北竜町は、ひまわり畑で有名です。
幌加内に向かう道すがら、車窓の風景がとても華やかになりました。
道端だけでなく遠くに真っ黄色の畑が見えました。
私はせっかくだから寄りたいと思っていましたが、旦那が一言「帰りに寄れるから!」
うちの旦那さん、こういうものに興味がありません。
ドライブも風景を楽しむというより、
地図を楽しむというか、歴史を楽しむといいますか、ちょっと私と違います。
それはそれで自分だったら知り得ないことも多いので面白いことがあるので構わないのですが、
何しろ私の興味は無視します。
若いころは仕方ないなあと考えていましたが、
長い長い付き合いで、それは無いだろうと思うこともしばしばあり、ここ何年かからは言うようになりました。
見に行きたい。
聴きに行きたい。
行って見たい。
ブツブツいいながらも、付き合うようになり、
進歩が見られるようになりましたが、
私が最終的に旦那に求めるのは、
これはお前が好きだから一緒に行ってみようと言いなさいと思っています。
この度のひまわり畑、黙っていれば幌加内から北竜町に寄らず、
妹背牛に真っ直ぐ南下したと思います。
道がありましたから…
私は絶対旦那はそうしたいといい出すと思っていましたから、
行きがけに通りすがりの車窓を何枚も写メしました。
案の定言い出したので、
「やっぱりね!写真いっぱい撮ったから大丈夫!」と返事しました。
しまった!と言う表情の旦那は意地になったのか、「ソフトクリーム食べに行こう」と北竜町にむかったのです。
ニュージーランドに行くと、丘いっぱいに群れる黒い顔の羊が何かの拍子にいっせいにこちらに顔を向けることがあって、すごい迫力だそうです。
それと似たものををひまわり畑に見せてもらいました。
レンタサイクルまで用意された会場内を奥まで行きたいと思いましたが、
さすがに旦那の顔には面倒臭いとありありと表示され、入り口付近に作られていた“世界のひまわり”を見て回ることにしました。
ひまわりて、沢山種類があるんですね!
これは、ゴッホのひまわり
こちらはマティスのひまわり
楽しく見て回りました。
8月の初めにお祭りがあるようで、きっとそのころはこの丘一面が黄色くなるのでしょう。
ゆめのような光景です。
この見事なひまわり畑は、ヨーロッパを見習い30年かけて地元の農家さんが作ったそうです。
初めにやりだした人もすごいけれど、その長い時間にも敬服しました。
ここからペペルにむかったのですが、
なんだかんだと痴話喧嘩しながら楽しい1日を過ごしました。
札幌に着いたのは夜8時、もう夕飯も面倒になり近所のラーメン屋さんがまだ暖簾を出していたので、飛び込みました。
次は、いつかな?楽しみにしています。