなあ?でも「23歳すぎたら嫁のもらい手もいない」時代だったら16歳で結婚しますよね。同時代のマリー・アントワネットだって確かそれくらいだったし・・・・
突然結婚式をあげた2人に、あいた口が塞がらなかったのは私だけでなく、当人のデメルザも今までの「Sir」から「ロス」と名前で呼ぶのにも慣れないし、家の使用人達も「長続きするわけない」と。・・・どうもロス・ポルダークだけが納得していた展開のようでした!デメルザは「秘密にしなくていいの?」ときく始末。
銅抗のまわりでは、やつれた様子のフランシスがロスに八つ当たりしてます。「Does she think I 'm falling short of the mark?/僕にはすぎた仕事だと彼女が言ったか?」彼女とは妻のこと。まあ、気持ちもわかる、父にも妻にも認められず自信喪失の坂をゴロゴロと・・・しかしデメルザとの結婚のことを聞いて唖然。
フランシスの家ではチャールズも「やってくれたわい!」と、心臓が弱ってるのに増々おかんむり。「世間は許しませんよ。」と言ったご婦人はエリザベスのお母さんかな?「自ら行く手の扉を閉めたのだ。あの卑しい小娘と落ちぶれる奴を眺めて楽しめる。」と父親に言われるジョージ。しかしフランシスの妹ヴァリティは2人の味方です。やはり既成の概念からはみ出す者同士は気があうのですね~
ロスの銅抗の方は、銅が近そうというところで難航、更なる資金が必要に。しかしデメルザとの結婚を知った投資家達は「そんな無茶をするとは判断力の欠如を示してないか。資金を預けられるものか。」とロスに対する信用を疑い始めてしまう。
ところで最近村人達は、岬から海をやたらと眺めています。コーンウォールの産業は鉱業と漁業なのだそう。
ロスを信頼する投資家の友人はデメルザを暖かく見守るも、彼女はついレディらしくないことを口走って、上流階級の人間には受け入れられないと心を閉ざす・・・そばから彼女のパイを盗み食いする下男を見つけタックルしてタッチダウン・・・「下男とレスリングする妻はありえん」とロスに戒められる。やれやれ先は遠そう ー とロスも思ったのだろう、キジ密猟で投獄中のジムの奥さんジニーをデメルザの代わりのメイドとして雇う。
息子に鉱山を任せられないチャールズは、自分が監督しようと無理して逆に病床に逆戻り。なんと瀉血を受けている(図解でしか見たことないのでドロドロと血を取り出す映像にショックです!・・・もちろん患者の顔は蒼白、自信たっぷりなのは医者のみ、この療法は18世紀以降は減って来ていたそうですよ。)ロスが見舞いに来たので、結婚の話で冗談を言い自分で大笑いしたら心臓も引きつけを起こしたようです?!ああ、チャールズのシーンはお笑いシーンと化しています。「医者はクリスマスには治ると言っとったぞ!」と叫びながらも危篤状態に。そして最後の瞬間、実の息子フランシスではなくロスを病室に呼び、「息子を、家を、家名を頼む。」とこの世を去ります。
新しい墓の前で「僕はいつも親父の期待に添えなかった」とロスに言うフランシス。ある意味素直だが、同じ年頃の従兄弟ロスと常に比べられて辛い人生だったのね。おまけに妻もロスのお下がりw。
葬儀後、フランシスが継いだ家に集まる人々。エリザベスとヴァリティはどちらも女主人として顔を出すのにためらっています。そこでもフランシスは妹に「家名を汚しているのがお前1人じゃなくて安心したろ。」ああ、そこまで落ちたかフランシス・・・!そしてこんな席でも銀行屋として人の事業に首を突っ込み、偽善面してカモを探すジョージ。
ヴァリティが家にやって来ました。最初は緊張していたデメルザも、ヴァリティが彼らの結婚を喜び、ロスがデメルザに会ってから幸せになっていると告げると、心を開きます。そしてヴァリティにダンスやテーブル・セッティング、歩き方、扇の使い方などレディの嗜みをレッスンしてもらいます。デメルザの外股が、微笑ましい。ヴァリティに町にドレスの買い物に連れて行ってもらった帰り、「すぐにサイズが変わるから無駄になりそうで恐い」と妊娠を打ち明けるデメルザ。でもまだロスには言ってないんだって。ほほう、そこまで信頼できる女友達ができて良かったね。
