「あの季節になると」「あの場所に行くと」フッと思い出す唄ってありますね。
それは、そこに行って初めて、その時期になって不意に、というように思い出すのであって、予定していて思いだす、といものではありません。
この40年近く忘れていた唄が、この3年くらいの間に年に何度か思い出されます。
私の両親が住む堺の鳳の近くに昔から母の弟(つまり叔父)が住んでおりまして、子供の頃は良く連れて行かれたものです。
その道中の「ある位置」を通るとスイッチが入るのですね。
あれは中学生の頃ですから、やはり40年近く前です。
ちあきなおみさんの「喝采」が大ヒットしていたのです。
子供でしたが「左手の手のひらを前に向け、ゆっくり上にあげる」振付をしながら「いつものよ~~まく~があ~き・・・・」なんて口ずさみながら歩いていました。
両親が弟の住むこの辺りに戻ってきて年に数度訪れるたびに「そのポイント」を通過する訳で・・・・・
つい最近もあってユーチューブのお世話になっています。
と言う訳で皆さんにも同じような事が有ると思いますが、こういう事は大事にしたいですね。
だって、記憶はドンドン薄れるのですから「キッカケを与えてくれる何か」は重要な気がします。
皆さんも聞いてみてください。
いい唄です。