Sofia and Freya @goo

イギリス映画&ドラマ、英語と異文化(国際結婚の家族の話)、昔いたファッション業界のことなど雑多なほぼ日記

ヴァレンタインのお風呂

2012-10-31 09:21:00 | パレーズ・エンド
Parade's Endネタバレ注意!

Hip Bath またお風呂ネタです。すみませんです・・・


Parade's Endドラマで、クリストファーの再出征前夜、彼の訪問を待ち期待に胸を膨らましたヴァレンタインちゃんが入っていたお風呂が、不思議な形で気になっていたら出てきました!こちらの本に。



本はヴィクトリアン~エドワーディアン時代の文化史ですので、Parade's Endはその最後にひっかかっています。年代が明記されていませんが「ケンブリッジ大学のある学寮長は学生用の浴室は、8週間の滞在に不必要と却下」などとあります。また、1892年(ドラマの時代の10年前位)でも一般家庭での浴室は発展途上だったと書いてあります。

ですので、シルヴィアのお風呂は使用人にお湯を大きな壷で運ばせていた、当時の田舎(ヨークシャー)のお金持ちのお風呂として一般的なもので、でも浴室は独立していた。ロンドンのワノップ家は、(確か封筒の宛名では西の郊外イーリングだったかな)ヒップ・バスと呼ばれる小さなバスタブを居間や寝室で使った。↓



そして、グレイズ・インのフラットのクリストファーが入ってたお風呂は、彼がセクシーな手を置いていた金のタップは2個あったので、その場で水もお湯も出た最新式だった!!
いいなあ!あの金のタップには私憧れていまして、昔、ロンドンで友達がオーペアをしていた家に行った時、そういうお金持ちのお風呂見てドキドキしたものでした。手入れされてピカピカ光って。一般人のお風呂だとそこまで磨く人いないから、石灰水の水ですぐにドヨーンとした薄茶色にくすんでるし、今はステンレス・スティールが多いし。

ところで、イギリスの名誉のために書いておくと、湿度が低いため、日本のように頻繁に入浴する必要にせまられません。そりゃ8週間も入らないのはどうかと思うし、現在はシャワーも普及して毎日の習慣となってますけど。それでセントラルヒーティング用のボイラーや配管は早くから発達したのに、入浴環境は後回しになったんじゃないでしょうか。

そうそう、偶然、Hip Bathの画像を見てたら発見したのが、ハロッズの広告の図で、



掲載もとはドイルのシャーロック・ホームズの日本語解説サイトでした!ヴィクトリア時代にホームズとワトソンがどういうお風呂に入っていたか書いてありますよ。



pulling the string of a shower bath

2012-10-29 11:48:00 | パレーズ・エンド
Parade's Endネタバレ注意報!

現在のエドワード調シャワー

"pulling the string of a shower bath".

Parade's Endに繰り返し出てきたこの台詞、ちょっと意味がいまいちピンと来なくて、ラストのエピソード、グレイズ・インのフラットの階段でクリストファー&ヴァレンタインとシルヴィアが出会うシーンの会話にもピンとこなくてモヤモヤしました!

直訳:シャワー・バスのヒモを引く事 → 結果、人に冷水を浴びさせる事 

昔のシャワーは、天井近くに設置された水のタンクについたヒモを引くことによって水が出てきたんだと思います。ドラマの中でも、ヴァレンタインの勤める学校の更衣室の奥にシャワーがあり、生徒達がヒモを引っ張ってキャーキャー騒ぐシーンがありました。しかも自動給湯ではないから、冷水。
(少し前までは水洗トイレのタンクもコレ式だったから、たぶんそうです。あれね、引くコツがあって、調度いい力とタイミングで引かないと、出ないんです!時々今でも改装してない家でお目にかかります。)

この台詞は、シルヴィアのお母さんが何度も彼女に言ってました。食事やティーで彼女には退屈でつまらない話の腰を折ってシルヴィアが暴言を吐き、皆がぎょっとして話題を中断する様子を彼女が得意げに楽しむという行為に言及しているんですね。

