夕方近くに仕事先の植栽でで枯葉を拾っていたら、後ろから元気のいい声を掛けられた。
『オッチャン、教科書いっぱいで重いわ!』
『おー、お帰り!』
振り返ると、中学を卒業したAちゃんが両手に袋みたいな物を持って重たそうでした。
そう言えば、一週間前にもエントランス前で出会った。
『オッチャン、受かったわ!』
『そうかいな良かったなー、おめでとう!』
どうも、志望の高校に合格したそうで、凄く、嬉しそうでした。
今日は、高校の教科書を取りに行ったみたいで、Aちゃんにはいつも元気を貰っています。
今日の午前、Aちゃんのお母さんに会ったら、府立高校に受かったそうです。
Aちゃんの妹さんは、昨年、希望の私立中学に受かった勉強好きの子です。
お母さんは、Aちゃんが府立高校を落ちたら滑り止めの私立高校に行く予定とかで金銭的に心配していたそうです。
Aちゃんが受かった高校名を聞いたので調べてみたら、偏差値の高い高校でした。
勉強の方より部活の方に熱心だと勝手に思っていましたが、Aちゃん、結構、やるなー。
背が高いAちゃん、新しいセーラー服も似合いそうです。
イッシー