「レポゼッション・メン 」★★★☆
ジュード・ロウ、フォレスト・ウィッテカー、リーヴ・シュレイバー出演
ミゲル・サポチニク監督、111分、2010年7月2日公開、2010,アメリカ、カナダ,東宝東和
(原題:REPO MEN)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/63/ef/be9ffeaded1e13e295df3a6bbeb7307e.jpg)
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「ジュード・ロウが何故この映画に出ようと思ったんだろう、
そんなことを見ている間中、ずっと考えていた、
ピストルだけならまだしも、
ナイフを使ってかなりリアルな殺人シーンは
彼のこれまでの作品と全く違っていて、
ラストまで、このシーンの為に出たかったのか、
そんな部分は全く感じなかった」
近未来のSFサスペンス映画としては
出来は悪くないが、
生きたままナイフで体を切り裂いたり、
それを家族が見ている前でもやるとか、
かなり刺激的なシーンがあり、
人工臓器まで作れる未来が、
ある部分では道徳的な部分が欠如しているようで
高額ローンを払えないのが
そんなに「悪」なのかがいまひとつ伝わらない。
ジュード・ロウ演じる主人公は
妻には残酷な回収作業は辞めて、
せめて販売の部署に回って欲しいと懇願されるが
臓器回収の仕事をどこかで
スポーツ的な狩りとして楽しんでもいた、
しかしある事故で自分も人工臓器を付けることになり、
いままで自分が奪った他人の「人生」を思い、
臓器回収が出来なくなり
とうとう自分も回収される側になってしまう。
ストーリーも面白いし
さすが芸達者な役者を主演にしているから
心の葛藤もすんなりとこちらに伝わる、
人工臓器が簡単に手に入る世の中は
人間にとっては明るい未来を約束してくれるが、
臓器が高額なことと、
「回収」という作業があまりに簡単に命を奪うこと、
このあたりが解決されるなら
人間の未来は明るいかもしれない。
逃げることを止め、
大きな組織に対抗することを決め、
主人公は巨悪に立ち向かうが、
企業と言う巨大な組織は
利益を上げることで生きていくわけで
結局人間が作り出したそのシステム自体が
一番恐ろしいものかもしれない。
でも自分たちでさえすでに
企業と言う組織を抱えた社会に生きているのだから
生きるためには利益を生まなければならず、
誰もが等しく幸福で
それでいて確かな利益を生むことは無理なのかな。
ふとそんなことを考えた。
★100点満点で65点★
soramove
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ジュード・ロウの新境地とも言える映画だったが、
いつもの路線でいいと感じた、
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ジュード・ロウ、フォレスト・ウィッテカー、リーヴ・シュレイバー出演
ミゲル・サポチニク監督、111分、2010年7月2日公開、2010,アメリカ、カナダ,東宝東和
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そんなことを見ている間中、ずっと考えていた、
ピストルだけならまだしも、
ナイフを使ってかなりリアルな殺人シーンは
彼のこれまでの作品と全く違っていて、
ラストまで、このシーンの為に出たかったのか、
そんな部分は全く感じなかった」
近未来のSFサスペンス映画としては
出来は悪くないが、
生きたままナイフで体を切り裂いたり、
それを家族が見ている前でもやるとか、
かなり刺激的なシーンがあり、
人工臓器まで作れる未来が、
ある部分では道徳的な部分が欠如しているようで
高額ローンを払えないのが
そんなに「悪」なのかがいまひとつ伝わらない。
ジュード・ロウ演じる主人公は
妻には残酷な回収作業は辞めて、
せめて販売の部署に回って欲しいと懇願されるが
臓器回収の仕事をどこかで
スポーツ的な狩りとして楽しんでもいた、
しかしある事故で自分も人工臓器を付けることになり、
いままで自分が奪った他人の「人生」を思い、
臓器回収が出来なくなり
とうとう自分も回収される側になってしまう。
ストーリーも面白いし
さすが芸達者な役者を主演にしているから
心の葛藤もすんなりとこちらに伝わる、
人工臓器が簡単に手に入る世の中は
人間にとっては明るい未来を約束してくれるが、
臓器が高額なことと、
「回収」という作業があまりに簡単に命を奪うこと、
このあたりが解決されるなら
人間の未来は明るいかもしれない。
逃げることを止め、
大きな組織に対抗することを決め、
主人公は巨悪に立ち向かうが、
企業と言う巨大な組織は
利益を上げることで生きていくわけで
結局人間が作り出したそのシステム自体が
一番恐ろしいものかもしれない。
でも自分たちでさえすでに
企業と言う組織を抱えた社会に生きているのだから
生きるためには利益を生まなければならず、
誰もが等しく幸福で
それでいて確かな利益を生むことは無理なのかな。
ふとそんなことを考えた。
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ジュード・ロウの新境地とも言える映画だったが、
いつもの路線でいいと感じた、
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