Sofia and Freya @goo

イギリス映画&ドラマ、英語と異文化(国際結婚の家族の話)、昔いたファッション業界のことなど雑多なほぼ日記

ソウル3日目シャーロック・カフェ221B

2019-12-25 00:00:00 | シャーロック


ソウル旅行は娘への誕生日プレゼント企画だったので、自分の趣味のことは一切忘れていた(その割には喜んでブログ書いてます)のですが、エルメスにいた時にツイッターで「シャーロック・カフェはまだあるんですかね」というリプをいただきました。あ!

カフェができたのは2年前でその時はよもや自分が韓国に行くことになるとは夢にも思っていなかったので記憶からデリートされていたのですね。

エルメスにて場所を調べてみたら、なんとそこから徒歩10分くらい?!?!運命かと行ってみました。



かなり広くてモダンな店内、21世紀のシャーロックの雰囲気出てます!オリジナルの長傘が欲しかったけど飛行機で持ち帰るには長いので断念。

オーダーしたのは「シャーロック」コーヒーで、ミルクなし、砂糖入り。



Wifi IDとパスワードがかっこいいよね。



こちらの白い部屋は地上から降りてきた半地下みたいな空間にあってロンドンぽい。



コーヒーグッズとシャーロックグッズ。



書籍やロンドンのホームズ博物館のグッズらしきものも。日本の文庫本もありました。



ステンレスの持ち歩き用ボトルが可愛かった。



一応伝統的なシャーロック・ホームズの方がお店のマークなんですよね。外に座ってる人はベネディクトさんの顔ですけど。




シャーロック 0403

2017-07-23 21:13:00 | シャーロック


0402で盛り上がった気持ちで迎えた最終エピは、おきまりのドーンと重い展開が待っていました。

・・・わかってた、わかってたけど辛かった・・・シャーロックを執拗に追い詰める監禁された実の妹のユーラス、子供の頃はあんなに愛らしく、変装のヒッピーちゃん、金髪黒縁メガネ、知的セラピストもそれなりだったのに、素顔が髪ボーボーの狂気の形相ってちょっとかわいそうじゃない?

だってね、それぞれが変なりに魅力的なホームズ兄弟の妹なんだから、彼女ももう少しかわいい妹だったら、私も怖がらずストーリーに入り込めたんじゃないかと思います。

(しかしそこはホラー大好きなゲイティスさんですから無理ですね(笑)

でもね、面白いことに、英語版を見たときの感想では、まだそんなこと感じる余裕がなかったんです。あの時は恐ろしさと意外な展開に振り回された後の安堵、メアリーの「Miss me?」遺言のオチ、大団円ぽいフィナーレにただ心を震わせていたようです。

初見と2度目の感想がこんなにも違ってくるエピも初めてです。

落ち着いて見た後、
ーなんでホームズご両親は若き日のマイクロフトにまんまと騙されて娘が死んだと信じていたのか、とか
ーじゃあワンコの赤ひげはいなかったの? とか
ーマイクロフトがちょっと情けなさすぎに描かれてなかった?
 でも成長したシャーロック目線だとああなのかな? とか。

それと英語版で見たときに大感動キュンした、モリー「I love you」のシーン、日本語版ではストーリーは滞りなかったけど、肝心のその言葉がサラ~~っと通り過ぎてしまい拍子抜けしてしまいました。


しかし!英語でも日本語でも変わらぬ大喜利を見せてくれたのがモリアーティー。回想シーンのはずが、この存在感は嬉しいです。

symbol7Brake free!!



この登場の曲がクイーンで盛り上がったことは英語版感想の方に書いたのですが、昨日ふと思い出したのが、そのクイーンのBrake Freeのpvとシャーロックのこのエピの映像演出で、共通しているものがあったことなんです!

