Sofia and Freya @goo

イギリス映画&ドラマ、英語と異文化(国際結婚の家族の話)、昔いたファッション業界のことなど雑多なほぼ日記

シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ

2016-04-29 21:40:00 | その他の映画・ドラマ・舞台
私はこの映画をつい最近まで誤解していたんです。映画のプロモ写真ではアイアンマンとキャプテン・アメリカがにらみ合っているじゃないですか、それでアベンジャーズみたいなスター総出演で中でもこのふたりに焦点が当ててあると。当たらずとも遠からずですが、タイトルにも堂々と書いてある通り、主人公はふたりではなくキャプテン・アメリカでした!

さあ、大変、今までキャップには興味が芽生えず放置していたけど、それじゃ困るだろうから、せめて第1作のキャップ誕生のくだりくらいは把握しておこうとビデオ配信でレンタルしました。便利ですね~!スグ見られるのもいいけど、PCとスマホ、というように複数のディバイスで再生できるのもありがたいです。外出先でも見られるのですから。

よくコメントくださるWINTさんのお達しで、1のみではなく2も!ということで、今日映画館に行く直前にやっとこウィンター・ソルジャー見終わりました。ハーハーゼーゼー・・・

おかげさまで、さっき見終わったすぐ続きが大きいスクリーンで始まったではないですか!す、すごい・・・アベンジャーズの続きでもあるけど、思いっきりキャップの話はつながってる・・・アイアンマンよりももっと連続性がある・・・やはり時には人の勧めに耳を傾けるものですね。

この大作のあらすじなどは、公式にお任せして、感想だけ書きま~す。
ネタバレますのでご覧になってない方は読まないほうがいいですよー!



まず、
キャプテンに興味がなかったのに、なぜ映画館に行ったのかと言えば・・・実はアントマンが見たかったのでした。可愛いアリンコ軍団は出てこなかったけれど、まさかのハルクもびっくりの巨大化!!!人間的には他のアベンジャーズとあまり関わらなかったけれど、それでなくても人間関係と感情が複雑なこの話だから、文字通り大きく扱われただけでも満足するよ。

そしてなぜ今まで私はキャップに興味持てないのに、世の中には女子ファンが多いんだろう?という疑問も少し解けました。まず1の「ファースト・アベンジャー」で虚弱体質だったスティーブ。あの体格で正義感がやたら強い男、というのがポイントだったんですね。だってムキムキの筋肉男で正義感が強いって頭悪そうじゃないですか、強くて顔がまあまあキレイでも魅力とまではいかない、あの変身前を知らないとつまらない男だったんです。でも、あんなに弱っちいのに心だけはあんなに真っ直ぐで大きいって、アンバランスでひねくれてますよ。その彼が今のムキムキの中にいると思うと萌える私もひねくれてるけど。それに体が大きいと顔は相対的に小さくてあまり注目しませんが、もやし君の体型だと他に見るところないから顔を見るでしょう?下向きのまつ毛が長いし、実は私の好みの面長くんだったんですね!

そのまっすぐなキャプテン・アメリカが、組織に歯向かう1匹狼になったところが本作の1番面白いところでした!いつもは個人行動はアイアンマンのお株なのに、彼は今家庭の危機で目立ちたくなかったから素直に政府の言うこと聞いて。役割の逆転!!

それと、政府がアベンジャーズを管理する理由が「一般市民の犠牲をなくす」ってとこが良かったです。とは言っても世に言うアクション映画ですから、カーチェイスに肉弾戦に爆撃は相変わらずなんですけど、映画の制作者もそこのところをちゃんと自覚して作っていて、登場人物の感情に踏み込んで描いたので、暴れっぱなしよりかは気が楽になりました。

一般市民を助ける、というのは前作「ウルトロン」でもきちんと描かれていて、ヒーローなら一般人を犠牲にしていいのか?というSF娯楽作の問題に突っ込んでくれたな~と思ったのですけど、それは、本作「シビル・ウォー」にも引き継がれたテーマとなっていました。

「ファースト・アベンジャー」の時は、いかにも悪党を相手に戦ったのでいかにもコミック原作という感じで単純でした。それが本作の悪役は元キャップの友達バッキーだけでなく、影の悪役でさえダニエル・ブリュールってことで訳ありに違いない!と誰もが思ったでしょうが、やはり彼は「ウルトロン」の時家族が犠牲になった被害者で、アベンジャーズへの復讐が目的だったのですもの!

