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「バーン・アフター・リーディング」見所はブラッド・ピットの鼻血くらい・・・。

2009-05-01 00:42:40 | ミニシアター系映画
「バーン・アフター・リーディング」★★★
ジョージ・クルーニー 、フランシス・マクドーマンド 、ブラッド・ピット 、
ジョン・マルコヴィッチ 出演
イーサン・コーエン 、ジョエル・コーエン 監督、2008年、96分、アメリカ




「CIAの機密情報が書き込まれたCD-ROMが
スポーツジムのロッカーに置き忘れられ、
それに関わる人達の運命を狂わせていく、
偶然のジェットコースタームービーだけど、
それ程面白くない」



ブラッド・ピットが嬉々として
単純な筋肉バカを演じ、
これに全身整形を脅迫観念のように
思いつめる女や、
心の通わない夫婦など
一風変わった登場人物が繰り広げる
ブラックなコメディだけど、
これでは笑えないという出来上がり。


監督のコーエン兄弟といえば
昨年の名作「ノーカントリー」を撮った人たち、
よっぽど予算が余ったのか、
役者は揃ったのに、良い脚本がなかったのか、
見ている間はブラッド・ピットの
バカバカしい演技に笑っていたが
レンタルで充分な内容だった。

映画館に足しげく通っていると
良く分かるのは
心を震わせてくれるほどの「何か」を
見せてくれる映画なんてごく僅かだということ、
それでもこんなくっだらない映画でも
劇場の暗闇で見るのは
気分の良いものだ、
劇場の濃厚で親密な雰囲気は
それだけで充分癒されるものだから



★100点満点で60点

soramove
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ジョン・マルコヴィッチの独特の存在感をこの映画で
改めて感じた。

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