その台詞を、最後に、クリストファーがシルヴィアに向かって言うんです。とても意味深げに。

V: Liar! You haven't got a cancer! You're lying!
  (うそ!ガンになんてかかってない!ウソよ!)
S: Well, Really?
 (あら、そうかしら?)
V: This is what you do, isn't it.
 (これがあなたのやり方なんだわ)
S: (to Valentine)What can you mean?
 (どういう意味なのかしら?)
 (to Christopher)Do you know what she means?
 (あなたにはなんの意味か分かる?)
C: Miss Wannop means "pulling the string of the shower bath."
 (ワノップ嬢は"シャワーのひもを引く事”を意味している。
S: Oh. Christopher... Christopher, you can mean it. Look at her! Is she a Girl Guide or something? Perhaps you do mean it.
 (まあ。クリストファー・・クリストファー、あなたがそれを意味してるならわかるわ。ご覧なさいよ、彼女ったらガールスカウトの少女か何か? きっと、あなたがそういう意味で言ってるのね)

ずっとシルヴィアの行為であった"シャワーのひもを引く事”を、このトライアングル全員揃った初めての対決での会話の中で、今度はクリストファーがたった一言、口にして、それが文字通り、攻勢の変化の引き金となったのでした!


clover Girl Guide(ガールスカウト)って調べてみたら、イギリスで発足したのは1910年だったんですね!
この物語のこの時点ではまだできたばかりで、その活動基本は、家事習得とフェミニズム(肉体鍛錬、職業訓練などを含む)の実践だそうです。うわ!シルヴィアが軽蔑する要素の権化だ!シルヴィアはヴァレンタインをそう形容することで、自分の夫を奪った若い女に対してせいいっぱいのプライドを保ったのじゃないかな。



騎士道

2012-10-27 09:16:00 | パレーズ・エンド
Parade's Endネタバレ注意報を出させていただきます。


To The Ends Of Earthから騎士道精神に溢れる若者

上の写真にもかかわらず、まだParade's Endの感想を引きずっております。
2つ前の「ネタバレ感想」にコメントをお寄せくださったHedgehogさんが教えてくださった、新装版ペーパーバック(原作)に寄せられたジュリアン・バーンズによる序文をネットで読んだり、BBCでドラマの前に放送された原作者のフォード・マドックス・フォードのドキュメンタリー(下に動画はりました)を見返して、ちょっと鬱屈した気分になっておりました。

ものすごく乱暴に簡単にすると、序文を読む限り、原作4巻のうち最終巻はドラマに盛り込まれておらず、ドラマのエンディング、手をとりあって踊るクリストファーとヴァレンタインの幸せはあの時が絶好調だったこと。実はその後もあること。作家のドキュメンタリーを見る限り、クリストファーにはかなり自己投影していて、彼自身の戦争体験や女性遍歴がストーリーにとっても反映されていること。その両方があまり幸せな人生ではないみたいでねぇ。。。


アメイジング・グレイスからウィリアム・ピット/首相という地位は女王の騎士なのかな?いや違うな

折しも、最近会ったイギリス人から、初対面によくある話題=日英文化の話になった時「日本は色々な意味でイギリスに似ていると思うけど、騎士道精神はないよね。武士道があるけど、女性の扱いが違う」という言われました。
うにゃ? Parade's End=クリストファーを語るのに欠かせない概念『騎士道』が今でもイギリス文化を語る時に出て来る?!私の日常と英国時代劇がシンクロ~~

私の好きな鏡のシーン。↓

「Damn, his chivarly. Christopher...(まったく彼の騎士道ときたら)」


騎士道とは「貴婦人への献身」と「倫理規範」このふたつはまったくクリストファーですが、騎士たるもの武人ですから、実は戦闘能力が必須!それだ、クリストファーに欠けていたもの!戦争行ってもラテン語好きの詩人と仲良くなったり、戦場にヴァレンタインちゃんの幻見たり、「レディをお待たせするのは良くない」と言われて「まさかミス・ワノップが?!」とふーふー言いながら駆けつけたらシルヴィアだったり、戦場でのかっこいいシーンはひとつもなし。でも塹壕で砲撃の合間にサンドイッチとコーヒーを部下に給させるシーンはエレガントだったけど。

