Sofia and Freya @goo

イギリス映画&ドラマ、英語と異文化(国際結婚の家族の話)、昔いたファッション業界のことなど雑多なほぼ日記

2013年の心残り

2013-12-31 17:51:00 | その他の映画・ドラマ・舞台
やることに追われてついに大晦日になってしまいました!
大掃除とかおせち料理を作るとかしてるわけではまったくありませんが、DOCTOR WHOのクリスマスエピソードを見るための準備として時間の許す限り21世紀の方のDOCTORを見てました。寝ても覚めても見ていたせいで、職場の忘年会でふと外を見たらガラスに映ったシャンデリアが宇宙人の侵略に見えてしまいました。↓



しかし、見ても見ても見終わらないので、ブログにも書けなかったのが心残りです。

1年の終わりなので、他の心残りをも書き記すとします。



上記のDVD2枚は、恥ずかしながら、ふと値段に惹かれて買って見て意外に大当たりだったものです。私が言うまでもなく有名なので、なんとなくもう1回見てからブログに感想書こう、と思ったままになってます。

左の「シャーロックホームズの冒険」は21世紀のSHERLOCKの生みの親モファティスが好きというので気になってはいたものの、私としては、ドイルの原作を読んでから映像作品は見たかったのです。しかしいつになってもドイルを読み終わらないので、映像にもたどり着けなかったのですけど楽天がセールをした時に390円送料無料という値段にひかれて買いました(笑)。すごく楽しめました。

右の「銀河ヒッチハイクガイド」も、小説を先に買っていっこうに読み終わらないので、マーティン・フリーマン主役のDVDを見てしまいました。途中まで読んでいて私が想像していた主人公のイメージとマーティンは全然違っていましたが、お陰様で1時間半でストーリー全部たどることができ、クライマックスで作者の思想のようなものに出くわした時、映画「2001年宇宙の旅」にも劣らないショックを受けました。あと、本筋からそれますが、甘党派としては、ラストに出て来るティーのお菓子シーンにもとても感動しました!SFとお菓子が好きな方ぜひ!

それから、UK元日に放送になるSHERLOCK3の最初のエピの予習がまだ終わっていない!!!
「THE RETURN OF SHERLOCK HOLMES」の「THE EMPTY HOUSE」、今日もバイトの休み時間にも本を開いて、あと7ページ!あきらめずに頑張ります。しかし、その後、エピソード2と3もあることを考えると、ああ、まだ最初の峠か・・・・

11/26付けブログに書いた「ENDEAVOUR」もそういうわけでWOWOWはオンデマンドでさえも追いつかないのでDVDを買ったけど出だしだけ我慢できずにちょっと見て、その後がまだです。

最後に、実はこのバタバタの中、ちまちまとキャビン・プレッシャーの和訳をやっています。年内にもう1エピソード
終わらせるつもりだったのですが、THE EMPTY HOUSEがあるし、わーん、年を越してしまいます~。思えば、今年の2月に、シリーズ4の感動を受けて始めた和訳でした。あと4エピソードで全部終わるのですけど、来年早々に最終エピソードの録音があるとライターのジョンも言っていたし、2月か3月に最終エピは聴けるのでしょうか。それまでにあと4つ終わらせたかったのですが、なかなか思うように進まずそれも今年の心残り。

こんなにあるのね心残りが?!

たいしたこと書いてないマイペースブログを読んで下さった皆様、どうもありがとうございます。たぶん来年もこの調子で行くと思います。てか、これしかできないです。また来年もよろしくお願いいたしますsmile



Wool 100% のTシャツ

2013-12-26 00:00:00 | ニュージーランド


義理の両親から送られて来たクリスマスプレゼントです。うちは3人家族なので、1人に1個ずつ。私宛のカードがポーラーベアだったので、もちろん、キャビンプレッシャー・ファンとしては「当たり」でした!25日はイギリスやニュージーランドではプレゼントを開けてご馳走を食べてウダウダする日。しかしここは日本、学校も仕事もあり、さらに子供は習い事もありウダウダする暇はありませんでした。でもプレゼントを開けて、白熊カードだけでなく、その中身も「当たり」で幸せです♪
・・・と言っても一見地味なものなのですが・・・

コレです。

羊王国ニュージーランドのウール製品で一番好きなものが、このカットソーです。これが、糸が細くて、ユニクロ帝国のヒートテック製品のように薄いのです。私はサウナが苦手で、ヒートテックを着て暖房の強い所へ行くとたおれそうなくらい暑くなってしまうのですが、このウールのTシャツはそうならず、防寒用の下着としても、パジャマとしても、バレエやってた時はレオタードの上にも着れる、動きやすくて暖かくてモコモコしない万能選手なのです!

