鰻はそむりえ亭でも夏のメニューとして登場しています。
まだまだ「鰻はフレンチでも食べるのかな?」的なことを聞かれますが、フランスの「マトロート」(赤ワイン煮)、スペインの「鰻の稚魚のアヒージョ」、イギリスの「鰻パイ」や「鰻ジェリー」など様々な料理があります。
ですから不思議でも何でもありません。
さて何年か前にわが友である京橋の「ベース」の松本君の誘い。
鰻卸と鰻を食べさせる店をやっている方から「うちの鰻料理にはどんなワインが合うのか検証して欲しい」という会です。
で、最終的に20アイテムほどのタイプ違いのワインを揃え、会場で様々な手法の鰻と合わせます。
参加者の皆様の感想は置いておいて私の結論は「どのワインにも合わせる要素がある」「合わない危険要素が少ない」ということです。
フレンチの赤ワイン煮は何しろ赤ワインで煮ていますので赤で合わせますし、アヒージョは白の方がスッキリと油(オリーブオイル)を切れます。
料理法に依る、という一番無難で面白くない答えが以前はありましたが、実際のところは赤ワイン煮でもアヒージョでも白赤が逆でも「良い答え」が出ます。
血合いの臭みや鉄分は感じにくく、身はフカフカで、ジューシー。
ヒツマブシで判るように複数の食べ方をチョイス出来ます。
今、お出ししているのは白焼きにして山椒のクリームを添えますが、「フカフカの身に含んだジューシーさに」と言ってピノノワールをお勧めしていますが、前の料理や後にピノノワールが必要な料理が予定されていれば白をお出ししたり・・・・
土用の丑は過ぎましたが、鰻の旬はそれに囚われません。
是非、色々なバージョンをお試し頂きたいものです。
今日もありますので、是非お試しください。
樋口誠
まだまだ「鰻はフレンチでも食べるのかな?」的なことを聞かれますが、フランスの「マトロート」(赤ワイン煮)、スペインの「鰻の稚魚のアヒージョ」、イギリスの「鰻パイ」や「鰻ジェリー」など様々な料理があります。
ですから不思議でも何でもありません。
さて何年か前にわが友である京橋の「ベース」の松本君の誘い。
鰻卸と鰻を食べさせる店をやっている方から「うちの鰻料理にはどんなワインが合うのか検証して欲しい」という会です。
で、最終的に20アイテムほどのタイプ違いのワインを揃え、会場で様々な手法の鰻と合わせます。
参加者の皆様の感想は置いておいて私の結論は「どのワインにも合わせる要素がある」「合わない危険要素が少ない」ということです。
フレンチの赤ワイン煮は何しろ赤ワインで煮ていますので赤で合わせますし、アヒージョは白の方がスッキリと油(オリーブオイル)を切れます。
料理法に依る、という一番無難で面白くない答えが以前はありましたが、実際のところは赤ワイン煮でもアヒージョでも白赤が逆でも「良い答え」が出ます。
血合いの臭みや鉄分は感じにくく、身はフカフカで、ジューシー。
ヒツマブシで判るように複数の食べ方をチョイス出来ます。
今、お出ししているのは白焼きにして山椒のクリームを添えますが、「フカフカの身に含んだジューシーさに」と言ってピノノワールをお勧めしていますが、前の料理や後にピノノワールが必要な料理が予定されていれば白をお出ししたり・・・・
土用の丑は過ぎましたが、鰻の旬はそれに囚われません。
是非、色々なバージョンをお試し頂きたいものです。
今日もありますので、是非お試しください。
樋口誠