「闇の列車、光の旅」★★★★
パウリーナ・ガイタン、エドガー・フロレス出演
キャリー・ジョージ・フクナガ監督、96分 、2010年7月10日公開、2009,アメリカ、メキシコ,日活
(原題:SIN NOMBRE)

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何があるにしろ自分の国を離れ
生きていかないといけないという現実、
よりよい生活を求めるというのは分かるが
本当に生まれ育った場所で生きることは出来ないのか、
そんなことを考えていたら
そういえば自分だって生まれ故郷を離れて
全く別の場所で暮らしているのだけれど」
アメリカを目指し命懸けで旅をする少女サイラ、
彼女は父と叔父とホンジュラスから
列車の屋根で移動し、
国境警備の目を逃れ
ニュージャージーまでの長い長い移動を続ける。
そしてもうひとりメキシコのギャングの一味
カスペルは強盗目的で列車にリーダとともに乗るが、
リーダーがサイラに暴行するのを止めようと
殺してしまい、ギャングから追われることになる。
交わった二人の道、
ギャングの報復の死を覚悟したカスペルは
過酷な状況でも希望を失わないサイラに触れ、
少し向こうの未来を信じて見る気になる、
でもそれは儚い夢だった。
南米の子供を含むギャングの話は
「シティ・オブ・ゴッド 」★★★★←ここをクリック・過去記事へ
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この映画が出来も良く
この映画で描く世界にそれ程驚きは無い、
けれどこの希望の無い若者の世界は
国の政策にかかっていることで
そう簡単に変わることは無いだろう。
そしてもうひとつ、
ホンジュラスからアメリカへの
まさに命懸けの移民という現実も
すぐ近くの国の国力のあまりの違いから起こる、
誰だって自分の考える幸せというものを
求めて生きていくうえで
自分の国を捨てなければならないというのは
いかにも哀しい。
でもこれは世界中で起こってることで
フィリピンは出稼ぎ労働で
かなりの外貨を稼いでいると聞くし、
中国しかり、
もしかしたら日本と言う島国が
本当に世界から孤立しているのかも。
こんなにある意味守られた
無菌状態の平和な現在を
戦争以後の世代の人たちが築き、
その果実を自分達はただむさぼっている、
きっとどこかで自分たちで築くということが
必要になるもかもしれないな。
映画はラストはこうしかないだろうなという
結末が待っている、
その事実を見つつも
映画には描かれなかった
幸せな別の結末を祈った、
人が普通に暮らす自由を思った。
★100点満点で75点★
soramove
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体中にタトゥーをするギャングの男たち
何かの象徴なのか。
監督は、2009年にサンダンス映画祭で監督賞を受賞した新鋭、日系4世のキャリー・ジョージ・フクナガ。
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キャリー・ジョージ・フクナガ監督、96分 、2010年7月10日公開、2009,アメリカ、メキシコ,日活
(原題:SIN NOMBRE)

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よりよい生活を求めるというのは分かるが
本当に生まれ育った場所で生きることは出来ないのか、
そんなことを考えていたら
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全く別の場所で暮らしているのだけれど」
アメリカを目指し命懸けで旅をする少女サイラ、
彼女は父と叔父とホンジュラスから
列車の屋根で移動し、
国境警備の目を逃れ
ニュージャージーまでの長い長い移動を続ける。
そしてもうひとりメキシコのギャングの一味
カスペルは強盗目的で列車にリーダとともに乗るが、
リーダーがサイラに暴行するのを止めようと
殺してしまい、ギャングから追われることになる。
交わった二人の道、
ギャングの報復の死を覚悟したカスペルは
過酷な状況でも希望を失わないサイラに触れ、
少し向こうの未来を信じて見る気になる、
でもそれは儚い夢だった。
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けれどこの希望の無い若者の世界は
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すぐ近くの国の国力のあまりの違いから起こる、
誰だって自分の考える幸せというものを
求めて生きていくうえで
自分の国を捨てなければならないというのは
いかにも哀しい。
でもこれは世界中で起こってることで
フィリピンは出稼ぎ労働で
かなりの外貨を稼いでいると聞くし、
中国しかり、
もしかしたら日本と言う島国が
本当に世界から孤立しているのかも。
こんなにある意味守られた
無菌状態の平和な現在を
戦争以後の世代の人たちが築き、
その果実を自分達はただむさぼっている、
きっとどこかで自分たちで築くということが
必要になるもかもしれないな。
映画はラストはこうしかないだろうなという
結末が待っている、
その事実を見つつも
映画には描かれなかった
幸せな別の結末を祈った、
人が普通に暮らす自由を思った。
★100点満点で75点★
soramove
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体中にタトゥーをするギャングの男たち
何かの象徴なのか。
監督は、2009年にサンダンス映画祭で監督賞を受賞した新鋭、日系4世のキャリー・ジョージ・フクナガ。
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