ニュージーランドにはこのウール製品のメーカーが数社あります。生産は中国だったりするので、日本の会社も作ろうと思えばできると思うのですが、日本製で探してもこの薄さのTシャツは見つかりません。値段がヒートテックよりは高いのですけど、ウールでも洗濯機OKだし、肌触りもいいし、繰り返し洗ってもますます柔らかくなって化学繊維のようにあまりみすぼらしくならないところもいいです。

初めて義理の両親からプレゼントされた時に私が大喜びしたので、Tシャツは今回で3枚目、あとレギンズも買ってもらい、そっちもとっても気に入ってます。羊さん、いつもありがとう!!

ウールと言うと、ニュージーランドやアイルランドのお土産として人気で、セーター又はシープスキン製品などボリュームのあるアイテムが有名ですけれども、実はこんな隠れた名品もあるのです。日本には羊がいないから普及しないのかな・・・日本のメーカーも日本にカシミア山羊がいなくてもカシミアを作れるんだから、きっと開発してないだけですよね。作ってくれないかな?



Marry Christmas and Happy Many Returns!

2013-12-25 00:02:00 | シャーロック
今日は早く寝るつもりがBBCのシャーロックのミニエピソード「Many Happy Returns」をふと見てしまいました!iPlayerだけかと思ったら直前にYouTubeリンクも案内されたし、BBCさんいい人ーー!
でも、見たくない人もいらっしゃるの・・・・?




いらっしゃる・・・・?





今日の良き日の記念にこれだけ貼らせて下さい・・・・

















Merry Christmas !




*iPlayerはTunnelBearHotspotShieldなどに加入すると日本からも見られます。

皇帝と公爵

2013-12-20 14:20:00 | その他の映画・ドラマ・舞台
ジョン・マルコビッチとカトリーヌ・ドヌーヴが出ている「皇帝と公爵」試写会に行って参りました。原題は「LINHAS DE WELLINGTON」、ポルトガル語です。linhasでは辞書にないので、sをとったら「線」と出ました。英語のlineです。この映画ではウェリントンがナポレオン=仏軍に仕掛けた戦略の要であるトレス線と言われる塹壕のように人が歩けるほどの大きな溝のことです。英語タイトルもこのとおり↓



日本版のポスターは、邦題と同じく各武将をフューチャーしてます(1行目リンク先をどうぞ)が、それこそが私の勘違いの元でございました。皇帝と公爵も出演してなくはないのですが、物語は軍隊について行く人↓



ワケありの女と軍人↓



ワケありの軍人と女↓



など当時の移動術でよくもこんなに大勢のイギリス人やフランス人がポルトガルまで来たなと思うくらい大勢の、軍にくっついて移動する人が描かれています。

華麗なロココ文化を葬った革命から登場したナポレオン。その彼率いる野蛮なフランス軍が大帝国をつくり、1810~1812年に最も勢力を拡大し、その時ヨーロッパにてフランスの領地または同盟国でなかったのは、イギリス及びアイルランドとポルトガルだけでした。フランス軍は行く所々で野蛮人ぶりを発揮、しかし日本の戦争ものと違い、市井の人々がみな我慢するだけでなく図太く死体から売れるものをはぎ取ったり、娼婦も哀れな女としては描かれてないし、上流のイギリスのお嬢さんも偉い軍人に狙いを定めて娼婦のごとく自分を売り込み、戦時下とは言えキリスト教の教義に反する行いを裁くこともなく、まったくお涙頂戴はなしってところがよかったです。

