Sofia and Freya @goo

イギリス映画&ドラマ、英語と異文化(国際結婚の家族の話)、昔いたファッション業界のことなど雑多なほぼ日記

エルフのケーキ

2015-10-30 18:50:00 | イギリス


先日ロンドンから東京に来てくれたTさんからのお土産のこちら、初めて見ました「ELF SLICES」。

エルフですか・・・
近日はホビットに慣れ親しんでいるため、エルフと言えば長髪の美形族を思い浮かべるのですが、元祖エルフは、このような緑のピーターパンみたいな服を着た小人の妖精だったんですよねえ。でもこのパッケージの妖精さんもかわいいです。

しかしですね、その妖精さんのイメージのケーキも緑色をしていて、真っ赤なアイシングまでかかっています。アップル味、というのも色と妖精の住む国にありそうだから納得がいきます。しかし緑色のケーキ。

抹茶のお菓子もある日本に住む私が、ピンクと黄色のお菓子=バッテンバーグは好きな私が、なぜだか躊躇してしまいました。こうなったら、お皿も緑と赤にして気分を盛り上げて試食するしかない。



・・・確かにリンゴ味の飴ちゃんの風味と香りが。・・・だ、だけどなんか、ちょっと和菓子のような味がしないでもなく、エルフの国のケーキは摩訶不思議な食べ物・・・イギリスのケーキはまだまだ奥が深い。

London Spy トレイラー

2015-10-29 22:46:00 | London Spy
スペクター、パディントンに続き、待ちに待ったベン・ウィショーのBBCドラマ「
London Spy」のトレイラーまで出て、こんなに幸せが続くとはオタクファンになって本当に良かったと思いました。本編見るまではどんなひどい事故にあったとしても生き抜く精神力がついた気がします。10年後も20年後もファンでいようと人生設計はないのにそれだけは決めました。



ウィショーさんが主人公Danny
キングスマンでエグジーいじめてたポッシュな奴がその恋人Alex
大好きな女優シャーロット・ランプリング
そして、マーク・ゲイティスさんもRichという役ででている・・・?!

トレイラーで見たDannyのイメージは、ちょっと「Criminal Justice」のBenを思い出す、無防備な男の子といった感じ。普通に楽しい都会を楽しんでいる若者だったのに、Alexと出会ったところからスパイの世界へと足を踏み入れてしまう・・・それも「Criminal...」のパターンなんですが、また数奇な運命に翻弄されるウィショーくんを見ることになりそうです。

その舞台の一部がMI6とその近くのヴォクソール橋(Dannyが走っているところですかね)と何かの記事にあったんですが、私がよく騒いでいるセント・ジェームズ公園近くの「レイヤー・ケーキ」や「プライド」のロケ地となったRegency Cafe(私も近所に住んでいた)は、この夏私もヴォクソール橋の袂でバスを降りてそこから歩いて行ったんです。それで、去年London Spyの撮影写真にそのCafeも写っていたことにピンと来たのです~!きっとDannyとAlexはあの辺に住んでいる設定なんじゃないかな。嬉しい、嬉しいな!

トレイラーが公開されたということは、あと2、3ヶ月以内には放送されるのでしょうか。「007スペクター」「シャーロックSP」に続き、大きな祭りが続きます。





東京国際映画祭「パディントン」

2015-10-28 00:00:00 | ベン・ウィショー


このパディントンが座っていた場所のちょっとだけ奥にパディントン像がありました。下は夏にロンドンへ行った時に私が撮った写真です。よーく見ると、時計の底のタイルで場所がわかります。




きのう10/27、東京国際映画祭の上映作のひとつ「パディントン」をTOHOシネマズ新宿にて見て来ました。チケットはSOLD OUTで好評のようです。

映画祭とは言え普通のシネコンの1スクリーンで上映され、他の映画との違いはチケットがDLしたQRコードをスマホで見せるのと、TOHOシネマズのシネマイレージに換算されない・・・試写会以外で日本最速だけしか楽しいことはないのかな?と思いながらスクリーンに入場してみると、

・・・いました!前にEXPOツーリズムで会った、背の高いパディントンが。ツーショット記念撮影の列ができていて、撮影するスタッフの方の隣のカメラ準備スタッフの方に自分のスマホをお渡しして流れ作業・・・まるでコミコン・・・いえいえ、撮影チケットもなく無料サプライズです。映画祭、イエイ!パディントンが人気者でよかった。

さて英国版DVDで見ての感想を書いたのが4/1。劇場で見る時の鮮度を保つためその後は見ないで望みました。


nikukiu 劇場で見た感想

日本語字幕ありで一番印象が変わったのは、劇中何度か突如現れる南国移民バンドの歌詞でした。実は正直言ってまったく聞いてませんでした。カリプソのような印象の軽くて明るいメロディにのせて、移民によるロンドンの印象を唄っていたのですが、このバンド、登場人物とはなんら関わりがない狂言まわしのような存在なんですが、実はパディントンの心情を唄っていたのでした。

パディントンは、幼い時に父母を亡くし叔父夫婦に育てられ、夫妻は若い頃イギリスから来た探検家にマーマレードをもらったり「ロンドンに来たらいつでも歓迎するよ!」と友達になったので、英国はいい国だとパディントンに教えたのです。ところがペルーから長旅の末着いてみると・・・

豊かな国での新しい生活を夢見てイギリスに着いた移民が味わう、疎外感、雨の冷たさ、夜の暗さ。そうそう、アンティーク屋のグルーバーさんも実は移民だったのですよね。英語もなまって演じられてた。

