つれづれおもふ

思えば遠くに来たもんだ~ぼつぼつ語る日々の出来事

6月の本

2015年07月03日 | 本・・・

飛行機に本を忘れてケチがつき、

読書欲がすっかり失せてしまいました。

 

これではいかんと7月は「本を読むぞ!」と念じています。

 

 

2015年6月の読書メーター
読んだ本の数:8冊
読んだページ数:2865ページ
ナイス数:74ナイス

BT’63BT’63感想
SFファンタジー?バイオレンスもの?経済事件?欲張りすぎ感満載!初期の作品ということだから、これからいろいろなものが精査されて今があるのだろうなあ…という意味で面白かった。
読了日:6月18日 著者:池井戸潤
ようこそ、わが家へ (小学館文庫)ようこそ、わが家へ (小学館文庫)感想
書店で立ち読みしただけでしっかり読んでいなかった。相葉君に魅かれてドラマを観た。初めはなんじゃこれ?と思ったが、回を重ねるごとに面白くなり、ドラマの印象がつかないうちに原作を読んでみたくなった。相葉君を主役にするために変更された部分でうまくかみ合っていないところがあるように感じた。原作は物語がもっとしっかりしていた。ふわふわした空気があり、他の池井戸作品とは少し違うテイストがあった。毛嫌いせずに読んでいたら、ドラマに違う感想が持てただろうに…それが少し残念。
読了日:6月15日 著者:池井戸潤
北帰行北帰行感想
佐々木譲さん、好きな作品も多いのですが、これはなんと言ったらいいのだろう?うーん、この作家のものが今一つ大きくなれない理由がこれだと感じます。面白くならないジレンマにウズウズしています。
読了日:6月12日 著者:佐々木譲
影踏み影踏み感想
あれ?終わっちゃった…まだまだ知りたいことがある。続きは無いのかな? 
読了日:6月8日 著者:横山秀夫
人生勉強 (幻冬舎文庫)人生勉強 (幻冬舎文庫)感想
「群」節炸裂!読み終わったときに感じるすっきり感は、同世代だからだろうなあ?
読了日:6月7日 著者:群ようこ
物語 幕末を生きた女101人 (新人物文庫)物語 幕末を生きた女101人 (新人物文庫)感想
「花燃ゆ」の人気が今一つなのは、選んだ素材が地味な女性だったからということを聞き、“杉文”という女性がどういう人か知りたくなった。ほんのとば口がこの本の中にあった。吉田松陰の妹で、久坂玄瑞と結ばれる前には桂小五郎との縁組の話もあり、玄瑞死後時を経て小田村伊之助の後妻に入っている。歴史に名を残す偉人ばかり。面白い視点だったのではないだろうか。 
読了日:6月6日 著者:
インド人、大東京をゆく!―なんと、アジアで最も熱い都市が日本のなかにあったインド人、大東京をゆく!―なんと、アジアで最も熱い都市が日本のなかにあった感想
この本の末尾に実在の人物じゃないことを匂わせているが、それを読んだとたんに全編にまとわりつく不愉快な感じがそれだ!と思った。本物のインド人に旅してもらって、というほうがずっと面白い本になったと思う。どこか日本人の目線が感じられてしまうのだ。説得力にかけたものになってしまったのではないかな?
読了日:6月2日 著者:黒田信一
愚者のエンドロール (角川文庫)愚者のエンドロール (角川文庫)感想
年齢のせいなのか、あまり長くないこの作品を読み切るのに時間がかかった。映画のためのプロットを拾い上げ脚本家が描いていたミステリーを導き出す…もう、ここが理解できなくて頁が先に進めなかった。“想像”の世界の“創造”なのだから、自由な物語が生み出せるはず。現にいくつもの物語が提示された。でも、読み終わってみると、それこそがこの本の狙いであったことに気づかされる。青春時代に出会っていれば、もっとむさぼり読んだのかもしれない。苦労しました。
読了日:6月1日 著者:米澤穂信

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コメント (2)
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