ある友達が発言しました。
「あと5歳若かったら、とは思うけれど、
取り消したい5年はない」
(ちなみに彼女は私よりひと回り近く若いです)
私、大変このセリフが気に入っております。
うんうん、私にも取り消したい数年というのはないな。
ん?でも、
「取り消したい」のじゃなくて「取り入れたかった」ことが一つありました。
それは、・・・「グルーピー」・・・
私は、グルーピーは軽蔑すべき人種、と自称本当の音楽ファン=
男社会のライターが捏造した空気を信じていた純真な少女でした。
80年代前半、
一緒に某人気ロックバンドのライブに通っていた友達も、
そのバンドのヴォーカリストが大好きで、
しかも彼女は人気が出る前から彼の友達で、
ある日、「しましまさ~ん!聞いて!」と取り乱しているので
事情を聞いたら「◯◯君に、ホテルに行こうって言われた」というのです。
でも彼女は泣きながら、「そんなのはいやなの」って、
彼女は美人でおしゃれな「追っかけ」だったけれど
当時の少女マンガみたいな恋愛を望んでいたのでした。
複雑な乙女心・・・
そのちょっと後、
80年代後半、ロンドンの英語学校で、
日本人のKちゃんという子と意気投合しました。
彼女もロックねえちゃんでした。
「ロンドンに来る前LAに1ヶ月寄って来たら8㌔太った!」
(リラックスするし食べ物がおいしいらしいです)
と豪語したKちゃんは、まあ、ちょっとぽっちゃりはしてたけど
かえってそれがゴージャスさを加えた美人でした。
Kちゃんとクラブに行けば「絶対楽しむぞ!」と
ふたりとも飲んで笑いっぱなし。
彼女のフラットで音楽雑誌なんてパラパラめくりながら
まったり雑談していて、
彼女が日本で「グルーピー」をやっていたと知った時に、
びっくりすると同時に、私の好奇心が爆発。
彼女と私が好きだったエコー&ザ・バニーメンの
フロントマン、イアン・マカロク(左から2番目)と六本木のクラブで会った
なんて話を聞いて、羨ましい~!と思ったり、
誰だったか思い出せないけどやはり当時メジャー人気だった
某バンドのホテルの部屋へ行ったら、
「すごいゴージャスな金髪美人がいて、あたしだけその部屋で虫ケラみたいな存在だと悲しくなったけど、それ、ダリル・ハンナだったの。」
ってー、ホテルの部屋に行けただけでもゴージャスじゃないですか。
それで、ちょっと核心をついた質問をさせてもらった。
「あのさ、好きなミュージシャンと会えるのはいいけど、
ツアーで来てすぐ帰っちゃうでしょ、それはいいの?」
Kちゃん
「ん~~、でも、ベッドの中で、もう、かわいくって~~。」
「そ、そうですか」
でもKちゃんも何も考えてなかったわけではないのです。
「日本では彼らもツアー中だから、私もこの時とばかり行くけれど、
ロンドンでは、ミュージシャンでも普通の人のように普通の生活してると思うと、悪いことできないなあって思うの。」
その後、Kちゃんと好きな音楽傾向が変わっていって
行きたいクラブも違って来たからいつの間にか関係も自然消滅してしまいました。
今思うと、あのまま友達を続けて東京帰って、
一緒に悪いことしてみたかったです!
私のもうひとつのお気に入りの言葉に
「やらないで後悔するより、やってみて後悔」
というのもあるんですけど、
これはいくらなんでも、もうやってみれない。
5歳どころかあと何歳若かったら・・・・?
「あと5歳若かったら、とは思うけれど、
取り消したい5年はない」
(ちなみに彼女は私よりひと回り近く若いです)
私、大変このセリフが気に入っております。
うんうん、私にも取り消したい数年というのはないな。
ん?でも、
「取り消したい」のじゃなくて「取り入れたかった」ことが一つありました。
それは、・・・「グルーピー」・・・
私は、グルーピーは軽蔑すべき人種、と自称本当の音楽ファン=
男社会のライターが捏造した空気を信じていた純真な少女でした。
80年代前半、
一緒に某人気ロックバンドのライブに通っていた友達も、
そのバンドのヴォーカリストが大好きで、
しかも彼女は人気が出る前から彼の友達で、
ある日、「しましまさ~ん!聞いて!」と取り乱しているので
事情を聞いたら「◯◯君に、ホテルに行こうって言われた」というのです。
でも彼女は泣きながら、「そんなのはいやなの」って、
彼女は美人でおしゃれな「追っかけ」だったけれど
当時の少女マンガみたいな恋愛を望んでいたのでした。
複雑な乙女心・・・
そのちょっと後、
80年代後半、ロンドンの英語学校で、
日本人のKちゃんという子と意気投合しました。
彼女もロックねえちゃんでした。
「ロンドンに来る前LAに1ヶ月寄って来たら8㌔太った!」
(リラックスするし食べ物がおいしいらしいです)
と豪語したKちゃんは、まあ、ちょっとぽっちゃりはしてたけど
かえってそれがゴージャスさを加えた美人でした。
Kちゃんとクラブに行けば「絶対楽しむぞ!」と
ふたりとも飲んで笑いっぱなし。
彼女のフラットで音楽雑誌なんてパラパラめくりながら
まったり雑談していて、
彼女が日本で「グルーピー」をやっていたと知った時に、
びっくりすると同時に、私の好奇心が爆発。
彼女と私が好きだったエコー&ザ・バニーメンの
フロントマン、イアン・マカロク(左から2番目)と六本木のクラブで会った
なんて話を聞いて、羨ましい~!と思ったり、
誰だったか思い出せないけどやはり当時メジャー人気だった
某バンドのホテルの部屋へ行ったら、
「すごいゴージャスな金髪美人がいて、あたしだけその部屋で虫ケラみたいな存在だと悲しくなったけど、それ、ダリル・ハンナだったの。」
ってー、ホテルの部屋に行けただけでもゴージャスじゃないですか。
それで、ちょっと核心をついた質問をさせてもらった。
「あのさ、好きなミュージシャンと会えるのはいいけど、
ツアーで来てすぐ帰っちゃうでしょ、それはいいの?」
Kちゃん
「ん~~、でも、ベッドの中で、もう、かわいくって~~。」
「そ、そうですか」
でもKちゃんも何も考えてなかったわけではないのです。
「日本では彼らもツアー中だから、私もこの時とばかり行くけれど、
ロンドンでは、ミュージシャンでも普通の人のように普通の生活してると思うと、悪いことできないなあって思うの。」
その後、Kちゃんと好きな音楽傾向が変わっていって
行きたいクラブも違って来たからいつの間にか関係も自然消滅してしまいました。
今思うと、あのまま友達を続けて東京帰って、
一緒に悪いことしてみたかったです!
私のもうひとつのお気に入りの言葉に
「やらないで後悔するより、やってみて後悔」
というのもあるんですけど、
これはいくらなんでも、もうやってみれない。
5歳どころかあと何歳若かったら・・・・?