幸せな新婚夫婦のロス&デメルザ・ポルダーク
自分が家の主人になったのに娼婦のもとに通うフランシス
夫不在で子供が生き甲斐のエリザベス
海からは、待ちに待った魚の大群が揚げられました。ロスはこれで冬を越せると大喜びの村人から慕われています。彼らから見たら、一緒に汗水垂らして働き、自分達使用人の身分の女性と結婚した領主様ですものね!今で言ったら労働党か!「みんながあなたのこと好きよ」というデメルザにロスは「君は?」と聞いて、デメルザの返事は「(好きになるよう)勉強してもいいわ」。2人はloveどころかlikeでさえもお互いに使っていいのかどうなのか、結婚後に模索してるんですね。
ロスはいよいよ穴を掘るための火薬もつき、資金の相談に弁護士の所へ行ってこ自分の軽はずみな結婚が仕事に不利だったと悟る。これ以上の資金が調達できなくば事業もクリスマスまでという試算が出る・・・
クリスマス!にロスとデメルザはフランシスの家に招待さました。温暖そうなコーンウォールも薄らと雪景色がきれい。見下される(特にエリザベスに)のを恐れていたデメルザもヴァリティに戸口で迎えられ家に入ると、ロスの家の何10倍も豪華なお屋敷に圧倒されます。私も初めてディズニーランドのホーンテッド・マンションに入った時の感覚はこんなだったかも?エリザベスにも意外にやさしく手を引いてアガサ叔母さんに紹介してもらいました。
エリザベスにとっての叔母さん・・・私はこの老婆は亡くなったチャールズのお母さんなのか年齢差から疑問に思ってたんですが、そうだったのか!と言うことはロスにとっても叔母さん。たぶんチャールズのオールド・ミスのお姉さんでしょうか。
「結婚って誰にもきいてないわよ!」と言い出す叔母さん、耳が遠いかちょっとボケてるのか、デメルザの出身も知らない、世間から浮いた存在でいい味出してます。「ポルダークを6代も見守ってるのよ、そんな年には見えないだろうけど。」って、いや、見えるよね。「エリザベスと並ぶと少しばかり荒削りだわね。」「いざとなれば磨かれるに違いないわ。」叔母さんのこの言葉で、デメルザも居場所ができたような気がしたでしょう!
デメルザの手をやさしく握ったエリザベスを責めるフランシス。「やさしくて寛大な自分をロスにアピールしたな。」ああもう!このバカ男につける薬はない。エリザベスによれば、銅抗はつぶれそうだし遺産も賭け事につぎ込み、外に女をつくっていると!
自信のなさではフランシスに負けないデメルザ。こちらは理にかなってますけども。食事を前に、自分が下品でバカだと思われると、ロスが結婚にがっかりするだろうと。彼女が緊張マックスの時、おりしも突然訪ねて来たのはジョージ一家。むむむ、どうもデメルザを見物に来たようなのです。人数の膨らんだギャラリーの前には、ヴァリティと一緒に町で注文したドレスに身を包んだデメルザが。息をのむ一同、嬉しそうなロス、と、いいぞいいぞ~古典の物語!!
ちょっとわからなかったのは、ジョージ一行の若い女が誰だったのか?妹かな?ネチネチとデメルザやヴァリティをいじめて。恥をかかせようとしてデメルザを皆の前で歌わせたけど、彼女の天使の声に一同心を奪われる結果に。ロマンチックヒーローの安息の地!
そして村に戻ったふたりが聞いたのは大きな鐘の音。ついに銅が出た!
その夜お腹の子供のことを知るロス・・・幸せなふたり。
この時にロスはデメルザに自分が救われたことと愛を告げるのですが、結婚してからは彼女を慈しみ励ますのだけれど、使用人だった時代にふたりの心が通い合ったエピソードが2、3欲しかったな・・・というのが正直な気持ちです。デメルザの方はロスの行水を草むらから覗いたりしてたけれど、ロスがデメルザに何かを感じたというのは出会った時に「気の毒な子供」と思ったくらいしかないような・・・原作にはなくても何か脚色できたのでは?