先日、近所の若者が結婚するというので、お祝いしようということになった。
贈り物は何か適当に選べば良いのだが、やはりメッセージはカッコ良く決めたい。
そこでオリジナルのカードを作って、贈り物に添えることにした。
文面のコピーは本人に合わせて書くとして、
デザインは「寿」をイメージする「水引」をモチーフにしようと考えた。
東京時代なら情報が豊富だったので、知り合いのカメラマンやスタイリストと
簡単な打ち合わせして、素材を見つければ良かった。でも、こっちはカメラマンは
撮影するだけだし、スタイリストは服を借りるのが仕事だと勘違いしている。
だから、全く当てにならず、思い通りの作品にするには、すべて自分で素材から
探さなければならない。で、はたと思った。水引そのものがどこに売っているのか。
文具店か、紙屋か、ご婚礼用品店か、それとも結納用品を売るお茶屋さんか。
インターネットで調べるとこれが意外や意外。水引はディスプレイツールの
カテゴリーに入るようで、「店研創意」という専門店にあることがわかった。
ここなら知っている。母校旧奈良屋小学校の近くにある。
早速出かけて注文し、赤と白を取り寄せた。水引は紙の細い紐で表面が
オイルコーティングされ、非常に結びにくかったが、なんとか結び目を作って、
無事撮影は完了した。写真は出来上がったメッセージカードの表紙である。
クリエイティブな仕事をする人間なら、このくらいのこだわりは当然だし、
気の利いたスタイリストなら、むこうから提案してくれるし、作るのも厭わない。
ディレクターの意図をくんでくれるから、CMや映画など仕事の幅も広がり、
高いギャラがもらえるのだ。
九州のスタイリスト諸君よ、スタイリストとは決して服を借りて、
コーディネートすることにあらず。「どこに行けば、どんなものが揃う」という
きめ細かな情報をもとに、なければ素材から探して自分で創る。
それが真のスタイリストの仕事なのだ。
贈り物は何か適当に選べば良いのだが、やはりメッセージはカッコ良く決めたい。
そこでオリジナルのカードを作って、贈り物に添えることにした。
文面のコピーは本人に合わせて書くとして、
デザインは「寿」をイメージする「水引」をモチーフにしようと考えた。
東京時代なら情報が豊富だったので、知り合いのカメラマンやスタイリストと
簡単な打ち合わせして、素材を見つければ良かった。でも、こっちはカメラマンは
撮影するだけだし、スタイリストは服を借りるのが仕事だと勘違いしている。
だから、全く当てにならず、思い通りの作品にするには、すべて自分で素材から
探さなければならない。で、はたと思った。水引そのものがどこに売っているのか。
文具店か、紙屋か、ご婚礼用品店か、それとも結納用品を売るお茶屋さんか。
インターネットで調べるとこれが意外や意外。水引はディスプレイツールの
カテゴリーに入るようで、「店研創意」という専門店にあることがわかった。
ここなら知っている。母校旧奈良屋小学校の近くにある。
早速出かけて注文し、赤と白を取り寄せた。水引は紙の細い紐で表面が
オイルコーティングされ、非常に結びにくかったが、なんとか結び目を作って、
無事撮影は完了した。写真は出来上がったメッセージカードの表紙である。
クリエイティブな仕事をする人間なら、このくらいのこだわりは当然だし、
気の利いたスタイリストなら、むこうから提案してくれるし、作るのも厭わない。
ディレクターの意図をくんでくれるから、CMや映画など仕事の幅も広がり、
高いギャラがもらえるのだ。
九州のスタイリスト諸君よ、スタイリストとは決して服を借りて、
コーディネートすることにあらず。「どこに行けば、どんなものが揃う」という
きめ細かな情報をもとに、なければ素材から探して自分で創る。
それが真のスタイリストの仕事なのだ。