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映画「フィリップ、きみを愛してる!」ジム・キャリーがほぼ出ずっぱり、やはり笑っちゃう

2010-07-01 20:50:04 | ミニシアター系映画
「フィリップ、きみを愛してる!」★★★☆
ジム・キャリー、ユアン・マクレガー出演
グレン・フィカーラ、ジョン・レクア監督、97分 、2010年3月13日公開、2009,フランス,アスミック・エース
(原題:I LOVE YOU PHILLIP MORRIS )




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名古屋地区では公開は6/26(土)から始まったばかり、
今池という場所で分かりにくいが
新しい劇場なのでもっと多くの人に
この劇場で映画を見えもらいたい。
8月には「かもめ食堂」がまったりと上映される。
見に行こう。

「実話を基にしたラブストーリー。
主人公スティーブン(ジム・キャリー)は、
大事故に遭ったのをきっかけに、
実はゲイである自分に正直に生きることを決意する。
ゴージャスな生活を送るために、詐欺を働いた彼は
刑務所に送られてしまう。」



主人公は刑務所で
キュートなフィリップ・モリス(ユアン・マクレガー)と
運命の出会いをする。
ふたりきりの房での幸せな日々は、
スティーブンが急遽出所することになり、
終わりを告げることになる。

実話ということだが、
こんなふうにうまく人は騙されてしまうのだろうか、

財務部門に入り込んだから
横領の誘惑に勝てなかった主人公は
そういう運命なのだろう、
だめだと思う方向に悪事を働いてしまう。

これら全てが愛する人の為と言いながらも
実は悪事の持つスリルを
同時に楽しんでいたようだ。

でなければ、恋人が止めるように懇願したら
悪事は止めて地道に二人で生きる道を
選ぶこともできたのだから。

この映画はゲイの純愛映画の形をとりながら、
破滅型の男の笑っちゃうような
波乱万丈の人生を描いている、
何度も脱獄を繰り返し
とうとう最後には終身刑を言い渡され
ふたりは引き離されるが
そこまでしてもらえば、
絆が途切れることはないのだろうな。

ほとんどの場面がジム・キャリーが出てるから
コメディ要素たっぷりで
これでバレ無いわけないと思いつつ、
その滑稽な生き方、周囲のマヌケぶりも含め
やりたいことがあるなら
自分の気持ちに素直に従う方が
良いか、悪いかは別にして
楽しそうだとはなんとなく感じた。


ジム・キャリーのいつもの暑苦しい存在に比べ
ユアン・マクレガーは終始控えめな存在だった、
それは製作者の意図するところなのか、
実話として真実だからなのか、
二人の滑稽な生き方を笑いつつも
二人の感情の描き方が
あまりに明快なのが気になった、
とはいえ面白い映画だった。


★100点満点で75点


soramove
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脱獄を繰り返しながらの、結局は詐欺くらいしか思い当たらないが
それでも終身刑になるんだろうか、ちょっと厳しい気もする。

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