ダイニング・ウィズ・ワイン そむりえ亭

料理にワインを
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 樋口誠

記憶力の続き:7月14日編

2012年07月14日 03時05分11秒 | ちょっと休憩

1789年のフランス革命を祝う、その名の通り「フランス革命記念日」=「パリ祭」です。

ホテル時代はフランス料理屋としては、この日はクリスマスに続く大きなイベントでした。

メニューもメニューのネーミングも考えに考えて、部屋やエントランスのデコレーションも凝り、テンションもアゲアゲ。

1989年はまさにバブルの最盛期で、丁度革命200周年でしたからDMもわざわざパリから投函する、という贅沢さでしたね。

さて、そむりえ亭でも昨年は即席「パリ祭メニュー」をご用意いたしました。が、やはり、、そむりえ亭では本格フレンチの要望とは違うようですし、飾りつけも出来ませんので、今年は特別なメニューは用意しないことにしました。

が、私の中には軽いパリ祭に対する憧れがあります。

せめてグラスシャンパンはデュヴァルルロワ社の「デザインパリ」というパリの街並みがコーティングされたボトルのものを使っています。

ま、日本人ですから「軽~~~く」タッチという事でご容赦頂ければと思います。

さて、しかし何故パリ祭の事を取り上げたかというと、そんな昔のお客様が今でも当時の事を覚えていらっしゃって、その頃のお子様が素晴らしい大人に育ち、そむりえ亭にもお顔を出して頂ける、のですね。

フェイスブックなどには皆様の子育ての様子がチラリホラリと拝見できます。

未だに独身で、当然ながら子供の無い私には、その喜びも大変さも体験できませんが、皆様の子育ての成果をワインという「大人の飲み物」を提供しながら、我がことの様に喜べる仕事で良かったな、感じるこの頃です。

昨日、一昨日と記憶力の話を書きましたが、実は「パリ祭」などの歳時記の中に記憶が隠れているなあ、と・・・・・・

さて、この記事は昔のお客様に向いているようですが、実はこれからのお客様にこそ向けているのかも知れません。

小さなお子様をお持ちの親御さんは、是非、遠慮なくそむりえ亭にお連れ下さい。

私も頑張って記憶造りのお手伝いをしたいと思います。