TOKYOは広い

きょうは、２回目のお仕事でした。



埼玉県内にある企業へと派遣されて行く、
学校の外での個人レッスンです。

私はここ２０年ほど東京では山手線付近に住んでいて
通勤があっても、バスや自転車の生活でした。
満員電車とか、込合う駅のない生活だったのです。
今回のお仕事のロケーションを聞いた時にも
朝、都心から埼玉へ向かう「下り」電車なら
通勤ラッシュはないだろうと思っていたら・・・
・・・・あったのです・・・。

おぢさんにペッタリとくっついてしまうような
混み具合ではないにしても、
想像していた、
「ゆったり座って授業の準備などできるかな」的図は
まったく無理。
立ちっぱなしだし、今朝は慣れないルートだというのに
電車が止まって動かなくなった
ああ、、、ロンドンのセントラル・ライン状態
とにかく、
「ぎゅうぎゅうの東京の電車」は大宮あたりまで延長されているのです。
GREATER TOKYOだ-
すでにぐったりしてるが、
電車の遅れは理由にならない東京生活
あ、埼玉だった・・・




私の生徒さん第１号は、フランス人の女性。
語学堪能で、
フランス語、英語、スエーデン語、スペイン語を流暢に話し、
ドイツ語やヒンズー語の知識もある才女です
インドへ出張があったので
前回のクラスの復習はぜんぜんできませんでしたとのことで
こっちも気が楽に
本当はなるべく日本語で進めたいのだけれど、
初級でそれをやるのはお互い相当のストレスです。
それで英語で話すうちに、
「インド人が話す時に首を横に揺らすのは
あいづちのような意味のあること」とか、
「スエーデン語でNOと言ったらそれは最終宣告なのだけど
フランス語ではNOでもそれは条件付きでOKの意味なの」だとか
私の方がかえって教わっていたのでした
日本語だったら・・・・
NOでも条件がよかったらOKになるかな


写真は派遣先の工場内にある博物館から
ケータイ写真ですみません

うちのハナちゃん

金魚のハナちゃんです・・・
小さなただの金魚ですが
うちではスーパー・フィッシュとも呼ばれています。
とてもフレンドリーないい性格です。


ハナがうちに来た時には
アリス、メイ、フレイヤというお仲間もいたのですが、
次々に他界・・・
その後たった１匹でしばらくすごした後に、
また３匹、仲間ができました。
しかし、
１匹、
また１匹（尾というのかな？それだと食用っぽい感じですが・・・？）
と死んでしまいました
その時、
ハナちゃんも身体に白いカビがはえる病気にかかってしまい
２～３日、水槽の底でくったりしてしまいました
バランスもとれなくなって、
身体がナナメになった時には、
もう数時間の命かと
過去の死んで行ったお友達の姿を思い出して
覚悟しました

ところが彼女は頑張ったのです。
いつもの元気はどこへやら、と
ぐったり静止していても、
エサをあげると頑張って食べた・・・

そして奇跡の回復を見せてくれました

今ではすっかり元どおり元気です。
人が近づくと、
興奮して尾びれをピロピロするところは
あまり育ちのよくない小型犬のようです
まあ、あまりお品は良くなくても、
健康ならいいやと
たかが金魚でも思います

写真は、夜、Jが花を生けて、
間接照明になどしたので、
ちょっとマジメな金魚に写ってます

銭湯のアート・ギャラリー

となり町の谷中に、
もとお風呂屋さんのギャラリーがあります。
名前も「スカイ・ザ・バスハウス」
谷中らしいレトロな趣がいい感じ

ここで、夫のJが好きな彫刻家、
「アニッシュ・カプーア」の展示がありました。

ロンドン在住インド出身の人気アーティストです。
入り口を入ると下駄箱にポスターが・・・

とても素敵だったのはこの鏡のお椀のようなもの

撮影：DaveMorgan at LissonGallery
この写真ではわからなくて申し訳ありませんが、
これ、
実は数百個の平面の鏡を裏からテープで張り合せてあるんです
凹面レンズのようにくぼんでいるので、
１mくらいの位置に立つと自分の姿が無数に
重なって見えるのです
Jはこのアーティストが大好きで、
ロンドンのテイト・モダンでの展示の時にも
１歳のMも連れて見に行きました

この大きさでは銭湯には入りませんね・・・


おまけ
すぐ近くの谷中墓地の中にある児童公園のおウマ

古くはないみたいだけど、
レトロな哀愁が・・・ツボです

心のささえ

きのうテレビに郷ひろみが出てました。

新曲が「僕らのヒーロー」というタイトルで
彼本人のことを歌っているのかと思わせて
オチはどこかのおじいちゃんのことだった・・・
という曲。
残念、まだyoutubeにもないです

ひろみさんのインタヴューで、
一日にものすごい量のサプリメント（錠剤）を飲み、
計算されたワークアウトもしてるとのこと。
運動しないと身体が痛いんだそうです？！
その成果のスリムな彼を見ていたら

思い出した、知人のP！
カタチが似てるんです・・・

そのPは、友達の友達で、
国はわからないけど東南アジア系アメリカ人です。
日本の大学で英語の先生をしています。
大学生が英語の論文を完成させる指導などをしているそうです。

Pさんはスリムでとてもおしゃれ
Dior HOMMEなんかを着ているのです。

デザイナーのエディ・スリマンと
彼の服が着たいがためにやせたというカールさま
エディ最後のA/W0607Dior

Pさんはエディのロックでアートな写真の話でも盛り上がる人。
こういうモノクロの素敵な写真

彼を紹介してくれた、
もともとの私の友達もファッション業界で知り合った人なので
当たり前と言えばそうなんだけど、
ポイントは、
彼が英語の先生ということなのです

私は日本語教師コースに通いながらも、
真面目で、きちんとしてて、頭が良さそうで・・・
という日本語の先生に多いタイプを頭に浮かべてしまい
ファッション業界でのキャリアしかない私に
いったいできるんだろうか・・・・
とよく思い悩みました。

そんな時に、とあるパーティーで
Pさんと久しぶりにあった時、
「そうだ！こういう英語の先生もいるんだから、
きっと日本語の先生でもどうにかなるわ」
と自分を勇気づけることができました。

それ以来、Pさんの存在は、
勉強する時に私の心のささえとなってくれました。

ひろみGOを見たらこんなことを一気に思い出してしまいました。