それと彼の規範を示すいい文が、脚本序文にありました。ええーーっと、長い序文なんだよな、あった、これだ、、
Christopher is a mixture of chivalry and masochism (if it hurts, I must be doing the right thing)クリストファーとは騎士道とマゾヒズムの混合体(それがつらいなら、自分は正しいことをしているに違いない)
こんな規範で生きてたら、そりゃ苦しいでしょうが。。。

そう、クリストファーの苦悩はその理想主義の騎士道からこぼれる人間性から発してますよね。
だって、そもそもストーリーの発端は汽車での情事ですよ!貴婦人のお誘いをお断りしては失礼、というのが騎士としての理屈かもしれないけど、コンパートメントに同席した美女が「My name is Sylvia.」と言った時、「I know...」と言ってた。あれはすでに彼女が新聞などに掲載されてる社交界ではちょっと名が知られてる存在ってことで?そしてその魅力に思わずあの事態?その後の彼の人間性をドラマを追って知るにつけ、あれはすごい気の迷いだったんだなあとしか言いようがありませんが、そういう規範では律しきれないところが人間の魅力です。

妻の入浴姿も直視できずに彼女をまた怒らせた男が、戦時中に押しかけて来た妻のホテルの部屋で、彼女が椅子にかけておいたガウンの匂いを嗅ぐシーンがやけにセクシーでした。。。



ドラマではこのような美しいシーンに昇華されてる、ヴィクトリア~エドワード時代のイギリスの禁欲主義は、原作者のフォードを悩ませたんじゃないでしょうか。フォード自身は作家として芸術活動しながら、フランスやアメリカに長く住みました。きっと本国の社交界や文壇が、ドラマに出て来るみたいに、ゴシップと批難に溢れて苦痛だったんではないかと察します。ドラマでもシルヴィアがポッティとフランスに行ってしまった時、ポッティがつれないシルヴィアに拳銃をつきつけて「フランス人ならこの行動をわかってくれるぞ!」と言ってました。作者は愛至上主義のフランスに憧れていたんだと思います。憧れるけど、イギリスのしがらみから逃げられない男、それがフォード。

ドラマにならなかった原作最終巻(シルヴィアの魔の手は収まらず生活に疲れるクリストファーとヴァレンタイン)にはフォードの人生がかなり投影されている気がします。
そしてそこは脚本化しなかったストッパードさんはさすがだなあ。。。

細かい台詞のことは長くなるのでまた後日に改めますが、
ドラマの冒頭、シルヴィアと元恋人のジェラルドの会話に、個人的にふいてしまったんですよね。シルヴィアが結婚する相手がクリストファーだということに彼が「よりにもよってあんなOXと!」と言う。原作では他のありとあらゆる動物に例えてクリストファーが重々しくて融通きかない奴だと形容するようですが、私ベネディクト・カンバーバッチの声をシャーロックで初めて聞いた時の感想は、「牛のような声だな」だったので。

フォードのドキュメンタリー・フィルム



追記
さっきこの文章書いて夫と朝ごはん食べてたら「自転車乗りのマゾヒズム」について語りだした。。。マゾヒズムなんて言葉は滅多に使わない、まったく文学的でない夫婦なのに、なんで言葉というのはこうシンクロするんだろう。。。

10/30追記
お詫び:序文を紹介してくださったHedgehogさんからコメントにて「序文は脚本ではなく原作本についてる方」とのご指摘をいただきました。訂正欄を別にすると混乱を招きやすいので、本文を訂正してあります。訂正前に読んでくだたった方には申し訳ありませんでした。


寒いと言っても…

2012-10-25 15:01:00 | 国際結婚・家族のこと


寒くて、Tシャツを長袖にして、暖かいソックスも引っ張りだして、
それでも寒いのでセーターも着た。気温を見たら19度。

このあたりの気温になると、いつも思い出す8月のアイルランド18度。

義母の生まれた北アイルランドに行った時のこと。
昼間なのに曇って暗くて小雨も降って来た。
私がパーカをはおりながら「18度だって!8月だってのに!」と言ったら
義母がひとこと。
「ここに暮らす人はどんな気分だろうね?」