復讐と言えば、ブラック・パンサー殿下の闘う動機も父の復讐だったし、1度はキャプテンを理解し協力しに来たアイアンマンが、クライマックスで両親の殺されたシーンを見てからも彼の目的は復讐になってました。親の因果が子に報い~~はロミオとジュリエットの昔からだけど、トニーよりも父スタークをよく知るのがキャプテンの方だったり、ペギー・カーターの姪とスティーブが恋をするってのも時空を超えたロマンにキュンです♪

キュンと言えば、ヴィジョンはワンダのこと好きなのかな~。あの容姿で服を着てるあたり、闘っていない時の彼はちょっと間抜けでかわいい。

スパイダーマンとキャプテンが戦闘中に出会った時、敵なのに「クイーンズ」「ブルックリン」と出身を自己紹介したのもおかしかったけど、あれはアクセントでニューヨーク市民だとお互いに理解したってことでOKですか?

話題だったマーティン・フリーマンの役柄は政府の偉い人?どこかで似た役柄をやっていたのを見たような・・・

あと、もしやマーベルファンの方ならご存知でしょうか。
キャプテン・アメリカになる前のクリス・エヴァンズの顔で身体が小さいのは、あれはCGで身体は別人のを合成してるのでしょうか?それと、本作「シビル・ウォー」でトニーが奨学金プレゼンをした時の自分の学生時代の家庭の思い出映像の、青年時代のトニーは誰が演じたのですか?息子さん?クレジットにないので気になります。

それにしても、総出演での肉弾戦は、その最中は痛そうで半目になったシーンもあるけど、あれがコミックだったら見開き2ページぶち抜きのコマで華やかだなあ~と、今までのマーベル映画よりも一層コミックを意識した楽しい映画でした!

そして、次作がいよいよ「ドクター・ストレンジ」ですね!


映画館帰りにフラフラ~~っと買ってしまったソックス



ISLAND

2016-04-27 21:54:00 | コリン・モーガン


「マーリン」ロスの旅が、いつの間にかコリン・モーガンを追う旅になって、漂着したのがこのDVD「ISLAND」(2011)でした。

写真が暗そう&重そうなのでためらっていましたが、仮にもメインの役なのでやはり見たくなり、案の定、ダークなストーリーでした。(笑)


あらすじ(小ネタバレはあり)

施設で親の愛を知らずに育ったニッキーは29歳にして産みの母を殺す決意をし、スコットランドの孤島に彼女を訪ねる。村の郵便局にて母の家で下宿人を募集していることを知り、島の研究のために滞在すると本性は隠して住み込んだ。そこには彼女の弟に当る息子カラムがいた。母から弟の父親が死んだことは聞き出すが、ニッキーについては「娘がいたが10か月で死んだ」と聞かされ母への憎悪は膨らむ。カラムは繊細で素朴で母に溺愛され閉じられた世界に生きているが、ニッキーには心を開く・・・


インディー映画で、英国公開日は2011/4/22とIMDbにはありますが、果たしてどの程度公開されたのかは謎です。

見始めて「アニメーションとか出てきて、ベネディクト・カンバーバッチとトム・ハーディの「Stuart:A life Backward」を思い出させるなあ。しかも内容もダークだ・・・」と思ったところで英語字幕がないことに気がつきました。しかもスコットランド英語だし私の聞き取りも追いつかない?!

そこでカンニングのためWikiってみましたら、原作は同名小説で、なんとシェイクスピアの「テンペスト」を下じきにしている・・・ことがわかりました。わお!コリン・モーガンは舞台でも「テンペスト」に出ていたので、ここでやる気を回復しました。

テンペストに通じているのは、主人公の復讐、マジカルな孤島が舞台、ということくらいなのですが、おかげで島や海の自然描写がドラマチックに感じられるようになりました。イギリスの田舎の描写って、それを退屈と思うと眠くなるので、その風景に何のドラマを感じるかって大事だと思うのです。波打ち際にアザラシがちょこんといて可愛かったです。それをコリンが「見て!」って指差すのですよ。ああ、ほのぼの。

インディーで資金調達には苦労した様子が特典の舞台裏で語られていました。お金かけた映像には見えないのですけれど、スコットランドの島のロケは交通費/滞在費もかかるし、コリンは撮影の2008年12月には、「マーリン」1と2の撮影の間。でもキャスティング決定の時にはマーリンの成功はわかっていたかどうか微妙な時期だろうな、と思わずギャラはどうだったんだろう・・・

そして、音楽を担当したのは「シャーロック」「ロード・オブ・ザ・リング」と同じマイケル・プライスで驚きました!た、確かに音楽も良かった・・・!

