Sofia and Freya @goo

イギリス映画&ドラマ、英語と異文化(国際結婚の家族の話)、昔いたファッション業界のことなど雑多なほぼ日記

お絵描き定期便

2022-11-27 23:32:32 | スパークス

チョビ髭とぶりっ子姫の定期便・・・

70年代スパークスはUKでアイドルのようにティーン雑誌などにもよく出ていたようなので、かわいい設定の写真の宝庫です。上はマフィン?トースト?クランペットのようなものを食べてる(ふり)。この何かを食べたり飲んだりポーズやたらと多いです、この2人。どれも描きたくなります。ほぼ少女マンガ雑誌の次号の予告イラストのようです。

下は同じ年代でもバンド全員での真面目な写真を元に。ティーン誌でなく音楽メディア用なのかな。少女マンガといえばイケメンバンドマンの宝庫でした。そんなキラキラしたもの描きたいと思って6人も描いたらあまりキラキラはしてないのに偉く疲れた・・・

こちらは、ロンドン公演告知で発表された最新ヴィジュアルを和紙にペンでラクガキしたものに調子に乗ってゴールドを塗ってみたら、水墨画のような琳派のような日本画もどきになって面白いなと思ったら

タイムリーだったためラクガキなのに公式さんがインスタストーリーに載せて下さった・・・ありがとうございます(涙)。もっと精進していいものを描かねば。

と思って描いたのがこちら・・・劇的に上達はしていない。当然。

上2枚がイギリス時代なのに比べ、BACK TO USAでアメリカーンなスパークス。この可愛い車はフォードのサンダーバードというものだそうでしかも56年製の当時でもレトロモデルでラッセルの愛車だそうです。

眩しい表情とクリアな車の「ウィロー・グリーン」と呼ぶ綺麗な色でアメリカの光が、暗いロンドン時代とのいい対比だなあと思いました。

また、この時代にリリースされた「Big Beat」は、UKでセックスピストルズが、USではラモーンズが、というようにパンクムーブメントの中だったため、スパークスなりにシンプルな音を追求していて、アンドロジナス的だったUK3部作に比べラッセルの歌もライブでの語りもパンクぽく男の子してて低音の声が聞けます♪


SPARKS ロンドン公演

2022-11-27 15:02:16 | スパークス

スパークスは先だって、来年のニューアルバムのリリース、ミュージカル映画の脚本と総指揮、ワールドツアー関係のニュースが出るよ!というニュースを前振りしていました。

そして最初のニュースが「ライブ@ロンドン/ロイヤル・アルバート・ホール29-30/May」・・・コロナ始まって以来、初めてのロンドンの用事が・・・・・!

しかしスパークスを地元のロサンジェルスで見たい、という気持ちもあったし、ワールドツアーの他の日程は出てないしで決心がなかなかつかないまま、とりあえずチケットが買えるかと先行発売へアクセスするためファンクラブに入りました。

発売日のその時間はなんと仕事中ということもあり、紆余曲折があったのですが、発売時刻の3時間後に帰宅してからチケットを確保することができました。

ロンドン行くか決心の前にチケット入手 →  航空券手配

という流れに易々と乗ってしまい、決心もしてないのに2年間使えなかった特典航空券の予約まで完了。でも昨今は航空券そのものよりもサーチャージの方が馬鹿高く、それを支払わないと予約できないので、サーチャージのせいでロンドン行く決意ができました!

・・・しかしな、ロイヤル・アルバート・ホールはキャパ7000~8000人とのことですが、ワールドツアー他のスケジュールを出さないと比べられないからファンは買うよね・・・ロサンジェルスも行きたいなあ・・・無料航空券のマイルは残ってるけどサーチャージがまた高いんだろうな・・・そして立て続けに休みを取るのも気まずい・・・決意は何ひとつつかないまま、次のニュースが投下されるのだろうなあ。


マリー・クワント スウィンギング・ロンドンの伝説

2022-11-26 20:17:40 | その他の映画・ドラマ・舞台

久々の映画館での映画でした。ちょうど本日、同日にこの映画上映と同じ渋谷東急BUNKAMURAにて「マリー・クワント展」も始まりました。私はコロナ初期の2020年にロンドンでそちらは見て、とても良かったのでこのドキュメンタリー映画も楽しみにしていたのです。

マリーは13歳になった時に悲しくて泣いたそうで、それは「大人になったら良き妻やセクシーな女性が着るべきメイクや髪型、服を身につけなくてはならないから」だったそうです。それを知って、私が彼女の服が大好きな理由がわかりました。彼女は本来の女性服ではない紳士服などを女性用に拝借/応用したり、ストッキングが嫌いなのでタイツを考案したり、髪型もヴィダル・サッスーンの未来的なショートヘアを自分やモデルに取り入れたり、ミニスカートやヒールの低い靴なら歩いたり走ったりできるからです。

それまでの「良き女性らしい」服というのは貴族の女性が着てるような、今でいえばキャサリン皇太子妃のような正統派エレガントルックということですね。キャサリン妃のような生活ならそれはいいけど、一般人は働いたり出勤したり家事をしたりと動き回って気持ち良く過ごせる服が必要ですものね!

