つれづれおもふ

思えば遠くに来たもんだ~ぼつぼつ語る日々の出来事

移動 札幌から東京へ 3

2021年05月24日 | 東京へ行く
地図を見てもらうとわかるのだが、
恐山は下北半島の中にある
港から海を離れ、山道をくねくねくねくね内陸に向かって走っていく

そこで、ちょっとぞくってしたことがあった

内陸に向かい同じ山道だがここから恐山に入るよと旦那が言ってから、何か枝のようなものが引っかかり引きずっているような音がしだした
外れるかとしばらく行ったが音が止まないので一度車を止めて見ることにした
ところが、、、
車を止める寸前まで音がしていたし、
振り返ってきた道見てもそれらしいものがない

仕方なく改めて車を出したが音がしない

「挨拶されたかな?」

なんとなく3人でそんなふうに思った












































岬にいた頃は天気が怪しかったが、ここでは晴れてくれ、明るく見て回ることが出来た
この風景や背景、天気が悪かったり、夕暮れや夜はなかなか感じるものがあるだろうと思う

すごい風景だった

さて、ここから次の目的地に向かうのだが、閉館時間に間に合うか、
とにかく行ってみようと走り出した

その途中考えさせられる風景に出会った






原発の処理施設だ
笑えるのはその周りに太陽光パネルや風力発電の風車が立ち並んでいたこと

なんかなあ、なんかなあ





北海道にも泊原発がある
泊村に交付される補助金はものすごいものがあるようで、
驚くような施設やサービスが存在する

大間もきっと、、、

などなど思うことは山ほどあるが、とにかく先を急いだ

間に合いたかったのは、寺山修司記念館

着いたのは4時35分
残念なことにダメだった







諦めきれずウロウロしたが、人の気配がなかった











また、おいでということなんだろう、
ぐるりと一回りして宿に向かった

続く






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移動 札幌から東京へ  2

2021年05月24日 | 東京へ行く
昨年、関西で何度かホテルに泊まったが、
コロナ対応がまだ始まったばかりで、
時間を過ぎた社員食堂のような塩梅だったりして残念な感じもあってね
どうかな?と思っていたら、
この度、3泊選んだ宿の朝食の対応は同じで、飲み物は手袋をつけて自分で運んでくるが食事は定食形式で運んできてくれました




函館の朝にはイカ刺しがついていた!
嬉しい!

えと、このJRのホテル、できたばかりで備品も最新のものが入っていまして、
お風呂あがりにダイソンのドライヤーが使えたのが嬉しかった
すごい強力で他のが非力に感じました

朝食後、フェリー乗り場に向かった
函館発大間行き 津軽海峡フェリー大函丸に乗るため
乗り物酔いしやすい娘が長く船に乗るのを心配したため最短距離で済むこの路線をえらんだのだが、揺れたわけではないのに疲れからか調子が悪くなり、慌てて売店に薬を買いに走りました

持ってきたのに車に置いて離れてしまうチョンボしましたの!




















前進で乗り込み、前進で降りる
初めて車で乗ったフェリーは色々面白くて楽しかった!
さあ、本州です!

戦時中、北海道と本州を最短で結ぶこの地に鉄道が敷かれたそうです
幻の大間鉄道
岬に行く道のところどころにその名残がありました





本州最北端の地
あいにく雨がひどくなり早々に土産物屋さんに避難しました

ここはしまっているところもありましたが、連休明けでという感じもしました






朧昆布が好きな旦那
呼び声に引っかかりました!

さて、大間に来て私達夫婦は鮪丼が食べたかったが、いかんせん娘を付き合わせるわけにいかない
両方食べられる店がないかリサーチしたが見つけられず、
テークアウトで一つ買い込み、車の中で旦那と分け合っていただきました





美味かった!
普段美味しいと思い食べている鮪は冷凍の味や香りがしているんだと感じました
ほろほろと溶けるような、
ああもう一度行って食べたいなあ

昼食は保養センターで大間牛が食べられるというので、




ハンバーグ定食
鮪丼の後で食べ切れるか不安があったが、
これも美味かったのです
牛の味がしっかりしてしつこくない、美味しく完食しました


フェリーまでは札幌や函館ナンバーを見たのですが、降りた途端に見なくなりました
この時期に札幌ナンバーで行くことに不安が湧きました
ま、その時はその時だと腹括り、
親切に対応してくれた青森のおばちゃんたちに感謝しました


そして恐山に向かいました

続く

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移動 札幌から東京へ  1

2021年05月23日 | 東京へ行く
不要不急という言葉の意味がわからなくなって久しい

例えば来月の休みにどこかに気分転換に旅行に行こうかと考えて、これが不要不急の移動かというと、
気分転換という立派な必要があるし、急に思い立って動いたのでもない

、、、、屁理屈、、



我が家の移動計画話は昨年春から夏あたりに始まっている
車をどうしようかと相談した時に、買ったばかりだし軽自動車だから東京で持て余すこともないし運ぼうや!
業者に頼んだらべらぼうな金額いわれるんだろうし、引越し荷物はすぐ着くわけでもないだろうからゆっくり温泉入りながら追いかけようと話が盛り上がった

さてこれは不要不急の用件かそうでないか、、ひとえに我が家の財政にかかっていると思いは至った
お金があれば先に伸ばすこともできるが、いかんせん先立つものがない
年老いた旦那一人に車を任せるのも気が引ける