8月の東京もいやだけど、12月の北アイルランドとかどんなだろう。

(´-`).。oO(

Parade's End ネタバレ感想

2012-10-22 16:37:00 | パレーズ・エンド


Parade's End、自分の言葉で感想書き挑戦します!ネタバレあり注意
60分×5=5時間ドラマです!ふえ~~
でも話は意外にシンプルです。

主人公クリストファー=18世紀大好き北イングランドヨークシャーの地主の息子。
政府会計士。保守的で自分の思想に忠実、頑固。真面目。無表情だけど、気持ちはまっすぐ!
↓写真右は息子のマイケル。息子の姿に自分の子供時代を重ねる場面が出て来る。
 本当は自分のじゃないかも知れない妻の息子への愛は、タイトルにもある
「Parade」が彼の中では伝統のある家を受け継いで行く役目への責任感とも重なる。



妻シルヴィア=美女で流行に敏感で贅沢好き。本来頭はいいけど固い話は大嫌い。
夫を愛し尊敬しているのに、行動には他の男が絡むので、世間や家族から余計な批判を買う。
昔の中上流の女性として男なしで動かない。美女だから動かせちゃうんだよね。。。
↓下の写真は、私が大好きなシルヴィアの姿。ベッドの回りには白百合があるの。



ヴァレンタイン=女性参政権運動家。後に学校の体育の先生に。知的でボーイッシュ。
職業を持つなどドラマでは新しい時代の象徴のひとつ。愛にも何ごとにも純粋で情熱的。
↓戦争から戻ったクリストファーに会いに走る姿は性格を語っていますね。



この3人の三角関係でクリストファーの人生に起こる出来事と、
第一次世界大戦を機に、帝国主義の没落が始まり、機械化が進み、土地こそが財産だったものが銀行のマネーフローへと価値が変わって行く世の中が、表裏一体となってストーリーが進行するのです。
頭が固いはずの男クリストファーも、初めは男と結婚することでしか自分の存在を世界に現せない古いタイプの女シルヴィアと結婚しますが、若くて20世紀に生きるヴァレンタインと出会い、戦争の前線の塹壕の中で死を身近に感じた時、自分にとって生とは何を意味するのか、自分が選びとる価値はどちらなのかに目覚めるのですね!あれ!これって男の成長物語なのかな!

クリストファーは、真面目で融通が利かないタイプです。ただそれだけだったら「いい人だけど変な人」で終わってしまいますし、原作では太ったブロンドの男という設定。でもその半端ない真面目さ、理想追求の信念を美しい振る舞いとして説得力を持たせるため、ベネディクト・カンバーバッチをキャスティング、ということになったのですかね!例えば元愛人と向き合ってテーブルにすわっているシルヴィアをカフェの外から見つけて、妻にきまりの悪い思いをさせないために、自分は姿を消しメッセージをギャルソンに言付けるのです。その行為を彼女は鏡越しに見ていて夫を「chivalry/騎士道のある」と目の前の男に語るのですよ。品のある=度を超すと滑稽でさえある行動を説得力を持って演じられる俳優として!
クリストファーの容姿は、個人的にはファンとしてはあまり好みの部類ではないのですけど、そのキャラクターを現した不器用さまで体現していて、それがその、誠実さ、忠実さを強調して愛すべき主人公になっているのです。
ベネディクトもインタヴューで主人公の性格を今まで演じたどの役よりも愛していると言っていますが、共感しそうな要素に納得してしまいますね!

私は実は前半はヴァレタインの純粋な姿にすっかり心を奪われていたのですけど、物語が進んで、彼女もそれなりにクリストファーと心と言葉を交わし、就職して大人として自分の意見を言ったりするのを見てるうちに、なぜだか理想主義でまっすぐな彼女にもの足りなさを感じ始め、シルヴィアの、決してクリストファーに届かない強い愛にも惹かれてしまいました~~!なんかシルヴィアは恋する女の愚かさも含めてやはり愛らしい存在だと思うので、ラストに彼女にちゃんと救いが用意されていて良かったです!!

