Sofia and Freya @goo

イギリス映画&ドラマ、英語と異文化(国際結婚の家族の話)、昔いたファッション業界のことなど雑多なほぼ日記

HUMANS 0307

2018-06-29 13:12:00 | コリン・モーガン


もう最後から2番目のエピになってしまいました!

今週も息もつけぬ展開です。はーっはーっゼーゼー!!

(深呼吸)

登場人物は多いけど、あっちこっちで一騎打ちです。

その会話が結構重要ぽくて、いつもは字幕なしでひととおり見てから2回目で細部に追いつくんですが、今回は「あれ?今なんて言った?!」って気になって字幕出してしまいました。

最初は前回のラストからの続き、レオは妊娠検査薬の「+」を理解してました!どこでそんな知識を?!っと一瞬頭抱えたのですが、デジタル脳時代にあらゆる情報をインプットしていたのでしょうか、きっとそうだ。

そ、それで、「+」に対して、一番言ってほしくないセリフがレオの口から飛び出しましたよー(涙)。「父親になんてなれない。事態を悪化させるだけだ。」まあ、レオの場合は自分の存在自体に疑問を抱き、なおかつ父に対する混乱真っ只中ですから自分のことだけでせいいっぱいなんでしょうが、マッティの身にもなってくれ〜

一方、ちょっと希望が見えるのはスタンリーです。
アナトーたちとシンス居住地に戻った彼がなかなか頭いいんですよね。いわばスパイとしてホーキンス家で暮らしたので、人間の素(あのうちはシンスと人間が共存したいいお見本でした)を見ています。ですのでアナトーが「人間は種の保存だけのために生きている」と言えば自分たちのやっていることもそれと同じだと発言する。賢い!ただのマッチョ人形じゃなかった。

アナトーって、エルスター博士を創造主=神と崇め、自分たちは他の種より優れた存在だから自分たちを攻撃する種には暴力で報復、それが神の示した道だと信じてるのが、過激派イスラム教組織やオウムを思い出させイタイ。

マックスが「君たちにデイ・ゼロに目覚めたのは神の意志ではなく、ミアを救ったコードの不産物にすぎない」と指摘しても、「これは神による僕への試練なのだ」とつぶやくあたりホントの宗教信者と同じでイタっ!イタすぎる・・・

アナトーがレオに暴力をふるっていると気づいたスタンリーがマックスのスイッチを入れる、マックスとアナトーの一騎打ちからレオを危険だからと遠ざけるスタンリー、いい動きしてます。(写真)スタンリー好きになってきた。レオをよろしく守ってください。


さらに一方、ニスカの謎の動きです。

「眠るシンス」の存在を、それこそ神の啓示のように受け取ったニスカは、バーで出会った男の助けでウェールズまでやってきました。

風景見たときはどこぞの砂漠かアメリカのまんなかへんのようで、とてもイギリスには見えませんでした。ウェールズも可愛いパブのある村の写真は見た事があるけど、いやああ、こんな場所が。

でも小さいウェールズなので(笑)、砂漠にも古道具屋みたいのがあって、壊れたシンスと彼女の描いた絵を売ってる。そこで入手したヒントを元についにニスカは、何度も意識にフラッシュバックした家にたどり着きました・・・

・・・が後もう30歩くらいというところでチャージ切れ・・・

その時、その家から人影が現れ倒れたニスカに近づいてきました。被っていたフードを下ろした手のあいだに見えたその顔は、

お お オディーーー!?!?!?

このシリーズに戻ってくると何かの記事で読んだのに、出てこない出てこないとずっと思っていたオディがぁ!

意識に目覚めて「僕には耐えられない」と姿を消した時はあちこちガタが来てかわいそうな姿だったオディは、きれいな紫色の瞳になって帰ってきたあーーーー!!!