そんなこんなぐちゃぐちゃいいながら引っ越しは始まったのです




ここに移るときにも頼んだアート引越センターにこの度もお願いしました
朝一番でこんな大きなのが横付けされ、
混載便ではこんでもらいます

狭いアパート、作業の邪魔になるので出発前にコインランドリーへ
物干しを処分してしまい干せなくなりまして、洗濯物をばっちいまんま三日も四日も運びたくないとも思ったから、カゴいっぱいありました!
写真は旦那ですが、旦那は留守番、娘と二人仕上がりを待ち頃合いで戻りました


目的地が遠方のため裸で運ぶことはしないそうで、そのままのものを梱包してくれそれでも2時間ほどでしょうか?
大分に処分したつもりでしたが
「それでは全部で100点 東京までお預かりします」と言われました




がらんとした室内
2年、暮らしました

ガスの閉栓待ちです

札幌を出発する前に例の蕎麦屋ガイドブックから、近所のお蕎麦屋さんに寄りました






腰のしっかりとした強い蕎麦でした
それでお値段が安い
なんか申し訳なくなりました
ごちそうさまです

引っ越し屋さんが早くに来てくれたので、
明るいうちに函館に向かうことができました

さらば、札幌!










函館には日が沈み出した頃到着
宿は函館駅の真上




窓から見える風景が最高だった
少し節約した旦那は「高い方の部屋なら函館山が見えたんだな」と残念がっていた

高い階にお風呂があって、露天風呂がついていた
これが良かった
音がするのです 駅の音や港の音が
お風呂にゆったりとつかっていると風の音の中に駅や港の気配がするんです

朝風呂にも入ってきました
と、これはここだけではないのですが、

生物を食べると腹塩梅が悪くなることがある長女が海鮮を回避したいと言っていて、
そうなると港町で行けるのは限られてくる

時短営業でのんびり探している暇もなく、
間違いない昨年も行ったラッキーピエロを再訪した




チャイニーズチキンバーガーのセットです








長くなりました 続く








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コロナ禍の中 マスターピースを観ることができた

2021年05月23日 | 日記
緊急事態宣言が発令されたからキャンセルされると、てっきり思い込んでいた

興行の線引きがよくわからないなあ、
感染対策を施した芝居はできるんだそうで、予定通り行うと発表され、
長女と二人、悩みながら、行くことを選んだ

劇団ユニット チームナックスの本公演
ずいぶん前、元気が取り柄の頃観たことがある
面白いよと口コミで聞いて行ってみようと思っていたら、あっという間に人気がでてチケットが手に入らなくなった
一度行きたいと思ったからなあとファンクラブに入りその度先行予約に応募したが当たらず、嵐の方がまだチケット取れるなて感じでいた今回

ようやく当たった   のにコロナだったんです!

悩んで、悩んで、








会場は500人規模のもの
昨年観に行ったヤスケンが出た芝居は組み直して一人おきの座席だったが、
今回は対策をしてあるということからか、
自粛された空席がいくつか見られたがほぼ満杯
これでやっていいなら、映画館はかわいそうだと感じた

ドキドキ、はらはら、隣の喋り声も気になったが、
始まったら目の前の5人に釘付けだった
彼らはやはり舞台がいい
自由気ままに演じている様がきもちがよかった

暴れまくった後息が上がる他の四人を休ませて、一人台詞を吐く音尾くんの肺活量の凄さや、
ヤスケンの体の線の美しさ
相変わらず大声だけに終始してしまう森崎くん でも、彼が要なのは皆が知っている
人柄が伝わってきた

若い頃のガムシャラの熱は無かったが、積み重ねた役者としての味わいがあってとても楽しかった
一度観れたらファンクラブ辞めようと思っていたが、まだもう少し先を見たいなあと感じたのでしばらく続けることにした


しかし、気楽に楽しめる
そんな有り様が前はあったんだ
なんて幸せだったんだろう
取り戻したいなあ



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池江璃花子さんへ  追記

2021年05月12日 | 日記
二つ前の更新で、水泳の池江璃花子さんが発したコメントから感じたことを激情に推し進められて、言葉足らずのまま発信してしまいました
読み返すとこりゃダメだと反省することしきりです

決して彼女へ向けての個人攻撃やバッシングではなく、
若い故に、また彼女のこの一年の壮絶な時間が故に思考が延びない場所があり、
そこに、今の状況の中、
世界に名前を知られる立場の人間が気にしなければならないものがあると私は感じるのです

開催の可否に一選手が何か責務があるかというと、それはありません
選手は力を出すことのみに集中するのが当然と思います

どのように言えばよかったのか、、
何度も何度も考えました


個々の選手の事情や、状況や、夢や思いは関係なく、日本のため、日本国民のためを第一義にしっかりと開催について議論してほしい
その上で出た結論に向かって選手は最大限に努力します


というようなことでよかったのではないでしょうか
そしてこれは一人池江選手だけでなく、全ての参加予定選手が考えて欲しいことです

彼女の場合はあまりにドラマティックな内容に開催へ向けての旗振り役に置かれてその時に忌避していません、しかも、宗教団体もからんでいるという
これは周りの大人に振り回されています

スポーツ選手は指導者やスポンサーの意向を大事にしないとならないのも理解できるけれど、
今何より一番大事にしないとならないのは、欲得なく応援してくれる見ず知らずの人ではないのか、、、
元気をもらえたありがとうという市井の人たちであってほしいと望むのです
現状で自分の夢をその人たちより先にしてはならないと思うのです
そこを踏まえてしっかりとものを考えて発信して欲しいと願うのです

彼女本人は一途な真っ直ぐな思いからだったのだろうと思う
しかしそういうことも飲み込んでいけるのであれば良いが、そうでないのであれば、
黙っているのがよかったと私は感じています



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