Sofia and Freya @goo

イギリス映画&ドラマ、英語と異文化(国際結婚の家族の話)、昔いたファッション業界のことなど雑多なほぼ日記

POLDARK 0405

2018-07-10 21:18:00 | POLDARK


ついに私の願いが叶って、あのオズボーン牧師が退場となりました。

いやいや、先週あたりからモワナの妹ルエラの家にウロウロし、ルエラの夫アーサーも登場していたので、これは・・・と案じていたら案の定です!

しかし夫の嫉妬というのは興味深い・・・アーサーが自宅の窓から覗いたのは、妻の積極的に牧師に迫る姿でしたし、彼女は燭台をお金を貯めて買ったとウソをついたこともわかってるのに、外見が天使ちゃんだからなのか、妻にはまったく怒りも悲しみも沸いてないようなのです。妻がお金のために身を売らねばならいのは自分の稼ぎがないから、とよく冷静になれたもんです。

とにかく牧師が死んだのはアーサーの暴力がきっかけですが、

「牧師アウト!」と喜ぶもつかの間、

・・・・なんとそのニュースを聞いたジョージが、ドレイクを疑うという?!ヒキガエルの恨み恐ろしや〜〜〜〜

ジョージもエリザベスにはてんで弱いのに、ロンドンでカロラインにくっついてるキャプテン・アドレーに「前に庭で会った時に比べてそっけないな!間男に来た吟遊詩人かと思ったのに」なんてロスのことを聞いたものだから、またロスに対する嫉妬がメラメラと火がついたばかりですからねぇ・・・

しかもドレイクに別の女の子をくっつけようとしたデメルザは、わざわざドレイクに牧師が死んだニュースを届けちゃうし、

ドレイクはまたモワナの嫁入り先の牧師の家の門で一夜を明かし、「馬のムチをくれておやり」と牧師母に追われる始末。モワナは牧師に汚されたとイジイジしてますし。

ああ、どんどんポルダーク家の者がジョージの意地悪にやられてしまうわ。

さあ、ここからはまた、ジョージの企みにどうロスが打って出るか、が一番の楽しみかなあ!


Osborne Whitworth actor Christian Brassington (left) stands with Poldark co-star Luke Norris (Getty)

写真はどちらもThe Radio Timesさんのです。オズボーンの役者さん、実は可愛い。キューピーちゃんみたい。

リンク先の記事の下の方に更なるリンクがあって、この俳優さんChristian Brassingtonの役作りについてのインタビューが読めます。1日3500カロリー食べて体重を増やして頑張ったそうですwww プロデューサーからは特に増量するよう言われなかったのに、原作の描写を読んで自ら取り組んだのだそうです。それから美術館を回って当時の上流階級の人々の立ち振る舞いを研究したそうです。

ドラマ中ではキザなポーズが決まってましたよね!お上品ぶった話し方も絶品でした。牧師なくてはシリーズ3〜4の面白みが全く違っていたでしょうね!




POLDARK 0404

2018-07-04 17:06:00 | POLDARK


今週の激動は、エニス先生のご家庭でした。美人の奥さんそっくりのサラちゃん、先週産まれたばかりなのに、もうパパとママを残して逝ってしまいました。

医師として我が子の異常に気づいてた先生の悲しみは「ついにこの時が来てしまった」という正統派の嘆きぶりでしたが、カロラインは悲しみも超えた危機状態に陥り、喪失感から逃れるためにロンドンへとひとり旅へ。

カロライン、美人で性格も頭もいいだけでなく、こういう時の男前っぷりにはっとさせられました。気位が高いけど愚かではない。かっこいい!!!彼女のパワーは、財産と生まれの安定にありますよね。

一方正反対のジョージは自分の鍛冶屋の家業を呪ってましたが、ここに来て隠しても隠せないと悟ったからか、「自分の生まれをやっと受け入れられた」と。ますますパワーアップしてきたな。議員席付きの土地を買い上げていよいよロンドンの議会へ。

エリザベスの息子ジェフリー・チャールズもロンドンへ戻ったし、

そしてついにデメルザもロンドンに行きたいと表明しました。

みんなでロンドンに集結か。


ところで子供を義母に取り上げられて死んだように生きているモワナに、なんとか妻の義務を果たせようとする足フェチ牧師、妹にまだへばりついて、その妹も何が楽しくて牧師を受け入れてるのか謎なんですが、妹の亭主に牧師の訪問がバレましたね。

