余市に出かけた。
道端で、よく見かける花が群れて咲いていた。
一緒にいた友人に「これ何という花?」と聞かれわからなかった。
札幌で観るのはこれほど見事ではないが、
これはきれい!
札幌に戻り、
名前がわかるといいなあと思い、本屋でぱらぱらとめくった。
な、なんと!!
ノラニンジン(野良人参) という。
卵が先か、鶏が先かという問題はあるみたいだが、
根を掘れば人参様の根っこが出てくるらしい。
実は以前にも、同じような経験をしたことがある。
小学校のボランティアで花壇の草むしりをしていた時、
アザミのような花を咲かせる大きな植物が、あちこちに生えていた。
背丈は結構高く、とげもあり、子どもがけがをするといけないのでカマで刈っていたのだが、
農家出身のお母さんが「これ、ゴボウじゃないの?」といった。
掘ってみるとなかなか立派なゴボウがあり(背の高さだけ根が育つとその時教わった)
ノラゴボウ というと知った。
こちらはどうやら栽培種が飛んでノラ状態になったものらしい。
・ノラゴボウの写真はネット検索で借用しました
以前仕事でお邪魔していた農家さんでは、畑のわきに大麻が自生していて、
気が付くと処分しているらしいのですがなかなか繁殖力の強い草だと、
言っていたのも思い出しました。
北海道は、農業の地、都会のものには思いもよらぬことがあります。
野良人参 なかなか居心地の良い花です。