Get Crazy というスパークスがテーマ曲を提供している1983年の映画がまた上映中です。劇場は去年と同じ菊川の「ストレンジャー」。
去年菊川と初めて聞いた時には東京の東の果てというイメージでしたが、私の勤務先(東京ど真ん中の千代田区)の最寄駅からは地下鉄で8駅、菊川駅からは徒歩1分という便の良さです。映画上映後に隣接のカフェにてDJさんが映画にちなんだ曲をかけ盛り上がるというイベントがあり、DJは去年のスパークス来日後のアフターパーティーでお目にかかった加藤賢崇さんというので、しかも80年代スパークスのみをかけるとのことで、仕事からイベントに直行駆けつけてみました。
ミニミラーボールもあってかわいい空間!私も真っ赤なスパークスの「Angst In My Pants」Tシャツを着込んで行きましたが、誰も踊ってはいないので(カフェです、クラブじゃありません)大人しくスパークスの曲を拝聴しました!
せっかくTシャツが赤でお揃いなので終了後にご挨拶と記念撮影できました。スパークスなかまのお友達にも会えたし、日本のスパークス界の神、岸野さんもいらっしゃったし、9時までお仕事しての駆け付けは大変だったけど楽しかったです。
肝心の映画、この日は見れなかったけど大晦日まで上映中なので、頑張ってリピしようかな。
マルコム・マクドゥエルはやっぱり良い(ネットで見直しちゃった)し、この役をラッセルが1度はオファーされたって話を聞いてより興味深く見るんですが、脳内変換してはすでに名を覇していたマルコムで正解、これをもって俳優デビューはローラーコースターの映画より危険だったと何度も思うのもまた楽しめるものです。だって役柄がちょっと落ち目のロックスター=セックスシンボルで、当時のスパークスはアメリカでは今やっと人気が定着しつつあったものの70年代イギリス時代のアイドル人気に比べたら落ち目とも言えたでしょうし、キャラがエルビスのようなカリスマ帝王下ネタあり・・・ですから
2024/1/2追記
1/30に上映を見ることができました。本編の前にこの上映用に録画されたと思われるアラン・アーカッシュ監督からのメッセージ動画もあり、この映画は監督が実際に60年代末に劇場クルーとして体験した興奮をもとにして作られたものと知った・・・調べればわかったかもしれないことだけど。実はこの映画のハチャメチャぶりが去年の所見時には苦手と感じたのだけれど、イベントスタッフとしての興奮で思い出した私の過去のアパレル業界での展示会やショーの企画進行のことを思い出し、確かにデザイナーやモデル、企画会社のスタッフそれに会社の重役などが絡んで実現させた派手な仕事はハチャメチャに大変だったけど興奮ものの充実感を味わったよな!と思い出したら、映画が違ったものに見えたのですよねぇ・・・
それと、去年見た時には知らなかったけど、今の私が知ってることをもうひとつ思い出した。スパークスははっきり言って大御所なのにファンの数はやはり少ない。カルト人気というのはやはり一部の評判ほどには売れてない。それは薄々去年から気付いていたのでスパークスの絵を描いてSNSにupし始めた時からクレジットは英語にしていた。そもそもファンアート祭りの「スパークステンバー」は海外ファン企画だから参加するにはそうしないと認知されないけど。それもあるけど日本語だけでスパークスの押し活はSNSで成り立たないほどファンの数が少ない。ということで海外のファンと少し知り合えた中に、この「GET CRAZY」にエキストラとして出ている方がいらした!エキストラ=劇場のオーディエンス。ハチャメチャの一部!
ということで、こちらの知識が少し増えただけで映画が50倍楽しめたんです。
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