そうそう、主役の女優ナタリー・プレスも良かったです。爬虫類顔で好き嫌いが分かれましょうが、ファンタジーではないのに現実のファンタジーみたいなこのお話にとても合っていて魅力的でした。

特典映像のメイキングに、テレビドラマの「パイロット版」みたいな用途の「サンプルシーン」というのがあり、俳優は本編とは違うんですね。それを見たら全然ぜ~んぜん違ってて、やっぱりナタリーさんの繊細で神経質そうな容姿、コリンの田舎の子全開の演技はすごい!と感動しました。しかし、サンプルのカラム役の俳優さん、あれ?と途中で気づいたらトム・バークでした!いやすみません!

それでね、あらすじに書いてない後半のストーリーが、面白かったですよ!
ニッキーの出生の秘密、カラムとニッキーの関係と行動、目が離せませんでした。

作品公式ページ(ダークなアニメと音楽つき!)

↓DVD特典の、コリンのインタビューの時は楽しそう!


シェイクスピア・デー

2016-04-25 16:26:00 | ベネディクト・カンバーバッチ
4/23(土)は、シェイクスピア没後400周年記念ということで、生誕地のストラトフォード・アポン・エイボン、ロイヤルオペラハウス、グローブ座などからライブパフォーマンスが配信されました。BBC2とUK~欧州の映画館368か所、それとオンラインでも見られたようです。

土曜日の夜、私は配信サイトで四苦八苦したのに残念ながらほとんどPCで見られませんでした。あきらめて寝て起きた日曜日の朝、トーストとコーヒーを持ってPCの前に座り、思いがけない寸劇で一気に目が覚めました。

もちろんこれのことですよ。



Paapa Essiedu(ロイヤル・シェイクスピア・カンパニーで今年ハムレット役)
:To be, or not to be. That is the question.

Tim Minchin(コメディアン/ミュージシャン)
: いや、悪いね~、ちょっといい? ORだよ。

PE:骸骨。骸骨のシーンじゃないから。

TM:ハムレットには骸骨が付いてくるんだよ。とにかくOR

PE:ふーん。君はハムレット演じたことあるの?

TM:デンマーク王子を? ・・・ない。どうせ赤毛だから。

Benedict Cumberbatch: あ、あ、あのちょっといいですか。こうでは?To be, or NOT to be....
or は強調するところじゃない・・・

TM:あんた誰?

BC:ただの一俳優です。

TM:ハムレットやったことあるんだろうね。

BC:まあ、実は。

TM:ええ~!エディ・レッドメインじゃん。すっげ~!すっげ~!

BC:なんだ君は。

TM:「リリーのすべて」良かったよ~

Harriet Walter(London Spyスコッティの旧友):すみません、すみません。落ち着いて、こうよ。To be, or not to BE.

TM:じゃああんたもハムレットやったことあるんだろうね。

HW:まだだけど。

TM:ムリだよね~。だって、あんた、ないじゃん・・

HW:どうぞ言って。

TM:あんたぺ・・・ピアニスト!僕ピアニストだから!

David Tenant:いい加減にしろよ、頭冷やせ。カンタンなことだ。話戻して、To be, or not to be. THAT is the question.

TM:あんたもハムレットやったんだろうね。

DT:うん。

TM:ああ!ブロードチャーチ!

DT:だからなんだって?

TM:ハムレットを監督する人は広義派なんだね。

Rory Kinnear:ダメダメダメ!バカだなあ!To be, or not to be. That IS the question!

Ian McKellen : やあ、エディ。どれも違うよ。To be,or not to be. That is THE question.

Judi Dench : To be, or not TO be. That is the question.

・・・骸骨じゃないってのに・・・わさわさ・・・

TM:すみません、あんた誰?

JD:余はデンマーク王子ハムレットなり。

Prince Charles:言わせていただくとね・・・やあ諸君。ちょっとだけね、ちょっと。
To be, or not to be. That is the QUESTION.