あのスノッブ牧師が社会的地位を葬られるのを早く見たいものです。

ひたすらモワナを愛するドレイクにデメルザが変な気を使って別の女の子をあてがおうとしてるから、早く牧師が退場してあの純なふたりが一緒になれますように。


ヒューがいなくなって個人的に盛り下がってしまった週でした。

着付け薬を貼っておこう。



POLDARK 0403

2018-06-25 19:50:00 | POLDARK


じわじわ話が進むエピです。

前回の終わりでロンドン行きの馬車に乗ったロス。
(*いきなり脱線ですが、たったの4席しかない馬車でも乗り合いで車体に行き先が書いてあるのですね?!馬車停ないけど手をあげたら乗せてくれるのかな?そう言えばロンドンもちょっと郊外になるとバス停なくて道の何にもないところで乗り降りする住人さんを見たことがあります。)

やっぱり議会ではピットの奴隷制廃止に発言してるポルダークです!

デメルザはロスの留守に子供達や炭鉱(今は何を掘ってるんだったかな。銅か鈴か)を守ってはや数ヶ月。二人の間には都会と田舎の溝ができる・・・

はずもなく、鉱山が不調だというデメルザの手紙を読んで即帰ってきました。ファルマウスのおじさんはロンドンでロスの力になってくれてました。

ところでこのドラマって、ロスとデメルザの子供達の存在感が薄いのが物足りないんですけど。成長はしてるけど、エリザベスの子供のジェフリー・チャールズがあんなにメインの扱いなのに、主役夫婦の子供は犬よりキャラが描かれていない。

ジェフリー・チャールズはロンドンでロスに会ってますが、イートン校に行ってるはずで、イートンはロンドンから車で1時間くらいのウィンザーの方だから、お休みの時に上京してるのですかね。パーティーで帰省して伯母のヴァリティに学校のことを聞かれてまだカエルの話してるのには笑いました!

ジョージとエリザベスの家に大量のパイナップルやピーターラビットが運び込まれてVIPを迎えてパーティーが催されている時に、

ロスは働く男達とケンカして飲み会・・・つくづく田舎の仲間が好きなのね。でも、そういうところがこの男のかっこよさなのね。

ジョージ&エリザベスがいかにしてさらなる権力をものにしようと、議会に行こうと金の力で有力者と話をまとめているまさにその時に、

ロスがエリザベスに会いに来て、エリザベスも何事もないように話しして、大人というか、なんだかやっぱり世渡り上手。

しかしロスよ、なぜエリザベスに会いに行ったことをデメルザに言うのだ・・・!
男の世界が似合う男って、なんかやっぱり女がすることには敏感なのに、自分がすることは許せっていう図々しさがありませんか?

モワナ一筋のドレイクの方が潔し。少々暗いけど。

天使カップルのドゥワイトとカロラインにもベビちゃんが誕生しました。



愛犬パグちゃん寂しがってる・・・



く〜〜ん、く〜〜〜ん、、、、

でもそのベビちゃんに何か異常を見つけたドゥワイトが気になる・・・どうしたの?



POLDARK 0402

2018-06-21 20:58:00 | POLDARK


上の楽しそうなシーンが唐突なほどに悲しい週でした(涙!!)

私の先週の神様への祈りは叶えられず、ヒュー・アーミテイジがついに・・・・

ロスに好き放題にされたようなデメルザにやっと全てを捧げるような人が現れたと思ったら、案の定、彼の存在はデメルザの価値をロスに対してググーーッと上げ、ヒューがいよいよ健康状態が悪化すると、フルマウスおじさんはその甥の代理にロスをコーンウォール代表議員として推薦。

なんだか今回の流れはちょっとヒューの使い方が荒すぎやしませんか?!スタッフさん?!と私は荒ぶってしまいました。



彼のデメルザへの愛が行き場を失い、それは彼にとって「死」を意味するって・・・愛の詩をたくさん受け取ったデメルザには荷が重すぎやしませんか?!