試写前のトークショウに出演した俳優の中尾彬は「戦争映画じゃなく女性映画」と言ってましたが、女性も出て来るけど舞台は戦場とその間の旅です。私は「戦争映画ではヒットしない」という定説でもあるのかと思ってしまう天の邪鬼です。「女性映画ですよ」と言われると女性だからってひとつの生き方を勧められてもなあ・・・とまで思う。はっきり言って戦争映画が見たかったので、家もない荒野に将校が集まってる図を高い角度から見るシーン(カメラをクレーンに乗せるのかな?)など、200年前の当時は誰にも見られなかった贅沢なアングルに胸が震えました。当然軍人は軍服を着て出て来ます。金ボタンの重そうなウールの服や帽子が大量に出て来ると気分が揚がります。国王が見ているわけでもない野原で闘う陸軍にこれだけ美しい装いを揃えた理由を詳しく調べたら面白そう。

ところで、この映画、拍子抜けした点が3つあります。

まず第1に、タイトルからナポレオンとウェリントンの映画かと思ったら、そのふたりは個人的にはほとんど見せ場がありません。お飾りもいいところです。ウェリントンは画家に肖像画を描かせるシーンばかりだし、ナポレオンに至ってはまったく影が薄く部下のマッセナの方が存在感があり、とてもナポレオン絶頂期とは思えない。うーむ。

第二に、そんなことで、ふたりの馬、マレンゴとコペンハーゲンの勇姿も目をこらして待っていたのに、主人達ときたらいつも野原を歩いてるのでほとんど姿を見ることはありませんでした。わーん。

そして最後の個人的な大勘違いは、この映画はオリジナルのストーリーなんですが、その邦題のせいで「公爵と皇帝」という本が原作だと思っていたことです。それだったら、明らかにそのふたりが主人公なのです。しかも、ナポレオンのことを書いた本は研究書など数多くあるのですが、ウェリントンの本は日本ではこれくらいしかないのです。しかし、試写を見て、どうもこれは話が違うぞ・・・と気づいてよくよくタイトルを見直したら、皇帝と公爵の順番が逆でした・・・・?!

この本の読者を罠にかけようとする作戦にしてはターゲットがあまりにも小さいので、それは可能性としては低いですけれども、タイトルにも、ポスター&チラシにも、ちょっと誤解を招く要素があるような・・・・戦争の史実映画として見てよかったんだけれども、邦題を含めて誤解を招くプロモーションに疑問が残りました。

そうそう、それで思い出しましたが、上映前トークショウで、スタトレ祭では散々お世話になった司会の伊藤さとりさんが教えてくれましたが、この映画はルイス監督の遺作で、完成前に亡くなり、作業は途中から奥さんが後を継ぎ作品を完成させたそうです。ということで構想と完成させた監督が別人ということになります。実はすごく登場人物が多くて私は混乱したりわからなかった部分もあるのですが、その理由が私のIQ値だけでなくそういった事情もあるんではないか、と都合よく自分を棚に上げて考えてます。

The Big Issue

2013-12-18 00:00:00 | ベネディクト・カンバーバッチ


発売日に販売場所を探して3カ所目にしてやっと見つけたビッグ・イッシュー、思わずおじさんから余分に買ってしまい、うちに熟成しておくのも何なので、欲しい方1名によかったらお送りします。コメント欄にてご連絡ください。

ロンドンではおにいさん、おねえさん、おじさん、色々な方々が売り子をしています。ぱっと見てホームレスと思えない普通の人がほとんどです。そして地下鉄の駅を出たあたりで「BIG ISSUE BIG ISSUE BIG ISSUE!」とバナナの叩き売りのように大声で売っています。私が買ったおじさんは、日比谷駅の出口、有楽町マリオンの近くに立ってました。じーっと静かにクリストファーの目線をこちらに向けて。ティッシュを配る人の方が通行人に積極的に働きかけていたのと対照的でした。もしかして大阪とか、別の場所、別の売り子さんだったらもっと売り込みもしてるのかな?おじさん、私が「3部ください」と言ったの、なかなか把握しなかった^^;) 今まで複数同じ号を買う人なんていなかったのかもね。今日もコレクティブは買って行ったかしら?ちょっと客層女性が多いぞなんて思ってるかしら?そのセクシーな表紙の人は今年の雑誌表紙大賞をとった人ですから、その目線だけでも売れるとは思いますが、ぜひ積極的に販売場所を通行人に声で教えてくださいね!!