とまあ、こんな感じに、若手ハムレットから始まって、コメディアンの狂言回しが加わって、あれよあれよとシェイクスピア・スター俳優がああでもない、こうでもない、と有名なセリフの言い方を主張しあってサー・イアンとデーム・ジュディまで出てきてどうなるのか?!ってところにチャールズ皇太子、デンマークじゃないけど本物のプリンスが出てきちゃったんですから?!

チャールズ皇太子は、ロンドン・ファッション・ウィークのセレモニーでもホストを務めたことがあり、自身も英国のアイコンとして国の宣伝に一役買ってることを踏まえて、英国の輸出品であるファッションや演劇芸能に箔をつけて国力増強に頑張ってますね!

BBC NEWSでも、このガラが終わった後の楽屋でヘレン・ミレンとジュデイ・デンチがこの皇太子の舞台デビューに対して「(もってかれるから)子供や動物と共演なんてするものじゃないんだけど、プリンス・チャールズもね!」と宣ったとのことです。(笑)


・・・ちょっとだけ残念なのは、今NYにいるベン・ウィショーもハムレットやったんだから、出てたかもしれなかったのになあ。

だけど、これだけ豪華キャスティングの寸劇を楽しむことができて、気がついたら英国ドラマを見始めて4年なんですね、まあ英語が全部わかるようにならなくて挫けそうになることもあるけど、ローリーさんのNTライブハムレットにブチブチ言ったこともあったけど、テナントさんハムレットはDVD買ったし、見続けてよかったなあ!と自分でも感慨深くなってしまいました。

世界は知るほどにおもしろいのですね。ALL THE WORLD'S A STAGE.


大きいスマホ

2016-04-23 08:44:00 | 近況
スマートフォンの機種変更をしました。最新の機種にではなくiPhone5Sから6SPLUSへ。

機械に弱い私はできるだけ使い慣れたものを変えたくないのですが、

① 映画/ドラマを見るのにはiPhone5Sだとものたりない
② iPhone6のカメラが5より良い

という立派な理由がありましてやっと決意に至りました。

そしたらその為にやらねばならないお仕事がたくさんあって休日がほぼ1日かかりました。仕方ありません、スマホさんには毎日お世話になっておりますので・・・

そのお仕事は、普段やった方がいいのだろうけど極力やらずに済ませてきた、パソコンのOS Xのバージョンアップから始まりました。それをしないとスマホに比べて私のiMacが古すぎてバックアップができないことがわかったからです。ああ、なんてこと!

(しかしこれをやったおかげで今まで見られなかったWOWOWのオンデマンドが映るようになりました!機械音痴でも薄々そんな気はしていました。わっはっは。)


この作業完了後、古いスマホのバックアップをしていて、過去数年間の写真もすべてパソコンに保存すると、それを家族にも見られるかもしれないと気づきました。1番見られては困るのはベネディクト・カンバーバッチ来日の時に書いたお手紙。この手紙はカード形式で、2度目の来日は誕生日も近かったので、手作りのバースデーカードにして、なんと「Happy Birthday Benedict」とデコられたケーキ(それは買ったケーキ)を前にシャンパンで乾杯している着物を着た私の自撮りフォトが貼り付けてあるのです!!こ、これだけは見られては困る!ので、いったん保存されたそれをどうやって削除するのかいろいろ試しても削除できず、仕方ないのでスマホの写真の方を削除してもう1度同期させるという必死の作業を行いました。


そして晴れて新機種を購入しました。そのお値段が約11万円・・・そ、そんなに高額な買い物を私はしていたとは。よくあいほんは高いので盗まれるという話にも納得ですよ、って感心している場合ではありませんが。しかしよくわからないけど謎のお値引きのおかげで本体は2年間毎月2000円未満の支払いで、1番安価なシステム使用料金プラスアップルの保険をつけて、毎月約いちまんえんで、その大きいスマホさんは私の新しいベストフレンドになりました!どこへ行くのも一緒で寝るときも枕元ですからね~


バックアップしておいたデータをパソコンから復元してベストフレンドに魂が宿りました!こういうことをしていると、アンドロイドのドラマ「HUMANS」を作った人の気持ちがよくわかります。ジェンマ・チャンやコリン・モーガンの形をしたベストフレンドならさらにいいじゃないですか。