しかし、移民問題だけでなく、家も家族もあるイギリス人一家も、内部事情は実は・・・とか、剥製マニアのミリセントがそうなった理由は探検協会にあって、そのへんの事情が、イギリス人の動物愛護への情熱と、博物館への収集癖の矛盾する性癖を暴露していて興味深く、イギリス人(または先進国の人)も、パディントンに大笑いしながらもちょっぴり内省してしまうようにできている・・・かも。

この映画「パディントン」はアニメっぽい色彩で、またブラウンさんの奥さんが映画では挿絵画家という設定でちょっとエキセントリックな原色の服を着ているということもあり、50~60年代の、原作絵本の出版された時代の雰囲気を出していると思います。

しかし設定は現代です。最初に出て来るロンドン風景に、「シャード」と「ウォーキー・トーキー」こと「20 Fenchurch Street」という2014年完成の高層ビルがあることを確認しました!!DVD見た時には気づきませんでしたが、8月にそのビルの上階スカイ・ガーデンに行ったのでその形は忘れもしません(笑)。

あと、ブラウン家のお隣のカーリーさん(ピーター・カパルディ)が最高だったのは言うまでもありません!!!

全国劇場公開は2016年1月15日、楽しみですね、みんな見ようね!


2016/1/14追記

予告編を最近また見て、パディントンって失敗ばかりしてるので、声のウィショーさん、文字にならない「お・・!」とか「んーっ」とかマンガの書き文字っぽい台詞が多くて改めてニヤニヤしてしましました。

製作当初、パディントンの声はコリン・ファースだったのが途中でベン・ウィショーに変更になったのは有名な裏話です。しかし、その時点でパディントンのCGはどれくらいできていたのでしょうね。ウィショーさんは声の演技とともにモーション・キャプチャーで顔の表情の演技も撮影されたと言っていました。ということは、少なくともパディントンの顔はウィショーさんの表情を組み入れて作ってあるのでその製作はウィショーさん参加以後。コリンが声を当ててみた時にも身体くらいはできててそれを見ながら演技したのかな。

しかし私なんで「ウィショーさん」と「コリン」なんでしょね。普通、役者の格から言ったら逆でしょうにねえ。なぜか「ベン」と「ファースさん」って違和感が・・・W



スペクター ワールドプルミエ

2015-10-27 23:05:00 | ベン・ウィショー
イギリスで10/26に「007スペクター」ワールドプルミエがなんとロイヤル・アルバート・ホールで開かれ、そのまわりにてレッドカーペット、そして同日より英国全国劇場公開!羨ましい~。

このイベントはロイヤル・プルミエと呼ばれ、ウイリアム王子夫妻とハリー王子も出席し、今日の新聞は軒並みスペクター一色だったとのことです。もっとも一番の話題はケイト妃殿下のシースルーのドレスという声も・・・(笑)

しかし一部では、双児の兄弟を伴ったベン・ウィショーの笑顔も話題になっているはず・・・!お兄さんか弟さんかはわからないけど、ベン君の安心しきった表情を見たら心理的にはぜったいジェイムズさん(呼称まで自然に「さん」になってしまう)がお兄さん。


newscomより

ジェイムズさんは過去にも公の場に出ている写真は見たことがありますが、今日はロイヤル・プレミアなので、フォーマルな双児がこんなに輝いている姿が見られたのですね。ケイト妃のおかげです、ありがとうございます。


ところでベン君は髪とおひげが伸びて、70年代のスターのような神々しさとクマクマしさが醸し出されているのですが、折しも今日は東京国際映画祭の「パディントン」を見て来ました。今、私の頭の中は「007」と「ウィショー兄弟」と「パディントン」がマッシュアップされて困っています。



ASK SPECTOR CAST

2015-10-24 00:00:00 | ベン・ウィショー
10/22日本時間の夜、新しいボンド映画「スペクター」のキャストにツイッターで質問するという企画がありました。イギリス10/26公開に合わせた楽しい企画でした。

夜遅くのことで私も全部は読んでないのですが、寝る前にタイムラインをのぞいたらちょうどマニーペニーのナオミ・ハリスちゃんとQのベン・ウィショーちゃんのコーナーでして、質疑はボンド映画に出演することについてコメントを求めるものが多かった中で、楽しいものがあったのでペタリしておきます。



和む・・・和むぞ・・・このふたりの組み合わせ。


質問:ベンをひと言で表すとしたら?
ハリス:ゴージャス!


質問:マニーペニーは本作で出番はたくさんありますか?彼女はデスクワークに徹するのか、それとも現場に出るのか?
ハリス:彼女は前よりデスクかな。どうやら私とベンのキャラクターが反対になったみたいに!


質問:スペクターにもスクラブルのマグ(Qの文字入りのですね)は出て来る?
ウィショー:来ないよ!でも僕すごく大勢の人にQのマグを送ってもらった。食器棚ひとつまるまる占領されてる!


質問:レイフやローリーと一緒にスピンオフ作品に出演することは考えられますか?本作を見終わったらぜひ作って欲しいと思ったんです!
ウィショー&ハリス:はい!とっても楽しそうです!


「スペクター」はボンドとチームの絆にスポットライトが当てられ、マニーペニーは頭脳を使い、Qは身体を張るシーンが見られそうということでしょうか。早く日本の私達も見たいですね。