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映画「踊る大捜査線 THE MOVIE3 ヤツらを解放せよ!」大絶賛はしないが安定した面白さ

2010-07-06 22:45:21 | インポート
「踊る大捜査線 THE MOVIE3 ヤツらを解放せよ!」★★★★
織田裕二、柳葉敏郎、深津絵里、ユースケ・サンタマリア、伊藤淳史、内田有紀出演
本広克行監督、141分 、2010年7月3日公開、2010,日本,東宝
(原題:踊る大捜査線 THE MOVIE 3 )




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「過去2作がいずれも興行収入100億円を突破した
大人気シリーズが7年ぶりに復活!
今回は青島刑事(織田裕二)が係長に昇進。
湾岸署が新庁舎への移転するため、
引っ越し作業でドタバタする中、
殺人事件、爆弾魔、バスジャック、強盗など8
つの事件に巻き込まれる、
果たして事件をどう解決するのか」



前売り券を買って楽しみにしていた作品、
前2作はTVのゆるい緊張感を踏襲しつつ、
結構、「泣き」のドラマがクライマックスを盛り上げ
映画が終わって劇場を出る時には
「あー、面白かった」という気分が続いていた。

さて今回はどうだったかというと、
同時進行でいくつかの断片を描くことで
中心となる事件がかすんだようだ、
新しいメンバーの顔見せ的なシーンも多く、
それぞれの人物を掘り下げるところまではいかず、
散漫な印象が強い。



いつもならそんな空気を青島刑事が
時には笑いを交えつつもグイグイ引っ張るのだが、
今回は新しい「責任」が足枷となったのか
いつもの突き抜けたカリスマ性が隠れて
普通に面白く出来上がったけれど
これで7年引っ張ったとなると
それではやはりファンとしては物足りない。


サイバーテロのような
対面しない犯人に対する捜査ははがゆい、
目に見えれば体をはって戦うことも出来るが、
実体のないものを相手には
戦えないし、見てるこちらも熱くなれない。

「ダイハード4」が新しい素材を盛り込みつつ、
最後にはちゃんと生身の人間で戦うように
青島刑事がもっと画面を狭しと
走り怒り、叫ぶ姿を見たいのだ、
この期待は7年分だから、
評価が辛いのは仕方ないのだ。



でも全体に流れるシリーズの持つ
安定感と言うか安心感というか
そういうものは健在で
テーマ曲が流れるとストーリーも動き出し
「毎度おなじみの」ってノリで楽しめる。

色々突っ込みどころ満載の作品、
次はもっと短い時間で湾岸署の皆に会いたい、
「釣りバカ」も終わったので
「寅さん」を引き継ぐのは「踊る」で
いいんじゃないかな。



★100点満点で75点

soramove
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深津絵里の立場が変わってなくて
7年ってやはりあっという間だった。

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