ピョートルはエカチェリーナの勧める科学や新しい思想が楽しくてより自分が好かれると思い導入を始めました。
折しもその時天然痘の流行が。写真のエカチェリーナの下僕ヴラドも発症。
エカチェリーナは患者が生きたまま焼かれることを知り、なんとかやめさせようとします。すでに予防接種は考案されていて、ただしロシアでは「わざわざ少量の患者の膿を体に入れることで、病気に耐性を作る」というセオリーは誰も信じません。
これは新コロナに揺れる現代とまったく同じですごいシンクロニシテイですね。
ヴラドかわいいので使用人仲間のマリエルもエカチェリーナもなんとか彼を助けたい気持ちはしかと伝わってきます!前からかわいい下僕だな〜と思ってたけどそれにはこんな筋書きが用意されていたからか。
しかしエカチェリーナがピョートルに新しい考えを吹き込むのを忌み嫌うのは神の名を語る司教、それと皇帝と皇后がラブラブになったことで宮廷での地位が下がった元愛人も、それぞれピョートルに意見してくるし、エカチェリーナも調子に乗ってるので混乱したピョートルは予防接種を却下します。
ブラドを感染症で失ったエカチェリーナは、なんとかロシアに近代医学を、と自ら摂取して自室に医者と監禁されました。
キリスト教と科学、常に敵同士。つまりアーチー司教とエカチェリーナの関係。どう克服するんだろう。女中のマリエルが司教と仲がいいから、彼女が絡む可能性が高いです。そういえばマリエル誰にも媚びてなくてどこにも属してなくてユニークなキャラです。