いや、そこそこ知られているはずのワイン「ゲヴルツトラミネール」
アルザスでその名を馳せる葡萄品種です。
バラやライチを思わせる華やかな香り、甘いと錯覚させるけれど糖分は辛口並み、フォワグラと合わせると天国。
今月も勿論使っていますし、9周年のメニューにも使用しています。
しかし「そこそこ知られている」というのには理由がありまして、実はアルザス原産ではなく「北イタリアの村、その名もトラミン村」が生まれ故郷というので「トラミネール」或いは「トラミナー」と名前に冠すわけです。
その香りがあまりにも華やかな故「ゲヴルツ」=スパイシーな=という形容詞が付いた名前になるのですね。
いつもはアルザスのものを使っていますが、今月はスッドチロル=北イタリアのアルトアディジェ州南チロル=トラミン村のあるところ=のものです。
「すぐそれと判る香りと味わい」ですが、ゲヴルツトラミネールを飲みなれた人には「あれ、ちょいと違う」という感じもあるかもしれません。
そうですねえ、アルザスのものよりフレッシュかもしれません。
いずれにせよフォワグラを使ったお皿に合わせたいと思います。
ゲヴルツトラミネールは幅の広い葡萄。
以前も書きましたが、香りの華やかさから「料理に合わせにくい」と思っているソムリエも多いようですが、実は「ほぼ万能」です。
バンバンとグラスで開けて使って頂きたい葡萄です。
樋口誠
アルザスでその名を馳せる葡萄品種です。
バラやライチを思わせる華やかな香り、甘いと錯覚させるけれど糖分は辛口並み、フォワグラと合わせると天国。
今月も勿論使っていますし、9周年のメニューにも使用しています。
しかし「そこそこ知られている」というのには理由がありまして、実はアルザス原産ではなく「北イタリアの村、その名もトラミン村」が生まれ故郷というので「トラミネール」或いは「トラミナー」と名前に冠すわけです。
その香りがあまりにも華やかな故「ゲヴルツ」=スパイシーな=という形容詞が付いた名前になるのですね。
いつもはアルザスのものを使っていますが、今月はスッドチロル=北イタリアのアルトアディジェ州南チロル=トラミン村のあるところ=のものです。
「すぐそれと判る香りと味わい」ですが、ゲヴルツトラミネールを飲みなれた人には「あれ、ちょいと違う」という感じもあるかもしれません。
そうですねえ、アルザスのものよりフレッシュかもしれません。
いずれにせよフォワグラを使ったお皿に合わせたいと思います。
ゲヴルツトラミネールは幅の広い葡萄。
以前も書きましたが、香りの華やかさから「料理に合わせにくい」と思っているソムリエも多いようですが、実は「ほぼ万能」です。
バンバンとグラスで開けて使って頂きたい葡萄です。
樋口誠