ダイニング・ウィズ・ワイン そむりえ亭

料理にワインを
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 樋口誠

デットマール・クラマーさん

2017年08月25日 01時56分24秒 | 日記
今月末にはサッカーワールドカップ2018の最終予選の日本VSオーストラリアがあります。

1998年以来5回連続で出場している本大会ですが、この試合に勝てば決定、引き分け以下では予断を許さない状況。


あ、私、一応サッカー少年でしたので気になる訳です。

今では「全くしていないサッカー」ですが・・・・・


1968年のメキシコオリンピックで、それまで弱小だった日本が銅メダルを獲得、そして得点王も我が地元大阪のヤンマーの釜本さん。

その頃、小学生だったサッカー少年達はその25年後の日本初のプロサッカーリーグ「Jリーグ」の立役者になっていくのです。


「大和魂があるじゃないか!」と弱小国のサッカーを鼓舞し、理詰めの指導でメダルを取らせた人はデットマール・クラマーさん。

色々な名言を残した事でも有名な方ですが、その頃の選手のみならず後世に選手たちにも「大和魂」を残したことは違いありません。



私が「へえ~っ」と驚いたのが、このどの試合で引き分け以下の場合、「ハリルホジッチ解任か?」のニュース。


だって1998年に初出場以前、メキシコオリンピック以降はどの大会にも予選突破がかなわなかった日本なのです。

それが最終予選の「現在グループ1位」でも「解任騒ぎ」になるという時代は予測できない時代変化なんですね。


勿論、そのほかの分野でも隔世の感はありますが・・・・・


ちなみに当時は全国高校サッカー選手権は大阪は長居競技場がメインスタジアムでした。

野球の甲子園、サッカーの長居、ラグビーの花園。

「高校スポーツは大阪」


東京一極ではなく、大阪にまた戻って欲しいものです。



さて表題の「デットマール・クラマー」さんに叱られないように「大和魂」で頑張りたいと思います。



ただ、クラマーさんは「大和魂」の前に「私にはゲルマン魂があるが、君たちには大和魂があるじゃないか」と言っていて一国の=日本ファーストな意味でのセリフではなかった、ということを申し添えておきます。


            樋口誠