その救いのカンピオン将軍は物語の展開に欠かせない、愛らしい紳士で、クリストファーのゴッドファーザーです。彼の存在が、重苦しい主人公のドラマにかなり安心感を与えてくれています。(そして笑いも。。。)

重苦しいと言えばクリストファーの兄マークも!ルパート・エヴェレット演じるお兄様、長男なのになぜか家督から辞退して、結婚せず、お父上の悩みを増幅してくれちゃって。。。怪しいですが、ヴァレンタインの味方でもあるし、父上とクリストファーの間に入って家に貢献しようとはしてるんだけど、クリストファーの誤情報を父上に渡してしまうという、ちょっと、やるならもっと役に立ってよ!といいたくなる元美青年!

カンピオン以外にクリストファーの味方で欠かせないのは親友のヴィンセントで、スコットランド訛りがかわいいホビットサイズのこの詩人さん、女性の趣味以外はすごくいい味だしてるんだけどなあ。恋愛は狂気のようなものだから仕方ないか。。。。

人じゃないけど、まるで登場人物のように心に残るのがグロービー・ツリーと言われる、クリストファーの生家の庭にある古い大きな杉の木です。ありとあらゆる小さなモノが何代にもわたる家族にキラキラびっしり枝にも幹にもくっつけられて、彼の背負う家と土地と伝統をかわりに支えているかのようです。その木が家をつぶしてしまうとシルヴィアは「異教徒(英国教会に対し)!野蛮人みたい!!」と忌み嫌っていたんですね。そしてついには自らの手をその木に降してしまう。クリストファーにとっては、母、父、に続いて自分を縛っていたものをシルヴィアに奪われて、やっと過去ではなく未来に目を向ける決心が本当にできたのでしょうね。

グロービー・ツリーのいい写真が見つかりません。本当はもっともっと美しいのに!


メイキングオブでこの木が作り物と知ってぶっ飛びました===

ところで、上のリンクのインタヴューに、ベネディクトが軍服を着た感想がありました。
あのウールの制服は、乾いた寒いところでは暖かくていいんだけれど、日向ではすごく暑くて、濡れると寒くてただ重いだけ!ただ戦闘マシーンとなって闘うしかない、そうです。ふーん。。。セクシーではあるけど、100年前には実用・機能性はあまりなかったようで。でも、補足すると、ドラマ中、テントで寝ている時は白っぽい肌着(綿かウールね)の上下を着ていたけど、戦場に押しかけて来た妻に会いに行った時は、カーキ色のシャツの下に肌着は着ていなかったので、そこが体温調節がうまくいかなかった一因でもあるかと思います!!
軍服への興味から、昔の下着へまで興味の幅が広がって困ってます。今日、下着の図鑑までポチッとしてしまいました。いえ、ファッションとして興味があるんですよ!アンティークの股引とか大好きです!

では最後の写真は、物語の終わりの入浴シーンから。。。戦友とのパーティー前ですよー^^;



ラストシーンはロンドン、セント・ジェイムズ・パーク横のホワイト・ホールのホース・ガードです。ここで戦争終結のパレードが終わり、(Parede's End)それはまたクリストファーの世襲のパレードの終わりでもあるという比喩ですね。たぶん、ここは本当のホースガードだと思うんですけれど・・・そんなロケできるのかな?
ティジュンズ夫妻やヴィンセントが住むロンドンのフラットのグレイズ・インは別の場所で撮影したと何かにありましたが、私グレイズ・イン・ロードに住んでいたことがあり、グレイズ・インのお屋敷は大きくて美しくてひっそりとしているなあと眺めたものでした!!

22:45追記
このブログ執筆中に夫のJが帰宅して、デスクトップにのせておいた上の入浴写真を指指して「これは誰か」と聞いて来たのには驚きました!1cm四方のアイコン状態だったのに、なぜ見てる??もしやストーカー??おかげで、書き漏れが出てきたぞ。。。きっとそのうちネタバレ感想その2を書くと思います・・・