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2018年公開
出てくる俳優が皆顔が良い。特に主演の3人のうち白人2人の笑顔が飾り気がなくて良い、と思ってたら、何と彼らは俳優ではなく事件の当事者だそうだ。
イーストウッド監督が起用を決めたらしい。
他にももう1人の主演の黒人系男性や乗客達も実際に事件に居合わせた人達なのだそうだ。
とてもそうは見えない立派な役者っぷりだ。アレク・スカラトス役の男性などちょっと次の作品も見たくなる味のある笑顔だ。
彼らの少年時代の描写は冗長に感じたが、スペンサー・ストーンの母親役の女優さん(ジュディ・グリア)がちょっとオバさんだが綺麗で色っぽかった。
また、主人公達がフランス大統領(オランド大統領)から勲章をもらう場面も実際の映像が使われているらしい。
知らずに見ていて、それっぽい人だな〜。それにしてもポロシャツじゃなくて、ちゃんとした服を着れば良いのにな、等と思っていた。
あとヨロッパ旅行の描写が凄く良い。
イタリアの名所巡りは技術的にはよく分からないけど、撮り方が上手くて自分もそばにいるように感じた。
ドイツの田園を走る列車の空撮も綺麗。
ドイツで飲み屋のカウンターで隣り合わせたオッさんとの会話や、オランダのディスコではしゃぐシーンも面白い。
オランダのディスコでは髪とファッションをバリバリに決めた女性達がたくさん出てきて、主人公達とvipルームみたいな所ではしゃぐのだが、あれはプロの女性なのか気になった。素人にしてはファッションが決まりすぎのような。
ストーンがポールダンスに挑戦するところが面白かった。
テロリストとの戦闘シーンは、3対1でもなかなか相手を制圧できず、ストーンが首にナイフで切りつけられ苦戦する。単独犯でなかったら大変なことになっていたかも知れない。
けどテロリストがAKを撃とうとして一発目が出なかったのはなぜだろう。
弾倉から一発目が薬室に送り込まれてなかったのかな。ガシャッというボルトが解放されるような音は出てたような気がするが。
あとイーストウッドが監督と知らずに観ていたのだが、女性のスカートから下着が見えそうになるシーンが何回かあり、この監督助平だなと思ってたらイーストウッドだった。
今時はイーストウッド位の大物じゃないと、フェミニストの抗議とか考えてああいうお色気シーンは撮れないのかも。
自分は年甲斐もなくワクワク、ムズムズしてしまった。
なかなか面白い映画だった。
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