Hard Stare にらみの目

2018-06-26 22:07:00 | いろいろ


仕事で私の3ヶ月後輩さんは映画好きで、話が合うと喜んでいたのですが、

アメリカと、とある俳優さんが大好きでそれはいいのですが、

それらを含め自分のことを話すチャンスがあるとすごい勢いで

仕事に関係ないことを立て板に水のように話すので

職場で私まで趣味の話で盛り上がらないよう気をつけなくてはなりません。

最近では彼女が職場に馴染むにつれ思考と口数が直結し、アメリカとその俳優さん関係の話とその他なんでも聞かされるようになりました。

うちの職場はいわゆるマンションでのサービスなので、昼間は働く人はいませんのでヒマになります。そしてマネージャーも概ねゆるい人なので、私語を怒られるようなことはなく各自節度で自主規制です。

まだお若いので、外国の良いものに出会ってその感動を伝えたい熱情はわかるのですが、アメリカ以外の国には象徴としてのアメリカをよく思わない人もいることを知らなすぎ。

もちろん個人的にはアメリカ人にも魅力的な人が大勢いらっしゃいますよ。しかし影響力のある国だからこそ、他国への干渉に反感を抱く人も広い世界には多く、あえてアメリカという概念を嫌いな人間はうちの職場だけでも私を含め6分の3もいることに気づかないなんて、その行為じたがあまりにもアメリカ的で、もう対処できません。

私は大人なんだから、時々マネージャーが「うるせー靴屋行け」(その時は彼女自分の足がいかに痛いか、そしてネットで靴を探していると騒いでいたのです)などと一言吐いて捨てるのに任せ、私は適当に合わせていればいいのかな〜

と妥協しそうになったのですが、

円盤発売が近づいた「パディントン2」の宣伝を見て、彼の人の良き部分を見つける才能、人を伸ばす才能、そして、もしも失礼なことを言う人には正直に「にらみの目」の技をかけることを思い出し、

これだ!

と思ったのでした。

彼女はそういう性格なので思い込みが強く仕事でも暴走することがあり、自分の見解を自身だっぷりに私にアドバイスしてくることがあるんですね。

私は面倒くさがりなのでどっちでもいいことは人に合わせるほうが楽なんですが、彼女の考えに疑問があるときはちゃんと言わなくては。

睨みまではせずとも、必要なときは自分の考えを通さなくては。面倒だけど。

それ以外は彼女をのびのび働かせとけばいいんだなあ〜と

思い至ってスッキリ!

うんうん、人は萎縮しない時に能力が伸びるし、そこでやってはいけないことはマネージャーや先輩に仕切りを任せればいいや〜

パディントンちゃん、くすぶっていたモヤモヤを追い払ってくれてありがとう!!


POLDARK 0403

2018-06-25 19:50:00 | POLDARK


じわじわ話が進むエピです。

前回の終わりでロンドン行きの馬車に乗ったロス。
(*いきなり脱線ですが、たったの4席しかない馬車でも乗り合いで車体に行き先が書いてあるのですね?!馬車停ないけど手をあげたら乗せてくれるのかな?そう言えばロンドンもちょっと郊外になるとバス停なくて道の何にもないところで乗り降りする住人さんを見たことがあります。)

やっぱり議会ではピットの奴隷制廃止に発言してるポルダークです!

デメルザはロスの留守に子供達や炭鉱(今は何を掘ってるんだったかな。銅か鈴か)を守ってはや数ヶ月。二人の間には都会と田舎の溝ができる・・・

はずもなく、鉱山が不調だというデメルザの手紙を読んで即帰ってきました。ファルマウスのおじさんはロンドンでロスの力になってくれてました。

ところでこのドラマって、ロスとデメルザの子供達の存在感が薄いのが物足りないんですけど。成長はしてるけど、エリザベスの子供のジェフリー・チャールズがあんなにメインの扱いなのに、主役夫婦の子供は犬よりキャラが描かれていない。

ジェフリー・チャールズはロンドンでロスに会ってますが、イートン校に行ってるはずで、イートンはロンドンから車で1時間くらいのウィンザーの方だから、お休みの時に上京してるのですかね。パーティーで帰省して伯母のヴァリティに学校のことを聞かれてまだカエルの話してるのには笑いました!

