やっとキウイランドにも慣れて
キウイ・アクセントが聞き取れるようになったし
ひとりでバスに乗って街を移動できるようになった
あと1週間後に日本へ帰ると思うと
不安は残るけどうれしい
しかし東京にはJの両親もやってくる。
外国にいると、この時期に日本へ行くというのは
びっくり仰天の行動です。
Jのおばさんと従姉も日本に遊びに来る予定をキャンセルした。
もう1年前からの計画だった。
Jは東京と京都のホテルにキャンセルの電話を入れた。
日本はもう放射能に覆われたイメージ
私だって「ぜひどうぞ」と親には言ってない。
でも彼らにしてみれば
愛する息子がいるのに、
フライト変更するというのは
息子を見捨てるような感覚なんだと思います。
「ニュージーランド航空が成田に飛ぶかぎりは
大丈夫だと信じることした」そうです。
ああ、親の愛・・・・
両親は東京に1週間滞在したあと
イタリアの自宅に帰ります。
J母の友人ジュディは、3年前にも
Mと私を親戚でもないのに
2週間家に泊めてくれたのですが、
また親切にも
両親がイタリアに行ってしまっても
「よかったらうちに泊まってもっと長くNZに滞在してもいい」と
オファーしてくれました。
でもね、Jも自分の家も東京だから帰りたいです。
本当は放射能怖い。
これから大人になるMがどんな影響を受けるんだろう。
日本国内の被災地差別のことも聞いた。
生殖機能がダメージ受けたら
私のDNAもこれきりか。
リスクを考えるとキリがないけど。