シャーロックに、飛行機から語りかけてくる小さな女の子がいました。あの子は実はユーラスのインナーチャイルドみたいなもので、知能が高いゆえに他の人達は皆眠っているように見える世界から、どう着地したらいいかわからず助けを求めていたんですね。

シャーロックが助けに来た時に、ユーラスの世界が外界に向かって開いたことを、白いボックスの側面がぱかっと四方に倒れて、まるでユーラスが孵化したような演出になっていました。

あと同じことが、シェリンフォードの焼け崩れた家に過去の記憶から戻った時にも起きたと思います(ちょいうろ覚え)。

つまり白いボックスはファンタジーと現実のボーダーなんですね。

クイーンのpvでは、不満を抱えた主婦を演じていたフレディ・マーキュリーが、ファンタジーの世界に入り込み、ニジンスキーの牧神の衣装とポーズで現れた時に、同じ白いボックスの壁が倒れて現れていました。

モリアーティーの登場にこの曲を使うと決めた時、誰かがpvを見てこのアイディアを思いついたんじゃないでしょうか


そして英語日本語版に共通して言えるのは、

シャーロックがかっこいい事です。

やっぱりそれに尽きる。エピ2で脚本上仕方ないとはいえ、汚い荒れたシャーロックを見せられたので、その後にスーツをビシッと着て髪型も顔もちゃんとメイクさんがやってくれたシャーロックは見ていて安心します。

シャーロック・ホームズは目立たないアイテムを身につけてはいるけどオシャレさんって事に100年以上前からきまっているんですものね、こうでなくては!

シャーロック 0402

2017-07-18 19:06:00 | シャーロック


英語版を見たときの感想はコチラ

基本、日本語版の感想も同じですが、もう日本でのテレビ放送を持ってネタバレ解禁とみなし(いつもあまり自制してない方ですが、シャーロックはネタバレを避ける方が多いと思いテレビ放送までは心がけてはいたのです)少し細かい感想を付け足したいと思います。

まず

「獲物は放たれた!」

シャーロックが部屋でガンを撃ちまくるシーンのセリフです。
「ヘンリー五世」のセリフから「シャーロック・ホームズ聖典」に引用された「The game is afoot」の部分ですよね~

*そこの少し詳しい解説はコチラ

英語版「SHERLOCK」では「The game is on!」のセリフとなって日本ファンにも有名ですけど、今までこのセリフの日本語版はなんだったのかしら?と気になって仕方ありません。

「ゲームは始まった!」だったかしら?それだと、今回のシャーロックがわめいていた「獲物は放たれた!」とリンクしないし、それがわからないとセリフの面白さが伝わらなくて歯がゆいなぁ。


シャーロックの薬でやつれて無精髭ボーボーの顔はあまり見たくないのですけど、ベッドに無抵抗の状態でやつれて寝ている顔は好きだと思い出しました。

思い出したというのは、つまり前にも見たということ。シリーズ3でジャニーンがお見舞いに行った病院での顔です。あの時も確か無防備に横たわってジャニーンのいいようにされてましたっけ。ああ、素敵だった。

今回のシャーロックは、退院してからも左目の出血が止まってなかった(眼球の痣?)特殊メイクすごかったですね?リアル・・・


それから日本の放送日のもったいなかったところは

「誕生日おめでとう」

英国ではちょうど聖典ホームズの誕生日とされている日が放送日だったため、このセリフが粋なサプライズだったわけです。


しかしハドソンさんは良かったですね!今回はセリフもいっぱいあったし、絶好調で涙が出そうでした。私も誰かに「あなたはバカでいいのよ、可愛いから」って言いたい!ハドソンさんを目指して年をとりたいけど、ロンドンの中心部に不動産を持つのは今や終わりなきインフレで無理そう・・・せめて人格だけでも!