ジョージとエリザベスの家に大量のパイナップルやピーターラビットが運び込まれてVIPを迎えてパーティーが催されている時に、

ロスは働く男達とケンカして飲み会・・・つくづく田舎の仲間が好きなのね。でも、そういうところがこの男のかっこよさなのね。

ジョージ&エリザベスがいかにしてさらなる権力をものにしようと、議会に行こうと金の力で有力者と話をまとめているまさにその時に、

ロスがエリザベスに会いに来て、エリザベスも何事もないように話しして、大人というか、なんだかやっぱり世渡り上手。

しかしロスよ、なぜエリザベスに会いに行ったことをデメルザに言うのだ・・・!
男の世界が似合う男って、なんかやっぱり女がすることには敏感なのに、自分がすることは許せっていう図々しさがありませんか?

モワナ一筋のドレイクの方が潔し。少々暗いけど。

天使カップルのドゥワイトとカロラインにもベビちゃんが誕生しました。



愛犬パグちゃん寂しがってる・・・



く〜〜ん、く〜〜〜ん、、、、

でもそのベビちゃんに何か異常を見つけたドゥワイトが気になる・・・どうしたの?



HUMANS 0306

2018-06-24 08:43:00 | コリン・モーガン


今週の「あーびっくり」は引き続きスタンリーでした。なんと彼はマックスがリーダーのシンス居住区反乱分子から偽装してローラの家に潜り込んでいたのです?!

家の前でローラに暴力を振るおうとした反シンス派の男達に見せた、スタンリーの怒りに、ローラは初めて彼に厳しい態度を見せました。

・・・ローラってたった一人でもシンスの見方をしてきた勇気あり知性のある弁護士なんですが、実は私(個人の感想として)この俳優さんが苦手です。(本当に生理的なものです)スタンリーを問いただすローラにまたそれを感じてしまいました。話し方のせいかも。

この場面で矛盾を感じたのですが・・・ローラはスタンリーを試そうと爪楊枝を目に近づけました。その結果スタンリーに2階に引きずられることになりました。でもシリーズ1で同じ方法でミア(当時はアニータ)が本当にシンスかどうか試そうとした時は、ミアは自分で楊枝を目に差し込んで「シンスの目は形状記憶になってるから何ともない」と言ってましたよね?なぜスタンリーはこれで正体を現したんだろう???


「あーびっくり その2」は、なななななんとマッティが妊娠した?!?!バスルームでスタンリーに「トイレの残留物からの推測では妊娠8〜10日です」と言われたマッティ。

彼女の反応がまた私は好きでした。マッティって動きや表情が小さいじゃないですか?長女らしい冷静なキャラと言いましょうか、ものすごいショッキングな言葉にもリアクションがない。後でスタンリーに「誰にも言わないように」と強制する彼女も良かった。HUMANSって静かで強い女性が多いですね。

それはさておき、一瞬、私は半シンスのレオの子供?!と驚いたのです。つまりレオってどこからどこまでが生身なのかってことです。

シリーズ2の最後でレオがヘスターに刺された時、ヘスターに「あなたのシンス部分はどこ?」ときかれたレオは、自分の首の後ろに彼女の手のひらを当てて「ここ」と言っていました。でも、レオがバッテリー切れになる時に電源につなぐスイッチはお腹の横の方にあるので、彼の体には首の後ろ=脳以外にもシンス部分があると私は思っていたのでした。しかも彼の血は赤と青が流れているし。

改めて考えると、子供の時溺れたレオは脳死状態になって脳の一部を人工頭脳に変えたということなのか。

まあともかく、レオの生殖能力は人間だったということですね!

そのレオは、人間的な記憶に戻った時に現れた、父エルスター博士の記憶の意味するものを探しに生家を訪れます。なんと記念博物館になっていました。

しかし、やっと見つけたエルスター博士の日記には、「私は我が息子を人間でも機械でもない異形のものにするという呪いをかけてしまった。9日間必死で命を繋ぎとめ、自分のなすことを知りつつも、今またこの子を呼び戻すというのか。」という博士の葛藤が書かれていました。レオは自分が父の実験による結果生まれた、望まぬ存在だったのではないかと苦しみます。

うーむむ・・・フランケンシュタインか・・・・


一方、シンス委員会にて発言の機会を得たミアを待っていたのは、逮捕・・・?!

