つれづれおもふ

思えば遠くに来たもんだ~ぼつぼつ語る日々の出来事

マツコ&有吉の怒り新党 で、

2014年02月08日 | 徒然に、

受験生の末っ子、彼のなかなかえらいところは、自分で時間を決めて机に向かい、テレビを見るところだ。

だから、これは観たいなとおもう番組を録画しておいて、テレビ鑑賞の時間にそれを観ている。

だから、リアルタイムで観る番組が減ったが、反対に今まで観たことがなかったものも

彼のおかげで楽しむようになった。

マツコと有吉のトーク番組「怒り新党」もその一つで、辛辣なそれでいてウイットの効いた二人の掛け合いが面白い。

二人の人気がわかるようになった。

昨日見せてもらった中に、「新・3大本当に泊れるかドキドキする宿」?だったかな・・・日本の中で三本の指に入るような

そんな旅館を紹介していた。

これは担当ディレクターが身を挺して取材に行くのだが、その何とも言えない黙々とした取り組みがいい味を出していて、

とても面白い。マツコが「行かない方がいいよ」「やめよ」などとコメントが出ちゃうような場所も多い。

毎回何かしら三つ紹介するのだが、このたびの一つ目が4時間歩いて行った電気の通っていない温泉旅館。

冬場は交通機関もなく、途中がけ崩れで道がないような場所を「ここでいいのかな?」と心細そうに歩いていく。

暗くなってきて、たどり着いた時には、一緒にホッとした。

二つ目が「行ってみたいね」と思ったこの岩手県野田村の苫屋旅館。

電話が通っていないから、予約は手紙でするのだそうだ。

日程と人数をはがきに書いて投函。返事が来るのを待つ。

いいじゃない?

三つ目は、なんとも、建物が半壊しているような温泉旅館だったが、これはこれで味わいがあった。  

 

だが、いまどき電話を通していないという苫屋旅館の信念に行ってみたいと思った。

 

今は何か楽しむのでも「マニュアル」のようなものが必要になっていて、

人より先んじて楽しまなければいけないような、そんなせわしない空気があるように思う。

だけど私はそれほど器用ではなく、また俊敏性もなく、乗るに乗れないている。

仕方がないことだとは思うが、それでも楽しそうな様子を見るとうらやましくて、

妬ましくって、という感じが湧くときもある。

楽しめるような、楽しめていないような、そんな踏ん切りの悪さがあって、嫌んなっちゃう。

要は己の軸がゆらゆら揺れているのでしょう。 それが、

自分より若い世代で、頑として自分の考え方で立っていると感じる人をこの頃見かけるようになった。

とても素敵だと思う。

環境や機会に恵まれたのだろうと思うが、そういう環境や機会を引き寄せる力があったのだろう。

きっとどの人も真面目に生きてきていて、魅力のある人だろうと想像している。

 

なんでもいいや、この宿、一度泊まってみたい。

 

 

 

コメント (2)
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