そして最後の砦が「メールを有効にする」ための暗証コードでした。メールアカウントの暗証コードなんてほぼ使わないので忘れてしまっていました。しかもマイクロフト兄さんみたいな名前の大企業独占で幾つかのサービスをひとつのパスワードで管理できる、というのでいつの間にかコードを変えていたことも忘れて。

無事にそのメモを見つけましたが、長い道のりでした。


暗証コードが何10個にもなっているので、それもすべて1冊のノートにまとめようと思っているのに何年間も放置しています・・・











クラウドアトラス DVD

2016-04-21 17:26:00 | ベン・ウィショー
熊本/大分のことを考えますと、自粛ではないですが映像作品に集中できないことに気づきました。私がふさぎ込んでも被災された方が楽になるわけでもないので、前からまた見たいと思っていた「クラウドアトラス」(2011年)のDVDをポチりました。


HitFixのインタビューでのベン・ウィショーとジェームズ・ダーシー

また見たかったのになぜ今ごろまで買わなかったかというと、どの版(私が買ったのは初版限定版というやつ)でもトム・ハンクスがこちらを睨んでいるからなんです・・・!今日こそ買おうと思っても、顔に変な入れ墨まで入ったトムのカバーに購買欲が萎えてしまって・・・。

「クラウドアトラス」は、時代の違う6つのストーリーが織物のように編まれてひとつの話になっています。ゆえに登場人物が多いのですが、一応主役はトム・ハンクスとハル・ベリー。出番が多いので避けては通れないけどそこはDVD、早送りの技を駆使して見たいシーンを楽しみました。

そこそこ多いキャラ達が、時と場所を超えて、一応別人として何度も登場するのがおもしろいのですが、初めて見た時にはメイクに騙されて見逃したキャラも多かったんです。

ウィショーくんなどはこの1930年代のエピでの音楽家ロバート・フロビシャー以外ぜ~んぶスルーしてしまったものです。



作中、恋人あてに手紙をたくさん書くロバートですが、この達筆は「ブライト・スター」の時に習得した技が役立ってますね!


・・・ところが今回は、前見た時に比べウィショ感度がupしていたのか、全部ちゃんと見てわかったんですよ?!

まずはヒュー・グラント(左)の奥さんジョージェット。セリフもちょっとあります。



東洋風のお寝間着がお似合い。



そして未来の原始時代に戻ったような村では原始人のひとり。



アメリカン・アクセントも飛ばしてた1970年代アメリカのレコード屋。



19世紀奴隷船の船員。なぜアフロなのかは、もしや混血の子の役?



そして、クラウドアトラスの美点は、1番上の写真の、ジェームズ・ダーシーが素敵なこともあります。ウィショーさんとは恋人の役です。そして写真のインタビューで言っているのですが、なんどウィショーさんの映画デビュー作「トレンチ」で共演しているそうです。え!そうだったの?私としたことがイケメン・スルーしてしまったのですね。まあ残念。

そのダーシーさんは、30年代には美青年だったのが、70年代には美老人となって登場して70年代エピのメイン・キャラなのですが、ここでも私はその美老人が特殊メイクのダーシーさんだってまったく気づいてませんでした。ああ、なんてこと・・・。

それから私が興味しんしんで見たのは、特殊メイクで人種も超えるんですね。ダーシーさんが韓国人になるとこんな顔?!ええーーーー・・・・韓国はイケメン量産国でもあるのに、どうしてこんな極悪人。


右上が韓国人で右下は美老人

ジム・スタージェスも韓国人メイクしました。素顔は特に好みというわけでもないけど東洋人としてまだ魅力がありました。ふたりとも目の回りに詰め物して目を小さく平坦に見せて、ダーシーさんはコンタクトで目の色をダークにしてます。

逆バージョンがペ・ドゥナが白人アメリカ人になってジム・スタージェスの奥さんになっていたパターンです。瞳の色を薄くするとリリー・コールみたいなドール顔でした。私も特殊メイクで白人になったらどんな顔になるのかやってみたいです(笑)。

ということで全部再見するのは辛い映画もDVDっていいですね~。好きなところを好きなだけ堪能できます。きっと世の中には、私が飛ばしたシーンを何度も見てウィショーさんとダーシーさんの愛の物語は見ない人もいらっしゃるのでしょうね。

しかし、この初回限定版の不思議な点は、特典として映画「ジュピター」のポストカードが封入されていることです。そんな・・・どうして別の映画?