マックスの非暴力主義に不満のシンスたちが爆弾テロを起こしたからでした。

どうしてだろう・・・彼らの頭脳では、人間とシンスの数から計算して、あんな原始的な爆薬テロで全人類に勝つという推測出すわけないと思うんですが・・・?!アグネスなどはわざわざテロの前に演説までしてSNSに載せられて、でも攻撃の規模から言ってその行為はほとんど過激派イスラム教徒と同じではないですか?高度なAIらしくないなー、なんだかなー。

そして、とっても不思議なのは、ローラの決断ですよ。
あれほどシンスを人間と平等にと戦ってきた彼女が、「見ず知らずの人間とサムとどちらを殺して欲しいか。答えなければどちらも殺す」という脅しに、「サムを殺して欲しい」と答えたのです。なんでだよー だいたいそんなテロリストの理屈おかしいんだから、まともに答える必要ないのに〜

ソフィーもローラに背中向けてふて寝してますが、私もソフィーに激しく同意。

残るところあと2話となりまして、果たして完結するのでしょうか。

そして、マッティ、早く妊娠のことをレオに言うのだ!早く〜。そうでないと物騒なドラマだからレオがそれを知らずに無茶なことをするかもしれん。







POLDARK 0402

2018-06-21 20:58:00 | POLDARK


上の楽しそうなシーンが唐突なほどに悲しい週でした(涙!!)

私の先週の神様への祈りは叶えられず、ヒュー・アーミテイジがついに・・・・

ロスに好き放題にされたようなデメルザにやっと全てを捧げるような人が現れたと思ったら、案の定、彼の存在はデメルザの価値をロスに対してググーーッと上げ、ヒューがいよいよ健康状態が悪化すると、フルマウスおじさんはその甥の代理にロスをコーンウォール代表議員として推薦。

なんだか今回の流れはちょっとヒューの使い方が荒すぎやしませんか?!スタッフさん?!と私は荒ぶってしまいました。



彼のデメルザへの愛が行き場を失い、それは彼にとって「死」を意味するって・・・愛の詩をたくさん受け取ったデメルザには荷が重すぎやしませんか?!

ロスvs宿敵ジョージとの一騎打ち選挙は、ヒューの動かし方に比べてなかなか洒落ておりました。

ずっとロスのことを好きだったのに、ずっとなかなか簡単に味方になってくれなかった有力者ベッセルが、ついに満を持して動いたのです。彼のロスへの票がきっかけとなり、ロスを勝利に導いたのです!ブラボー!

ジョージは「自分が負けたのは家柄のせいだ!」って暴君ぶりにちっとも反省がないし、私がびっくりしたのはエリザベスの態度でした・・・本当に自分の夫の=自分の利益しか考えてない・・・

で、ロスがロンドンの議会に行けば、時の首相ピットと会うことになるんですね、ロスの一言まで気がつかなんだ。「アメイジング・グレイス」でベネディクト・カンバーバッチが演じた奴隷制に反対した人ですね。そうか、ロスは貧しい人のために働くのですから、気が合いますね。

しかし分からないのは、ジョージ&エリザベス夫妻は一緒にロンドンに行くって言ってましたけど、なんでデメルザはロスと一緒にロンドンへ行けないのでしょう???

コーンウォールの議員としてロンドン行きの馬車に乗るのに、見送りが家族だけというのもまた質素だなと思っちゃいました。帰りは女子供だけで大丈夫なのかしら。でもロスの息子への声かけが良かった。日本だったら男の子に「ママの言うことをよく聞くんだぞ」なんて言いがちのところ、英語ではよく「ママの事はお前に頼んだぞ」みたいな感じで「Look after Mama.」と。この方が、男の子はママのナイトとしてしっかりしなくちゃ、と心する気がするんですが。



ヒュー・アーミテージ永遠に。