Studio_Rosso1/43自動車模型製作日記2

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ノーズカウルの支えを作ります

2023-12-26 21:28:29 | 1/43 Ferrari 330P4

本日の山陰は曇り時々晴れでした、と言っても日が射したのはほんの一時期でしてね。
ほとんど曇りの状態でした。

午前中は商工会議所の方が年末調整の作業に来てくださったり、T村さんが来てくださったりして結構バタバタしていました。
お休みなんだけど、お休みでないと出来ない事もありますからね。

T代さんのミニカーのケース入れ替え終わったんですが他に確認しないといけないことがあってそっちの作業は明日の更新にしておきます(笑)
今日はメイクさんがお休みなんで・・・連絡無理そうなんですよね。

I藤さんのケースは先日N白君が作ってくれまして・・・今日はお客様が手配された空母の滑走路を模したジオラマベースの大きさを調整しています。
この素材・・・何だかよくわからないのですが厚紙のような素材で表面に印刷が入っている感じですね。
紙なら繊維があるのでカンナはかけられません、ナイフでカットしたいところなのですがナイフの刃も入りそうにないので荒めのペーパーを木片につけて削ってゆきました。
微妙な大きさの調整が必要なので少し削っては合わせてみます。

一応ジオラマベースが収まりました。

ジオラマベースを一旦外しておきまして塗装をします。
縁の部分はチークになっていますので全体にチークの色を塗っています。
後でジオラマベースの入る部分にもきちんと塗っておきましょう。
これだけ大きな展示ベースですと無垢の素材から作りますと後日曲がってしまうことがあるので中央の部分はシナベニヤになっています。
このほうが長い間に変形することが少ないというメリットがあります。

裏側もきちんと着色をしましてウレタンクリアーを塗っています。
持ち手がないので片側ずつの作業になりますので表面は明日塗ります。

続いて先日修理していたマクラーレンです。
流石にもう接着剤は硬化したでしょうから・・・マスキングを剥がしました。
これで修理完了ですね。

ケースに戻してゆきますが・・・
HPI時代のミニカーは何だか丁寧に作られている感じがしますね。

もう随分時間が経過しているはずですが・・・ボディの収縮が少ないのですウインドウも少しだけ削り合わせればピッタリと合いました。
保管状態も良かったのかもしれませんね。

さて今日の製作にかかります。
今日は330P4です。

今日はまず朝からインストを見て頭を悩ませています。
カウルの合わせは大体終わっていますがそれはカウルとボディの単体でのことです。
ボディもカウルも基本的にはシャーシに固定されていますのでシャーシを進めないと本当にカウルが合うのかどうかわからないのです。
しかし・・・フロントカウルを支えるフレームがどこにも無いんですよ(笑)
後ろ側はこの様に支える場所の案内があるのですけどね・・・。

そういえばこの完成品ってインストの中にはカウルが車体に装着されている画像がないんですよね・・・(滝汗!)
外した状態で展示するのが普通なんでしょうか?

シャーシにフロントカウルを被せますと前側はこんなに空いているのです。
シャーシに付くのは大きなものではラジエターだけなのでラジエターで支えろっていうのでしょうか??
でもそれではノーズの部分は前下がりになっていますから前にずり落ちてしまうんでね〜これじゃいかんでしょう。

ちなみにMFHの1/12ではこんなふうにフレームの一部が出っぱっていましてノーズを支えています。
(これが正しいのかどうかは不明なんですけどね・・・実物を直接見たわけではありませんから)
本来ならMFHさんのキットのようにパイプフレームなのでこんな板の上にラジエターが乗っている訳はないのですが・・・
しかもパイプフレームがまったく見当たらないんですよ・・・。

キットではこんな感じの板になっていますが・・・330P4はパイプフレームなのでこんな感じにななっていないと思うんだけど・・・。
まあ模型らしく・・・っていうことなのだろうか??
でもカウルがきちんと固定できないのは嫌ですね。

しかもこのラジエターが乗る部分は左右で平行になっていないんですよノギスを当ててみます。
下側を基準にしますと上側のボディ付け根の部分は明らかに隙間があります。
仕方がないので左右が同じになるように削ります・・・。

そしてノーズの下側の隙間がある部分を塞ぐようにプラ板を貼ります。

並行してフレームの左右に真鍮線をハンダつけします。
ここのノーズを載せて固定しようかと・・・

フレームの高さを合わせるためにダイヤモンドカッターで削ってスリットを入れています。
まあここはどんな方法でも良いのですが余計な力をかけますと接着した部分が外れてしまいますからね。

先ほどの溝を作った部分の奥側(裏側!?)にプラ板を接着してここにフレームが載るようにしますよ。
ボディとプラ板の部分にはプラリペアを使って補修しています。
プラリペアは半透明なので見えにくいですが・・・ここは接着面が少ないのでパテよりもプラリペアの方が強度があって良いと思います。

ノースの下を削り合わせますとこんな感じになります。
真鍮線を取り付けたフレームも凹みにきちんと収まっています。
この後問題があるとしたらこのフレームの先をL型に加工しておいた方が良いかな〜
その方が少なくともきちんと固定できますね。
ちょっと考えましょう。

今日はこんな感じできちんとボディと一体化するところまでは出来ました。

明日もこの続きを進めましょう。