つれづれおもふ

思えば遠くに来たもんだ~ぼつぼつ語る日々の出来事

考えさせられたこと

2017年08月06日 | 子育て

NHKの番組で “超絶 凄ワザ!”という番組がある。

千早ジュニアが司会を担当し、毎回、モノづくりの限界に挑戦している。

先日の放映の中で、大学院の学生さんが自分の立ち位置を語っていた。

「ここまで来ると、なりたいものよりなれるものが見えてきちゃって」

夢を追いかける若い人が、まだまだ見えない夢と、

つかめば自分のものになる現実に悩む本音が出た感じがして、

ぞくっとした。

 

今月に入って、町内会主催の夏祭りがあった。

もう行きたがる子どももいなくて、この頃とんとご無沙汰だったのだが、

末っ子のママ友さんに誘われて何年ぶりかで出かけた。

町内会はご近所集団だから、行けばいろいろ挨拶を交わす。

こちらがご無沙汰だから「元気だったよ!」と言いながら、

ガールズトークをいろいろ楽しんだ。

中学卒業以来あっていなかった、息子のクラスメートのお母さんとばったり出会った。

その後の進路はお互い知らなかったので、まああいさつ代わりにどこに進学したか

から始まった。

見た目もよく勉強もそこそこでき、足も速かったその子は、

小学校時代転校生に意地悪を繰り返してしまい、何度か話し合いが行われたことがある。

理由は、少々運動神経のにぶいどんくさいその相手を面倒くさがってのことで、

ほかに発散することがなく当たっていたということだった…らしい。

相手が学校に行けない日もあって、お母さんは本当に困り果てていた。

クラスのほかの親もその事実を共有し、見守ることで、少しずつ状況が改善した。

中学に入り運動部に所属し、人数も増えて、子どもたちがそれぞれに心が育ち、

その後は大きな騒動は起こらずにすぎることができた。

彼はそこそこ勉強ができたこともあって、早くから医者になりたいと公言していたのだが、

高校受験の時に倍率の高い進学校へチャレンジをすることを避け

土壇場で出願変更したため、受験を敢行した仲間からは「逃げた」などと言われてしまった。

進学した学校も、決して偏差値の低い学校ではなく、厳しい指導で評判の学校だった。

お母さんは「うちのは気が緩むから、かえってこういう学校のほうがいいと思う」

と、医師への道がゆるぎないことを思わせた。

当然その道へ進んだろうと思っていたが、

「勉強が足りなくて専門学校を選んで、そこから道があるらしくて」

ちょっとびっくりした。そうかあ、届かなかったのかあ…

たどり着かなかったのか…残念。

しかし、浪人ではなく専門学校なんだ?とりあえずもやもやしたが、

「大丈夫よ、気持ちがあれば必ず道はつながるから」と話した。

もともと一緒に祭りに行ったママ友に「また逃げたんだね」と耳元でささやかれて、

ドキッとした。

そうかあ、逃げ癖がついちゃったのかな?

うちの子どもが高校受験で第一志望に不合格で、

大学受験の時に一浪した時に、落ち癖がついているかもしれないと言われた。

だめかもしれない…というトラウマが、離れないことがあるというのだ。

なんとまあ、本当にガラスのような世代だ!

 

あの世代が自分の夢をかなえるためには、

努力もそうだが、勇気も必要で、

むしゃぶりつく粘りもあった方が良くて、

能天気なほどの自信も必要なんだと思う。

きっともう少し手を伸ばせばそこにあるのになあ…

本当に難しい年頃なんだ。

夢を抱いて、その夢をかなえる…奇跡のようなことなのかもしれない。

 

どの子も「もう十分だ」と思えるほどの気分でいてほしい。

大きな夢を抱いてあがいてみるってきっととても素敵な気分だと思う。

若いからこそできることも多い

なりたいものより、なれるものが見えてきて…

誰もがそういうものだけれど、

それでも、きらきらとした情熱はいつでも持ち続けていたいと、

この年になっても切実に思っているくらいだから、…。

 

 

 

 

 

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2度目の

2017年08月06日 | ラブラブ




天気も良いし、機会は作らないと!
ちょっと行って見たい場所があり、
その帰りになんとしても飲みたい“富良野シトラス”の生を一杯という計画を立てたた。

一人で行ったら悪いかと思い、旦那さんを誘ったら グズグズ言いながらも富良野シトラスの魅力に抗えず付いて来た。

富良野シトラスの販売は、土日は午後2時から。
行きがけの用件が早くに終わり、時間つぶしに蕎麦を食べ、
それでも大通公園についたのは1時を少し過ぎたくらい。



しかたがないので



クラシックの小さいジョッキ

それでもまだ時間があったので、



エビスマイスター 一杯を夫婦で分け合い。

これも美味かったあ〜!



もうすぐ2時です。行列ができました。
急いで並びます。



富良野シトラスの生

最高に美味かったあ〜!
爽やかで、柑橘系の香りがして、水っぽくない!

何より、皆この時間を待っていたのでしょう。
シトラスを受け取った人が皆、嬉しそうなのです。

ここでしか味わえない最高の贅沢、
幸せな時間です。

昼間のビールは効きます。
いつも帰りは歩いて帰ります。
地下鉄で帰った方がいいかな?と不安が掠めたので、



休憩に糖分補給し、出発です。



豊平川を渡り、



秋の雲です。



気持ちよく家にたどり着きました。



コメント (2)
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