まあ要するに、メンズルックや少女服が幾つになっても好きなので、マリークワントもずっと好きです。

そして彼女の人生において、楽しい性格で彼女をよく理解してくれた夫の存在がとても大きかったことを知りました。なんと長身で享楽的な貴族の男性!王子様か!羨ましい限り・・・

そして働き者で確信的な彼女の後継者のように、ヴィヴィアン・ウエストウッドのことも取り上げられていて、マリーとファッションを中心としたイギリス、ロンドンのカルチャードキュメンタリーとしても楽しめました。

 

 

 

 


エノーラ・ホームズの事件簿2

2022-11-21 13:33:37 | その他の映画・ドラマ・舞台

映画館に行きたいのは山々なのに、空前のお絵描きブームなため外出の時間がもったいなく配信で楽しんでいます。

待ってましたのエノーラ・ホームズは続編も楽しいです。主演のミリーは大ヒットドラマ「ストレンジャー・シングス」のヒロインとして子役から大人へと成長してきましたが、ドラマ以外の写真見て「子役の時の方が可愛かった・・・」と失礼ながら思ってしまったところ・・・さすが女優!エノーラ役はとっても生意気少女全開でかわいい!

そしてストーリーも現代のフェミニズムも反映させながら、少女マンガのような「ハンサムで気が弱いが正義感は強い貴族の男の子」を出してるところがお見事です。

エノーラはシャーロック・ホームズの妹という設定ですが、シャーロックにヘンリー・カヴィルをキャスティングも正解だし、行っちゃってるホームズ家のママがヘレナ・ボナム・カーターなのもピッタリ。

しかし、少女マンガでも海外が舞台で貴族とか泥棒とか探偵とか出てくるのは1960年代のオードリー・ヘップバーンが主演のおしゃれコメディハリウッド映画が元になっているセンス・・・と私は思っていたのですが、現代まで脈々と受け継がれているのかな。なにぶんマンガを読まなくなったので確信がないけど、日本のオタク的マンガやアニメが世界でも人気だし、私の昔のマンガのクセでしか描けないイラストも「好き」と言ってくださる方が国内外にチラホラいらして、おもしろい現象だなと思っています。

「エノーラ」も少女向け小説が原作、きっと作家さんもオタクに違いない。

 


お絵描きupdate目指せ少女マンガ

2022-11-16 16:30:23 | スパークス

定期便のお絵描き記録:

9月に絵を描き出して2ヶ月、線を引くことには慣れてきて色塗りは試行錯誤中と言ったところです。当初から画力の限界は感じていたため逃げ道として「上手い絵」が無理なら「魅力のある絵」はどうしたら描けるのかと考えていたのですが、2ヶ月経っても答えは同じ『自分がキュンとする絵』を描く、でした。

自分が惹かれる絵のタイプを挙げると①ヴィクトリア時代あたりのイラスト②エリザベス女王様とパディントンの並んだ後ろ姿を描いたアーティストさんの水彩画(あの絵はヒュー・ボネヴィルさんも買ったらしい)またはもっと単純な線で出来てる抜け感いっぱいだけどかわいいイラスト③1970年代の少女マンガ

ということで共通項は今更ながら「かわいい」であったと再発見、とにかくかわいい絵を描くぞ!と心に決めました。

上と下は「ウォータープルーフ」という曲がモチーフ。上は縦長なのでスマホの待ち受け画面にしています。かわいい絵とは具体的に言うと「スマホの待ち受けに入れたくなる絵」でもあると気づきました。好みは人それぞれですが、少なくとも自分がまず思わないとね。下はライブでの雨のプロジェクションがとてもかっこよくてそれを表現したかったので、あまりかわいくはなりませんでした。モチーフって大事と気づく。

トッド・ラングレンとコラボした今年の新曲「Your Fandango」のvideoがとてもかわいいのでそれを少女マンガにしたら・・・と描いてみました。

こちらは90年代の雑誌に掲載されたモノクロ写真をモチーフにして色を想像。かしこまった(ブリっ子?)スパークス。ロック界では珍しいGood demure boys。

ブリっ子は絵にするのが比較的得意とわかり、ずっと苦手意識を持っていた80年代の変なヘアスタイルのラッセルでしかもボクシングの衣装でどうにか「かわいい」を出すぞ!と挑戦したのがこちら。

胸毛と乳首まで描いても少女マンガにするのだ!と意気込んだら目がいつもよりキラキラになってしまいました。ちょっと変な少女マンガになっちゃったな。「かわいい」の探求は続く。。。