シャーロック 0401

2017-07-09 22:24:00 | シャーロック


日本語吹き替えで初めて見ました。(あ、当たり前だ、初放送ですもの)

年始に英語版見てからたったの6ヶ月余りとは思えないくらい忘れてましたが、シャーロックは相変わらずかっこよかった。

薄々気づいてたけど、ベネディクト・カンバーバッチは黒髪キャラが一番かっこいいと思います。シャーロック、ジョン・ハリソン、ドクター・ストレンジ、み~んな黒い髪でしょう?私がもともと黒髪×青い瞳の組み合わせが好きなせいでしょうか。

さてシリーズ4ともなると、シャーロックをめぐるキャラ達とその描き方の変化も激しかったです。

シャーロック本人の変化に関してはこれまでの流れに自然でスムーズに見ていられるのですが、

これまでのシャーロックの流れと違うなあと改めて思った箇所がいくつかありました。

言い換えると、あれ?と思ったのは、

・マイクロフトの役割がかなりお笑いに比重が増えた

・にも関わらず、物語はダークにダークに・・・

・メアリーも重い。重いよ!

つまり裏を返すと、私は「シャーロック」に

・かっこいいマイクロフトもっと見たい

・テンポよく軽妙なストーリー展開

・女性キャラ モリー、ハドソンさん、ジャニーン大好き~!
( 彼女達はシャーロックのこと大好きだけどけっこう意地悪)

を求めているってことですね。

メアリーはなー、ジョンの奥さんだから彼女達目線とは違うのは当たり前なんですけどね。そしてメアリーの男前なところも好きなんですが。



それと、疑問に思ったのは、ネタバレますが



シリーズ3でシャーロックにわずかな命の可能性を見て弾丸を撃ち込んだくらい、弾丸のプロのメアリーが、なぜシャーロックを守るために自分の心臓を差し出したのか?ということ。

体の他の部位でシャーロックをかばうことは不可能だったのだろうか。

ジョンと我が子を残して自分がいなくなることはOKだったのか?

うーむ。うーむ。。。









憧れの人

2017-06-29 00:00:00 | シャーロック


ツイッターでもつぶやいたのですが、新しいオシゴトの場所でお見かけするステキな女性がいます。

私は昔ファッション業界にいたせいで、人を見たり覚えたりする時は服の印象から入る癖があるのですが、

仕事でその方のお洋服をクリーニングに出すのに相談に乗った時、知らないブランドタグなのに、素材と仕立てが明らかに高級なお洋服だったので印象に残りました。派手ではないけど、地味とかベーシックなデザインでもないのです。

ご本人の外見は、小柄で華奢、髪はショートだけど品のある感じで、声は柔らかく快活な話し方。

お年は70歳くらいと見受けられ、他にも「いわゆるオバちゃんぽくない年配の女性」は数多いけれど、内側から滲み出る華やかさがあり、

私も年齢を重ねたらこういう人になりたい、と思って

あ!誰かに似ている・・・

そうだシャーロックのハドソンさんと中の人ユーナさんだ!

と思い至ったのでありました。

ファッション誌も今は幅広い年齢層向けが揃っていて、「おしゃれな大人の女性」も多い昨今ですが、

どうも根がひねくれているのか、私の趣味が悪いのか、

さりげなくおしゃれな大人の女性になりたいとも思わない私へ朗報でした。

だって、ねえ、年齢は間違いなく大人だけれど、

ティルダ・スウィントンみたいになりたいけれど、あの顔と身長があるわけでもないし、

ロールモデルがなくさまよう子羊だったのですもの。

それに、転職活動をしていて感じたのですが、面接でどんな自分をプレゼンしたらいいかもとても迷っていたのです。

プライベートで会う人達相手にはそんなこと考えたことないけれど、履歴書持って面接ですと、まず「年齢に相応しい落ち着きが必要なのかな?」とか「謙虚にした方がいいかな?」とか、精神的にも臆病な子羊だったかもしれません。

それ自体、落ち着いても謙虚でもない私に無理だったのですね。

これからは自分の好きなタイプの人を目指せば自分も幸せになれそうだと気づいて嬉しくなってしまいました。

将来、オシゴトの女性やユーナさんみたいになれるように、毎日元気でハッピーに過ごしたいものです。