ロスvs宿敵ジョージとの一騎打ち選挙は、ヒューの動かし方に比べてなかなか洒落ておりました。

ずっとロスのことを好きだったのに、ずっとなかなか簡単に味方になってくれなかった有力者ベッセルが、ついに満を持して動いたのです。彼のロスへの票がきっかけとなり、ロスを勝利に導いたのです!ブラボー!

ジョージは「自分が負けたのは家柄のせいだ!」って暴君ぶりにちっとも反省がないし、私がびっくりしたのはエリザベスの態度でした・・・本当に自分の夫の=自分の利益しか考えてない・・・

で、ロスがロンドンの議会に行けば、時の首相ピットと会うことになるんですね、ロスの一言まで気がつかなんだ。「アメイジング・グレイス」でベネディクト・カンバーバッチが演じた奴隷制に反対した人ですね。そうか、ロスは貧しい人のために働くのですから、気が合いますね。

しかし分からないのは、ジョージ&エリザベス夫妻は一緒にロンドンに行くって言ってましたけど、なんでデメルザはロスと一緒にロンドンへ行けないのでしょう???

コーンウォールの議員としてロンドン行きの馬車に乗るのに、見送りが家族だけというのもまた質素だなと思っちゃいました。帰りは女子供だけで大丈夫なのかしら。でもロスの息子への声かけが良かった。日本だったら男の子に「ママの言うことをよく聞くんだぞ」なんて言いがちのところ、英語ではよく「ママの事はお前に頼んだぞ」みたいな感じで「Look after Mama.」と。この方が、男の子はママのナイトとしてしっかりしなくちゃ、と心する気がするんですが。



ヒュー・アーミテージ永遠に。


POLDARK 0401

2018-06-14 20:46:00 | POLDARK


ポルダークがもうシリーズ4です、6/10に始まりました。

S1は2015ですから毎年安定の1シリーズずつ、早いものです。

4ともなると、もう冒頭から無駄に驚かされてしまいました!ロスが海で泳いでるんですね、デメルザを失う不安を抱えて、禊のように。それを俯瞰で見せてるので、「白鯨との闘い」のクジラのように水の中をロスがスーーーッと右から左へと移動してしまうんですが、

・・・「今、よく見えなかった・・・・!!!」ってくらい早くて、

次のショットが水の中から波打ち際に向かって歩いてくると、ベージュのズボンを履いていたんですよ・・・?! 水の中で0.1秒だけ目に入った時、全裸に見えたのは私の邪心のせいですか・・・・?


そして4の最初からヒュー・アーミテージも飛ばしてます。詩人で軍人で偉い人の甥。で今回エニス先生と並んだ時思ったんですが、背も高いんですよ。こんな何でも持ってる人がデメルザに愛を惜しみなく語って求めるんです。これをはねのけるのは女子にとっては難しくないですか?!

でもこれくらいスペックが高くないと、エリザベスの元に夜這いに行った(ええ、この恨みは忘れません)ロスとデメルザが同じ土俵に立てないってのもありますね。おかげで4の最初からふたりは愛を確認していい感じ。

まあエリザベスの方は今やジョージの良き妻となってあっちはあっちでお似合いの夫婦ですから、もうロスの出る幕はないんですが。

ジョージといえば彼も1からもう悪巧みぶっちぎってます。カエルの恨みは彼の心に深く刺さっていると見えて、デメルザの兄達を死刑にしようとします。

デメルザにはヒューのような愛の言葉を差し出せないロス、庶民のためには命張る人ですから、今回は民のためとデメルザの家族のためとダブルですから、

やはり村の衆が見守る中でのバセット卿への真摯な訴えは、ここぞ!という時のロスのスピーチが出ました。

しかし今回はもうちょっと早くやってくれても良かったかな、という気も。

さてそのバセット卿はジョージをコーンウォールの政治家にするのに後押しした人ですが、それを面白く思ってないもう一人の地元の偉い人がヒューのおじさんです。

ロンドンの国会に出る代表をコーンウォールから選出する選挙を控え、おじさん(この俳優さんがジェイムズ・ウィスビーですよ!モーリスの!パッと見分からないくらい貫禄がついてます)はジョージを出したくないので対抗馬として甥ヒューを出す気満々。

でもどうも彼の健康状態は良くなさそうですね。この流れで行くと、いよいよロスが表舞台に上がりそう。。。

(神様、綺麗なヒューを病気で死なせるのだけはやめてください。アーメン)